晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

塔ノ岳、丹沢山

2016-01-29 16:44:00 | 登山
日高への登りでの霧氷
  

  18日に寒波が来て塔ノ岳も白くなった。そこで雪山を体験するため、塔ノ岳と丹沢山に登った。天気が良く、霧氷や粉雪が楽しめた。今季一番の寒波で竜ヶ馬場付近では地吹雪となり寒かった。本格的な雪山が楽しむことができた。


期日 : 2016年1月24日

メンバー : 単独

コースタイム・天気  晴
 大倉駐車場8:00=大倉BS 8:09―花立10:17~24―10:51~11:19(昼食)―丹沢山12:15~28―塔ノ岳13:30~35―花立2:00~09―大倉BS15:32―大蔵駐車場15:34
登り(塔ノ岳まで)2:42、下り(大倉BSまで)1:57

歩行時間 7:06、歩行距離20.2km



記録
 18日に丹沢山に雪が降ったので、今日は、今季一番寒い日との予報であったが、天気が良いので写真を撮りに登った。
  大倉駐車場に車を停める。最初はノンビリ歩いて行く。同じペースの人と一緒に登る。こういう歩き方は楽しくてよい。
  見晴茶屋上あたりから雪が出できたが快調に登って行く。駒止め茶屋下の急坂はいつも辛い。この上は、右に三ノ塔、左に富士山を眺めながら登る楽しい道。堀山の家で少し休憩。気温はマイナス3℃で休むと寒くなってくる。ジュースで喉を潤し、汗が出ているがフリースを脱がないで登って行く。登山道が整備され木道が多くなり登りやすくなっていた。

  花立山荘下ではやや急坂になり疲れてきたため辛くなってきた。花立山荘でチェンスパイクを着ける。雪も粉雪で歩きやすい。すぐ上のピークからの下りの岩場は階段が設置されて歩きやすくなっていた。25分程頑張ると塔ノ岳山頂。
  塔ノ岳では高雲りで富士山の頂上は見えなかった。


     塔ノ岳山頂


     不動ノ峰、蛭ヶ岳方面 


     富士山も雲の中

  風は少あったが、ベンチで昼食。やっぱ山頂で食べるおにぎりはおいしい。丹沢山に向かって粉雪の坂を、帰りの登りは辛いなと思いながら快適に歩いて行く。キレットも問題なく通過。


塔ノ岳北のキレット状の所も安全に歩けた



 日高への道になると霧氷が現れて青い空に映えて美しい。来たかいがあった。本格的な雪山である。左手の手袋は毛糸なので冷たくなったが右はフリース素材なので冷たくはならなかった。


     日高への登りでの霧氷



  いろいろな霧氷を楽しみながら日高に到着。もう丹沢山から戻ってくる人がいた。日高からは竜ヶ馬場、不動ノ峰を見ながら歩いて行く。いい気分だ。風が強いためか雪はあまりない。


     日高から竜ヶ馬場を見ながら行く


  竜ヶ馬場のベンチには休んでいる人はいなかった。少し喘いで登ると丹沢山。


     丹沢山山頂と三角点



     不動ノ峰方面 蛭ヶ岳も見えた

  とても不動ノ峰へ行く元気はない。蛭ヶ岳はすぐそこに見えるがまだ二時間はかかる。富士山はまだ雲がかかっている。三角点の写真を撮って引き返す。
  帰りは風が強くなって雪が舞い上がり地吹雪状態となったのでカッパを着て寒さをしのいだ。バラクラバがほしいほど冷たかった。風が強くなったので霧氷が落ちてしまった。


     竜ヶ馬場への登りで地吹雪となる


     竜ヶ馬場への登り



  竜ヶ馬場からは横浜方面と大山がきれいに見えた。


     竜ヶ馬場から大山方面


  日高下の鞍部からは雲が取れた富士山が見えてきた。風は相変わらず強く寒い。


     日高の登りから富士山


     日高から

  急坂を登り返して塔ノ岳に戻った。富士山の雲が吹き飛ばされてきれいに見えた。しかし南アルプスや八ヶ岳は見えなかった。大島、利島、新島などがきれいに見えた。北には新宿方面やスカイツリーがみえた。



