晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

丹沢 三ノ塔からヨモギ尾根(地図読み) 2011年11月20日

2011-11-30 20:00:44 | 登山
ニノ塔より富士山と南アルプス


  地図読み能力の向上、ナビゲーションの習得を目的として三ノ塔からヨモギ尾根を下り、尾根分岐では、現在地を確認し実際にコンパスを使って自分の歩く方向を定めて歩いた。各自が先頭に立ちナビゲーションを体験した。ヨモギ平付近ではモミジが紅葉しておりリラックスできた。



     菩提峠登山口を出発


     日本武尊の足跡を見学


     二ノ塔より富士山(11月17日撮影) 本日は見えない


  標高1200mヨモギ尾根分岐を北東へ


  ヨモギ平へ


 ヨモギ平


    ヨモギ平のモミジ


  830m付近の紅葉


 760m尾根分岐付近の紅葉


 760m尾根分岐を右へ


     680m付近の平らな尾根
      


      札掛ではタライゴヤ沢を渡る


      ヨモギ尾根ルート


コースタイム・天気 : 曇後晴
 秦野駅8:20==菩提峠(車を札掛に回送)9:10~55―二ノ塔11:05~10―三ノ塔11:25~12:00―ヨモギ尾根分岐12:10―ヨモギ平13:05~15―タライゴヤ沢渡渉14:30~40―札掛(車を菩提峠より回送)14:45~15:05==秦野温泉16:10


記録
  各自が体験、習得できるようにメンバーを四グループに分けて菩提峠より二ノ塔に向けて出発。
  出発前に、現在地の確認の仕方、コンパスの使い方を講師に講義していただく。
二ノ塔までの間に、次のポイントまでの先読みを行いナビゲーションのやり方を体験していただいた。二ノ塔では17日にはきれいに見えた富士山は残念ながら見えなかった。

  三ノ塔では、見える山の同定の仕方及びバックベアリングによる自分の位置の出し方を説明し、実際に体験していただいた。天気の回復が遅れガスが少し残り大山の頂上が正確に見えなかったのは残念であった。
  三ノ塔からは、いよいよバリエーションルートの尾根の下りである。標高1200mの尾根の分岐はどの班も判定し北東の尾根を下って行く。このあたりは踏み跡もあって間違わずにヨモギ平に到着。

  段々天気も回復してきて赤くなったモミジも見受けられリラックスして歩く。ヨモギ平からは踏み跡もはっきりしなくなったが、930m、806m、760m、650mの各尾根分岐では、分岐していく尾根と歩く尾根の方向、傾斜の度合などより現在地を確認して方向を間違わずに歩いた。この間、各班先頭を交代して各自ナビゲーションを体験していただいた。最後に急坂をタライゴヤ沢に下り、前日の雨で少し増水した沢を無事に渡渉してヨモギ尾根での実習が終了した。

  前もってカシミール3Dによる地形図のダウンロードの仕方や磁北線の引き方、コースの記入の仕方については資料を送って勉強していただいた。今回、実際に踏み跡のないバリエーションルートの尾根を歩いてコンパスの使い方、ナビゲーションの仕方を体験していただき、習得できたと思う。
  今後の山行では、地形図を見ながら歩き、地図読みの能力を深めていただきたい。
  参加していただいた皆様、お疲れさまでした。

メンバー : 18人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西湖 十二ヶ岳鷲ガ岩(岩トレーニング) 2011年11月26日

2011-11-27 21:55:56 | 登山
十二ヶ岳鷲ガ岩


  西湖 十二ガ岳鷲ガ岩の岩トレーニングに参加。8月の城ヶ崎フナ虫ロックでのトレーニング以来で期待して参加した。沢に沿って登って行くと大きな堰堤があった。左側を登りそこからロープに沿って登り鷲ガ岩に着いた。
  右側の小クラック、ルンゼ、中央小ハングや大ハングのコースに挑戦。午後からはハングコースの左側のスラブを登った。ホールドが細かくようやく登ることができた。



 小ハングを登るSさん


 小ハングを登るMさん


 小ハングを登るMさん その2


     小ハングを登るMさん その3


     大ハングを登るSさん


     右側ルンゼを登る


     スラブを登る


     スラブを登る


     鷲ガ岩


コースタイム・天気 :晴
  御殿場IC 6:35=富士吉田IC=西湖湖岸広場7:15~25― 十二岳鷲ガ岩8:05  (岩トレーニング) 鷲ガ岩14:40―西湖湖岸広場15:10~40=富士吉田IC=御殿場IC


記録
 始めての十二ヶ岳岩トレで期待しながら参加。八月の城ヶ崎海岸フナ虫ロック以来の岩トレである。
  西湖の湖側広場に車を置いてホテルの脇の沢に沿って歩いて行くと大きな堰堤が出てきた。左側から登りのロープが張られた山道を行くと鷲ガ岩に到着。しっかりした岩の印象。風があり日がまだ当たらず寒い。
  始めにリーダーがフェース右側の小ルンゼを登った。その後各自登りウオーミングアップ。続いて岩に取りつく。一回目は手が冷たく体も硬い。二回目にステップを小さく取って登りようやく体も少し温まった。

