晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

丹沢 : 水無川・源次郎沢 沢登り

2021-06-18 14:03:59 | 沢登り
F9-8mチムニーを登る


期日:2021年6月9日(水)
メンバー : (L) TK, NY, K, N, Akky

コースタイム、天気 晴
戸沢出合8:50―入渓9:05―F1-3m 9:09―F5-10m 10:03―F6-3+12m 10:20~52―(1000m昼食)11:18~32―F9-8mチムニー11:56~12:05―F10-10mCS 12:10~13:10―1140m尾根取付13:20―1170m源次郎尾根13:39―戸沢出合14:49
            時間5:59、距離:3.8km、標高差1170-560=610m、累積標高差+615m

記録
  「やさしい滝が連続する明るく楽しい沢」と言われている源次郎沢を訪れた。戸沢駐車場から出発。車はあまりない。源次郎沢堰堤の下を横切り書策新道に入り堰堤を二つ過ぎてから入渓。NYさんを先頭にゴーロを行くとF1-3m。左壁から登るとF2-3+2+6mが見えた。中段2mを登ると上段6m二条滝。通常右の流れを登るが濡れそうなので左の流れの脇を登った。結構ホールドが有った。TKさんは沢初めてのNさんをサポート。


        源次郎沢一番目堰堤を越えて


        F1-3m左壁をのぼる


        F2-下段3mと奥に中段2m


     中段2mと上段2+4m 


   上段4m 右側が登りやすいが、今日は濡れそう


        濡れないように流芯左側を登って見た  結構ホールドが有り登ることができた


        右側を登るTKさん、Nさん

まもなく左に大岩があるF3-4m。突っ張りで登った。続いて2m+3m+二段6m(四段滝)。流れの右側を楽しく登るとすぐにF4-10mトイ状。上部は右岩を登る。ここは連続しているので分かりづらい。ゴルジュが終わると崩壊地と850m二俣。右俣に入るとF5-二条10m。カンテを登って大岩を回り込む。難しくない。


      F3-3mトイ状 突っ張りで登る


        2+3m+二段6m 流れの右側を登る


        F4-10mトイ状 

    
         F4-10mトイ状 上部は右岩から巻く


        F5-二条10m 左カンテを登る 上部は大岩を回り込む 難しくない 

 少し行くと又大滝が見えて来た。核心部のF6-3+12m。上段12mをTKさんがリード。看板の下と突き出た岩の上にハーケンがある。二番目のハーケンにはスリングが付けられており登りやすくなった。ビレイポイントもある。920m二俣を左沢に入ると左大岩4mナメ滝。大岩の間の水流を登ったので濡れてしまった。F7-2mとF8-2mは埋まった看板だけの滝。6分ほど登るとF9-8mチムニーと5mチムニー。ホールドが有るので難しくない。


       F6-二段3+12m


       上段12m ハーケンが四ヶ所ある


      上段12mをリードで登るTKさん


         上段12m落ち口でビレイする  ペツルがある


 大岩のある2m滝


      大岩のある4mナメ滝


        F7-2m 


      F8-2m


       F9-8mチムニー


        F9を登るNさん


        F9の上5mチムニー

 すぐに二番目核心部F10-10mCS。2019年には左壁に倒木があったが2020年8月には無くなっていた。長いスリングも撤去されていた。ここは右壁を登る。始めのリングと少し右上にハーケンがあり、その上に又リングがあるのでビレイして右側から登る。上部は斜上する岩にハーケンがある。TKさんがリードで登った。Ⅲ級+で少し難しい。Nさんは初めてなのでルート取りがわからずロープを掴んだりして苦労して登った。登れてよかった。


        F10-10mCS 右壁を登るリングとハーケンの中間支点がある 確保のペツルもある

 最後にF11-4mCSを登ると1140mに小楢の倒木がありここで終了して右の踏み跡をトラバースして草原に出て、源次郎尾根の踏み跡に出た。すっかり登山道になっていた。踏み跡をたどり書策新道に出て戸沢出合に戻った。