     塔ノ岳山頂から不動ノ峰、蛭ヶ岳


     塔ノ岳から富士山方面


     東京方面を望む


  南アルプスは見えなかったが、展望を満喫して下った。
  風も強く寒く本格的な雪山を楽しめた丹沢山と塔ノ岳であった。
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遭難救助訓練

2016-01-23 15:55:03 | 登山
懸垂降下の途中から登り返し



期日 : 2016年1月17日

メンバー : MNさん(L)、mkさん、moさん、OKさん、HMさん、 


記録 
  MNさんが講師となって広沢寺の沢で遭難救助の講習会が行われた。
  訓練は以下の通り。
    ①斜張り(チロリアンブリッジ)による救助 
    ②懸垂下降途中から登り返し
    ③介助懸垂

 
訓練内容
(1)斜張りを使った救助者の救出
  1/3システムを利用してロープを張り、救助者を、沢を越えた安全な所まで下して救助する。
  初めに、1/3システムを使ってロープをしっかり張るのがポイント。

  沢の左岸のやや高い所の杉の木にバレル結びでロープの一端を固定し、他の一端を右岸の低い安全な所に張る。
  低い支点は、杉の木に二ヶ所タイオフをつくり、始めのタイオフのカラビナにマッシャーを使ってロープを張り、ロープの少し上に二つ目のマッシャーをセットしてロープを折り返し、二つ目のタイオフのカラビナでロープを折り返して、ロープを張る。


     低い方にロープを張る


  初めのマッシャーと二番目のマッシャーを順次移動させてロープをピンと張る。


     支点のカラビナにロープを通してピンと張る



ロープを張った後ミュールノットでロープを固定。


     ミュールノットでのロープ固定

  この後、各自1/3 システムを使ってロープを張る練習をした。最後のミュールノットでロープの固定が初めてなので難しく思った。
  次にOKさんが要救助者となりチェストハーネスとハーネスを使ってローブにぶら下がり、確保しながら対岸の安全地帯に降ろす訓練を実施した。


     下の安全地帯まで下される救助者

(2)懸垂下降途中からの登り返し
  沢にかかった橋に移動して訓練した。
  懸垂下降のロープにATCを、ヌンチャクを介してセットし、その下にバックアップとしてマッシャーをセットして降下。


     ATCの下にマッシャーをセット(予備練習)

  途中で止まり、ATCの上部にフレンチプルージックをセットして、利いていることを確認の後、ATCをロープから外し、マッシャーをハーネスから外す。
  片足にスリングをタイオフしてロープのマッシャーに結合する。


     スリングをタイオフしてマッシャーのカラビナに結合する(予備練習)

  足を曲げてマッシャーをできるだけ上げ、これに立ちこんで上のフレンチプルージックを上げこれに体重をかけて足のマッシャーを上げる。この繰り返しで登り返す。


     足を巻き込んで立ち上がり、上のフレンチプルージックを上げる 

  実際に橋から5m程降下し、途中から登り返して橋の上に戻ることができた。
  登り返すにつれて手が疲れてきて結構きつかった。交代して各自練習した。


     登り返しするMKさん

(3)介助懸垂
  クライマーが途中でアクシデントがあり動けなくなり、救助者が上から懸垂で降りて、要救助者(クライマー)を、PASを使って確保しクライマーのロープを切断してそのまま懸垂で降りる。


     ATCに繋いだPASを使って要救助者を確保する (予備練習  左 救助者、右 要救助者)

 
 介助懸垂は時間が無くなったのでMNさんとOKさんが実施。


  要救助者(右)を確保する  この後要救助者のロープを切断し降下
   切断するロープを間違えないよう充分注意する



  初めてなので忘れないよう、次回の訓練にも参加して技術を自分のものにしたい。
  寒い一日であったが充実した楽しい訓練であった。
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富士見パノラマスキー場