  この間リーダーは左側中央の大オーバーハングの少し左側の小ハングにコースを設定。少し出ているハングを下から持ってうまく登って行く。下から見ていると簡単に登れるように思われるが実際は難しい。 続いてSさんとMさんHさんも同じように出ている岩を下から持って足を上げ、上のカチを取ってうまく登っていく。その後Sさんは大ハングに挑戦、すごい。ここは難しすぎるのでパス。
 
 続いて右端のルンゼを登るクラックのルートに挑戦。上が少しハングしており難しそう。割目のホールドを探して登って行く。上のハングは、足を上げてカチを取りなんとか登ることができた。
昼食は右側の沢に入り風を避けた所で食べた。ここにもコースが設定してあった。マルチの練習ができるコースらしい。
 
午後は、午前中に他グループのガイドが登っていたスラブに挑戦。少ないホールドを探してなんとか上の岩のルンゼまで登ったが、この岩を乗り越すのが難しかった。左手のホールドが見つからずなんとか探して右手を効かせて体を引き上げた。ここで時間がかかって手が疲れてしまった。ようやく登ることができてホッとした。上部から見た富士山と西湖の景色はすばらしかった。
  御指導くださったリーダー始めメンバーの皆様ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷急山から丁須ノ頭縦走(裏妙義山) 2011年11月11~12日

2011-11-24 21:59:02 | ハイキング
丁須ノ頭



   入山川堰堤付近から急な裏谷急沢右岸尾根を登り、谷急山に着いた。ここから浅間山や表妙義山が見えた。アップダウンのきつい七つのピークを下り、烏帽子岩、赤岩をトラバースして丁須ノ頭まで縦走した。丁須ノ頭から沢状の下山道を下り、木戸を通り国民宿舎へ下りた。途中で星穴が見えた。 天気に恵まれ長いが楽しい縦走であった。
   


入山川を渡渉して尾根に取り付く


     急な尾根を登る


     標高925m付近より高岩を望む


     尾根より見えた柱状節理


     岩稜帯を登るTさん


     谷急山頂上 左は八ヶ岳


     谷急山より赤岩、烏帽子岩、丁須ノ頭を望む


     表妙義山を望む


     浅間山を望む


     女坂分岐付近のモミジ


     三方境


     風穴尾根ノ頭より烏帽子岩、赤岩を望む


     烏帽子岩下より赤岩を望む


     見晴より赤岩へ


     赤岩トラバースの桟道


     丁須ノ頭への急な登り


     チムニーを登る 上部はややきつい


     チムニーの上より赤岩と烏帽子岩を振り返る


     丁須ノ頭の前の岩の上でYさん 


     丁頭ノ頭にて


     須ノ頭の下より


     丁須ノ頭を望む 


    丁須ノ頭より沢状の道を下る


     木戸の鎖場 


     国民宿舎への下山道より星穴を望む



コースタイム・天気 
11月11日 雨後曇
 相模湖IC 15:10=吉井IC 16:20=Yさん宅16:25
11月12日 晴
  Yさん宅5:50=吉井IC 5:50=松井田妙義IC 6:00=裏谷急沢広場6:25~35―渡渉6:43―尾根取付6:45―谷急山8:55~9:15―三方境11:00―風穴尾根ノ頭11:30―烏帽子岩下11:50―見晴12:03―赤岩桟道12:35―チムニー13:10―丁須ノ頭13:35~14:00―木戸15:33―渡渉、林道16:15―国民宿舎16:25=裏谷急沢広場17:00=国民宿舎17:20~50=松井田妙義IC18:10=藤岡PA(魚健)18:30~19:20=相模湖IC

             
記録
 11日はYさん宅に泊まり親睦を深める。居間にストーブがあり温かく豪華、羨ましい。女性陣による夕食はカレーとサラダ、漬物、果物と豪華ですこぶるおいしかった。
  12日朝に車3台に分乗し裏谷急沢近くスペースに車を置き、少し下って堰堤の上流を渡渉した。浅い所を靴を脱がずに急いで渡ったが、靴を脱いで渡る人もいた。

灌木の急な尾根をTさんを先頭に登る。まだ体が寝ているのかつらい。800m付近から振り替えると高岩がきれいに見えた。この後岩場になり一部狭い尾根道の所もあった。坂がゆるくなり谷急山の頂上についた。北西には浅間山、東には榛名山、日光白根山、皇海山、手前には裏妙義山の赤岩、烏帽子岳、丁須ノ頭が小さく見えた。その東には、表妙義山が荒々しくそびえていた。

  谷急山からの下りは楽勝と考えていたが、急な下りばかりでP7からP1まで苦労して下った。P1からの下りは鎖場があった。坂がゆるくなって赤いモミジが目に入り感動した。
女坂分岐を過ぎると三方境であった。前方から元気な女性パーティが下ってきた。谷急山へ行くのであろうか。風穴尾根ノ頭では烏帽子岩と赤岩と丁須ノ頭が見えた。尖ったピークを過ぎ烏帽子岩の下部の鎖が着いた道をトラバースして急坂を登ると赤岩であった。鎖のトラバースを越えると少し壊れた桟道であった。鎖につかまり注意深く通り、また鎖場を登ると赤岩の標識が出てきて岩のトラバースが終了した。