        F11-4mCS


       1140m倒木  右の踏み跡をたどって源次郎尾根の草原へ


        下の草原に出た  踏み跡があり登山道になっていた


        源次郎尾根を下山開始


        堰堤の上の登山道に戻った
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丹沢 : 四十八瀬川・勘七ノ沢   沢登り

2021-06-04 11:53:59 | 沢登り
ゴルジュ3m滝をへつる


期日:2021年5月29日(土)
メンバー:L, Akky、SL, Mさん他3名

コースタイム、天気 曇り
 県民の森駐車場8:07―二俣8:31―小草平ノ沢出合8:47―F5-14m 11:28~12:24―標高805m昼食12:26~46―940m二俣13:40―1035m右尾根取付14:00―1120m大倉尾根14:34―堀山の家14:55―二俣15:56―県民の森P 16:12
時間8:05、距離7.5km、標高差1120-560=560m、累積標高差+734m


記録
 県民の森駐車場より出発、登山者が多い。二俣から入渓し一番目の堰堤を越える。かなり大きく壊れていた。堰堤から降りる所も土が流出して低くなった。20分程で小草平の沢出合。流れが19年より左側に代わり勘七ノ沢に入りやすくなった。すぐにF1-6m。Mさんがリードで登り、確保。Ⅳ-で難しい。


     ①堰堤  中央部が壊れた 


        堰堤を越えた所  低くなった


        小草平ノ沢出合


        F1-6m 左から斜上する


        リードするMさん 

 次はF2-7m。看板の下の岩が崩れ2m程低くなり、その分左側のカンテが長くなったのでロープで確保。二番目の13m堰堤は、右から巻く。登り口に流木の根があり登りやすくなった。


        F2-7m 看板の下が2m程崩れた

 F3-9mの釜のへつりは、右壁の水面上のスタンスが無くなりロープがあるが難しくなった。ロープを使って小さいスタンスを見つけてへつった。ローブを固定しているハーケンがぐらついているので注意。
 上に登るルートもあるが降りるのが難しい。F4-4+14m二段は、一段目滝上のトラバースにはスリングが有り、その上の右側のルンゼを登る所にもスリングが有るので難しくない。


        F3-9m 釜のへつり


        F3-9m


     奥の釜のへつり 水面付近のスタンスがなくなり難しくなった


        へつり


        F4-4+14m二段  一段目を登り、二段目はトラバースしてルンゼを登る


        F4-4m一段目を登る

 ゴルジュに入るとF5-14m大滝が見えてきた。左の棚から回り込んで中間支点に確保を取り少し滝側に回り込んで登る。出だしには二ヶ所スリングが有り、その上にもハーケンが二ヶ所あり安心して登れる。Ⅲ級。流れの近くにもしっかりしたスタンスがあるのでよく見て登るのが良い。Tさんがリード。確保支点はハーケンがないので岩にロープを回して作られた。うまい。


        F5-14m  出だしにスリングが二ヶ所ある


       棚から登る ⑴


         ⑵


         ⑶


        ⑷

 ゴルジュは水が多いのでトイ状滝などは壁をへつった。F6-6mは左隅又は右壁を登る。上に堰堤がありゴルジュは終り。暗い感じのF7-4m巾広を登るとF8-4mトイ状。上部はゴーロで埋まり、滝が短くなったようだ。


        ゴルジュ最初の滝3m滝


     二番目の3m滝


        三番目の二条3m滝


        3+2mトイ状滝 


        トイ状滝上部


        3m滝⑴

        3m滝⑵


        4m直滝


        3mトイ状滝


        3m滝


       F6-6m 左からも登れる  上部に⑧堰堤  ゴルジュ終り


        ⑨堰堤


        F7-4m巾広


        F8-4m 上部がゴーロで埋まったようだ

 標高940m二俣から右俣に入り、1035m二俣から右斜面の踏み跡をたどると尾根に着いた。チェンスパイクをつけて尾根を登ったりトラバースしたりして、登山道に出た。これで沢登りは終了。比較的楽な詰めであった。大滝登りやへつりなど楽しめた沢登りであった。



        標高940m二俣  右俣へ


        二段3mトイ状滝


        1040m二俣から右斜面をトラバースして尾根へ


        尾根を登って登山道へ 鹿柵を左から回避  





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