2016-01-21 18:21:36 | スポーツ
山頂駅下から八ヶ岳のパノラマ



期日 : 2016.01.15

時間 : 小淵沢IC=富士見パノラマスキー場10:40―富士見パノラマスキー場15:30=小淵沢IC 16:00=相模湖IC 17:00
メンバー : Mさん

記録
 センターゲレンデで今シーズンの足慣らし。
 少し感覚がつかめてきた。ゴンドラリフトに乗り山頂駅に上がる。スキーコース以外は雪がない。
 八ヶ岳、(編笠、権現、阿弥陀、赤岳、硫黄岳、天狗岳、蓼科山)がきれいに見えた。



     山頂駅(標高1780m)下のコナシゲレンデからの八ヶ岳の展望  その1

      コナシゲレンデからの八ヶ岳の展望 その2


 ここからゴンドラ乗り場までは3kmのダウンヒル。
 コースの状況をつかむために一番上のコナシゲレンデとその下のアルパインパインゲレンデで三回滑る。ゲレンデが広いため大きく滑ることができる。かなり慣れてきたので次に山頂駅から下まで滑る。リンデンゲレンデは最大斜度27度であるが雪質が良く小回りで滑られた。
 スピードをコートロールして降る。続けて降りて来ると大腿四頭筋が痛くなった。


     最大斜度27度のリンデンゲレンデと下のシーダーゲレンデ



この下はシーダーゲレンデで楽しいルート。


     下のシーダーゲレンデを滑るMさん
  

 午後からも二回滑って足が疲れて痛くなってきたので終了した。
 もっと足を鍛えてスピードを上げて滑りたいと思った。
 小学生のスキー学校があつたが、ダウンヒルコースはすいていて楽しく滑られた。
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石割山から大平山

2016-01-11 19:35:49 | ハイキング
大平山からの富士山


期日 : 2016年1月10日


  展望のいい山として、南アルプスと富士山が見える石割山から大平山まで歩いた。石割神社に参拝し、富士山をみながら歩いて展望を満喫した。下りは大平山から湖岸の湖北に下って石割山登山口まで戻った。雪もなく道は乾いており楽しく歩くことができた。

コースタイム
  石割山登山口7:48―階段終8:02―石割神社8:25~33―石割山8:48~9:08―平尾山9:32―大平山8:58~10:18―湖北10:45―平野湖畔(昼食)11:25~50―石割山登山口11:17


記録
  138号線から平野に出て石割山登山口に車をとめた。駐車場は20台程止められるがすでに10台止まっていた。気温は-2℃と寒いがそれ程寒さを感じない。橋を渡るとすぐに神社の階段。体が温まってきて、階段の終わりには汗が出てきたので衣服を調整した。


     神社の階段403段を登る

  東屋からは坂は緩くなり楽しく歩く。


     石割神社に到着

  石の字のように割れている大岩を御神体として祭ってあるので石割神社と言われている。


     御神体の大岩  左側に16cm程の割れ目があり、三回まわってくぐるとご利益があるという


     岩の割れ目

  ここから少し道が荒れていて大きな段差を木の根をつかんで登る所があった。少し登って石割山山頂に着いた。
  人気の山で後から結構登って来た。


     石割山山頂からのパノラマ  左には愛鷹山、右には南アルプスが見えた


     南アルプスのパノラマ 1


     南アルプスパノラマ 2


     南アルプス、鳳凰三山 パノラマ


     鹿留山の右には奥秩父の山が見えた


     頂上の三等三角点


     山座同定して平尾山、大平山へ下った 道は荒れて深くなっていたがロープが付いていた


     すぐに坂がゆるくなって楽しい山歩きとなり平尾山に着いた
     平尾山にはベンチが置いてあった


     下ってきた平尾山方向を振り返る

  鞍部から階段を登り大窪山を越して再度階段を登って大平山に到着。


     大平山からの展望 


     石割山方面を振り返る


     三等三角点があった


     大平山の東屋とアンテナ


     湖北目指してカヤトの道を下る 大平山には湖北への道標はない


途中、湖北への道標があった。人家の脇を下っていくと道路と登山道の分岐に出た。ここにはハイキングコース入口の立派な看板があった。

      