  紅葉の道が終わると高さ10mほどのチムニーが出てきた。上は少し立っていたが女性陣もロープなしで登った。さらに鎖場を登り、岩峰を回るとようやく丁須ノ頭に着いた。この下の鎖場を登り丁須の頭ノ岩の下に到着した。元気の余っている人は、鎖を頼りに岩の上に登った。ここでエネルギーが切れてしまったので今回はパスした。
 
これより単純に下れると思ったがすぐにまた鎖場が出てきた。少し飽きてきた。沢状の道をドンドン下りて行くと岩場の割目が出てきて木戸と標識があった。割目と鎖場を通りようやく緩い道になり、途中で星穴を見て、籠沢を渡渉し国民宿舎に着いた。既に三時を過ぎていたので風呂には入ることができなかった。登山口の車を回収して帰り道に着いた。長い縦走も楽しい余韻を残して終わった。丁須ノ頭は今後の課題として残した。
  帰りの上信越道藤岡PAで食べたマグロ丼はことのほかおいしかった。
  計画してくださったリーダー、一緒に歩いてくださったメンバーの皆様ありがとうございました。

メンバー: 11人


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丹沢 春岳沢(沢登り) 2011年11月15日

2011-11-23 19:35:10 | 登山
10m髭僧ノ滝



     髭僧ノ滝の下で装備を着けて入渓


      髭僧ノ滝10m 右側のリッジを登る

 
     F1-5m滝を登る 


     二条曲り滝 3m 左を登るMさん


     F2-四段10mの滝


     2mトイ状滝 突っ張りで登る


     3mニ条滝


     八段滝の下部


     八段滝の上部


     3m滝


     F3二段-10m


     四段6mS字状滝


     三俣の湧水地で遡行終了


     蓑毛-下社登山道に出る


     春岳沢GPS軌跡


コースタイム・天気 : 曇後晴
ヤビツ峠9:10―「ヤビツ峠―髭僧ノ滝」分岐9:45―髭僧ノ滝下(入渓)10:10―10:13髭僧ノ滝12m―堰堤10:30―10:35 F1-5m―10:50 F2四段-10m―11:23 F3二段-10m―11:55湧水地12:55―13:10大山登山道―15:30ヤビツ峠

記録
  春岳沢は、四月に足慣らしの沢として計画されたが雨で行くことができず延び延びになっていた。
  短い沢であるが、初心者向けの楽しそうな沢なので期待した。ヒルがいなくなったこの時期に再度計画された。
   ヤビツ峠に車を置き、蓑毛に向かって下る。今日は天気が今一で登山者は少ない。「ヤビツ峠―髭僧ノ滝」分岐より髭僧ノ滝に向かう。四ツ目の金目ダムと書かれた堰堤を越し、五番目の堰堤を越すと髭僧ノ滝が見えてきた。滝の少し下の踏み跡を沢に下りて木の橋を渡った所で装備を着けて入渓。
 
 すぐに豪快に水を落としている髭僧ノ滝。良く見ると流れの脇に結構ホールドがあるが、濡れるので右側のリッジを登った。比較的容易に登れた。
  この後、Tさんを先頭に登る。堰堤を越してモミジ谷を左に分けるとF1-5m、左側を快適に登って行く。すぐに二条曲り滝3m。少し厳しいと思ったが良く見ると左側にホールドがあり比較的簡単に登れた。Tさんを始め、皆さん調子が出てきたらしく楽しそうにドンドン登って行く。
  五段滝-8mを右から登ると扇状ナメ滝3m、右側の流れの左側を登った。すぐにF2-四段10m滝が現れた。どの滝も簡単に登れた。次の2mトイ状の滝は突っ張りで越えた。トイ状の滝は滑った場合カメラが危ないので注意して登ったが、今回は滑らないでしっかり登れた。

  この後の八段滝は小滝で楽に登れた。F3二段10mの下段は安全のためロープが出されたが左側から容易に登ることができた。その上の四段S字状滝も左から登った。小滝がドンドン出てきてしかも楽しく登れるので皆ニコニコ楽しそう。
   赤テープが出てきて三俣の湧水地に早々と着いてしまった。左沢と右沢から水がコンコンと湧きでている。前は涸沢である。ここでおいしい湧水を使ってウドンの昼食をいただいた。お腹も減っていてすごくおいしく体も温まった。さらに食後のコーヒーもおいしかった。 
  この後作業道を通り「山頂―下社―蓑毛」の登山道分岐に出てヤビツ峠へ戻った。厳しいツメがなく良かった。
  春岳沢は、滝がドンドン出てきてしかも楽しく登れる沢で、短いが充分楽しむことができた。
   Mリーダー及びメンバーの皆様、楽しい沢登りに参加させていただきありがとうございました。

メンバー: 5人




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする