日高への登りでの霧氷
18日に寒波が来て塔ノ岳も白くなった。そこで雪山を体験するため、塔ノ岳と丹沢山に登った。天気が良く、霧氷や粉雪が楽しめた。今季一番の寒波で竜ヶ馬場付近では地吹雪となり寒かった。本格的な雪山が楽しむことができた。
期日 : 2016年1月24日
メンバー : 単独
コースタイム・天気 晴
大倉駐車場8:00=大倉BS 8:09―花立10:17~24―10:51~11:19(昼食)―丹沢山12:15~28―塔ノ岳13:30~35―花立2:00~09―大倉BS15:32―大蔵駐車場15:34
登り(塔ノ岳まで)2:42、下り(大倉BSまで)1:57
歩行時間 7:06、歩行距離20.2km
記録
18日に丹沢山に雪が降ったので、今日は、今季一番寒い日との予報であったが、天気が良いので写真を撮りに登った。
大倉駐車場に車を停める。最初はノンビリ歩いて行く。同じペースの人と一緒に登る。こういう歩き方は楽しくてよい。
見晴茶屋上あたりから雪が出できたが快調に登って行く。駒止め茶屋下の急坂はいつも辛い。この上は、右に三ノ塔、左に富士山を眺めながら登る楽しい道。堀山の家で少し休憩。気温はマイナス3℃で休むと寒くなってくる。ジュースで喉を潤し、汗が出ているがフリースを脱がないで登って行く。登山道が整備され木道が多くなり登りやすくなっていた。
花立山荘下ではやや急坂になり疲れてきたため辛くなってきた。花立山荘でチェンスパイクを着ける。雪も粉雪で歩きやすい。すぐ上のピークからの下りの岩場は階段が設置されて歩きやすくなっていた。25分程頑張ると塔ノ岳山頂。
塔ノ岳では高雲りで富士山の頂上は見えなかった。
塔ノ岳山頂
不動ノ峰、蛭ヶ岳方面
富士山も雲の中
風は少あったが、ベンチで昼食。やっぱ山頂で食べるおにぎりはおいしい。丹沢山に向かって粉雪の坂を、帰りの登りは辛いなと思いながら快適に歩いて行く。キレットも問題なく通過。
塔ノ岳北のキレット状の所も安全に歩けた
日高への道になると霧氷が現れて青い空に映えて美しい。来たかいがあった。本格的な雪山である。左手の手袋は毛糸なので冷たくなったが右はフリース素材なので冷たくはならなかった。
日高への登りでの霧氷
いろいろな霧氷を楽しみながら日高に到着。もう丹沢山から戻ってくる人がいた。日高からは竜ヶ馬場、不動ノ峰を見ながら歩いて行く。いい気分だ。風が強いためか雪はあまりない。
日高から竜ヶ馬場を見ながら行く
竜ヶ馬場のベンチには休んでいる人はいなかった。少し喘いで登ると丹沢山。
丹沢山山頂と三角点
不動ノ峰方面 蛭ヶ岳も見えた
とても不動ノ峰へ行く元気はない。蛭ヶ岳はすぐそこに見えるがまだ二時間はかかる。富士山はまだ雲がかかっている。三角点の写真を撮って引き返す。
帰りは風が強くなって雪が舞い上がり地吹雪状態となったのでカッパを着て寒さをしのいだ。バラクラバがほしいほど冷たかった。風が強くなったので霧氷が落ちてしまった。
竜ヶ馬場への登りで地吹雪となる
竜ヶ馬場への登り
竜ヶ馬場からは横浜方面と大山がきれいに見えた。
竜ヶ馬場から大山方面
日高下の鞍部からは雲が取れた富士山が見えてきた。風は相変わらず強く寒い。
日高の登りから富士山
日高から
急坂を登り返して塔ノ岳に戻った。富士山の雲が吹き飛ばされてきれいに見えた。しかし南アルプスや八ヶ岳は見えなかった。大島、利島、新島などがきれいに見えた。北には新宿方面やスカイツリーがみえた。
塔ノ岳山頂から不動ノ峰、蛭ヶ岳
塔ノ岳から富士山方面
東京方面を望む
南アルプスは見えなかったが、展望を満喫して下った。
風も強く寒く本格的な雪山を楽しめた丹沢山と塔ノ岳であった。