     ハイキングコース入口の看板

  少し行くと湖畔のサイクリング道路に出た。ここでも富士山はきれいに見えた。


     湖北湖岸からの富士山を望む

  サイクリング道路を40分程歩き、平野で富士山を眺めながら昼食にした。ポカポカ暖かくて気持ちが良かった。



     平野湖畔より富士山を望む かなり雲が出てきた


 平野から国道413号線に入り鳥居がある石割山ハイキングコース入口のY字路を左に入って登山口駐車場へ戻った。


     石割神社登山口に戻った


  三国峠への県道の途中にパノラマ台の展望台があった、ここからも富士山はきれいに見えた。南アルプスは石割山の方が良く見えた。


    パノラマ台からの展望

  三国峠からは慎重に運転して小山町に出た。



     石割山、大平山GPSトラック


   
 


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金時山から矢倉岳

2016-01-07 18:10:25 | ハイキング
足柄城址公園からの富士山


期日 : 2016年1月3日


  天気が良いので金時山に登って富士山眺めることにした。雲が少なく南アルプスから甲斐駒ヶ岳まで見えた。降りて足柄峠城址公園で再度富士山を眺めた。何度見てもすばらしい。まだ時間があったので矢倉岳を往復した。頂上は広くて気持ちの良い広場であった。金時山や箱根神山、明神ヶ岳のパノラマがすばらしかった。


コースタイム・天気  晴
  足柄峠南ゲート8:45~54―金時山9:49~10:05―丸鉢山10:40~48―ゲート10:59~11:10=足柄峠11:20~12:00=万葉公園12:05~25―地蔵堂分岐13:00―矢倉岳13:15~40―万葉公園14:25
      
歩行距離4.6+5.8km



記録
  天気が良いので大学箱根駅伝を見るのを止めて金時山に登って富士山を眺めることにした。足柄峠から少し南に行きゲート前に車を置いた。まだ8:45なのに、金時山に登って降りて来る人が結構いた。
  足柄峠分岐より急坂となり、12ヶ所の階段を登ると頂上に着いた。人はまだあまりいなかった。



     金時山山頂(2012年撮影)


     山頂から箱根神山、大湧谷、芦ノ湖、三国山方面を望む


     仙石原、丸岳、愛鷹山方面(2012年撮影)


     富士山方面のパノラマ 北側(右側)に北岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山などが見えた


     南アルプスなどのパノラマ


     金時茶屋の前にある三等三角点 説明がないので他の人は注目しない


     猪鼻神社の石祠 全部で三基ある

  展望を満喫してきた道を下った。


     足柄駅分岐  ここから傾斜がゆるくなる


     丸鉢山 標識が新しくなって猪鼻砦跡の道標になっていた


     ゲート前 これから登る人もまだいた


  足柄峠に戻って昼食にした。足柄城址公園に行き富士山を見ながらおにぎりを食べた。ぜいたくぜいたく。


     足柄城址公園  石碑が五基あった どういうものか確認はしなかった


     足柄城址公園からのパノラマ



  まだ時間が十分あったので矢倉岳に登ることなした。万葉公園駐車場に車を置いて出発。清水越えまでは緩い下りの良い道。標高800m付近から50m程は階段の急坂。急坂を登るとカヤトの広い山頂に出た。
  頂上には三人程食事をしたり展望を楽しんだりしていた。


     矢倉岳山頂から富士山方面を望む


     金時山、箱根神山、大湧谷、明神ヶ岳方面

  展望を満喫して下る。


     地蔵堂、万葉公園分岐


     670m送電線の下を通る


     万葉公園に戻ってきた  万葉公園の短歌の説明板 短歌の説明板はかなりある


     万葉公園下の駐車場 こちらは空いていた


     万葉公園にある足柄峠の説明


     万葉公園入口 駐車場もある

  富士山を眺めた楽しい一日であった。



     


      


 

    




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