皇海山山頂(2144m)と三角点
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期日 : 2000年6月18日
メンバー : Akky
コースタイム、天気 晴
老神温泉旅館7:10=利根町追貝=栗原川林道=皇海橋駐車場8:19~29―渡渉―水場沢分岐9:26~30―不動沢のコル9:41―山頂10:10~11:17―不動沢のコル11:44―中間地点1590m12:14―渡渉1460m12:46―皇海橋駐車場12:53~1:00―吹割温泉14:10~50―吹割の滝、鱒飛の滝15:00~20=赤城高原IC
時間3:17(登り1:41、下り1:36)、距離7.0km、2144-1355=789m、累積標高+870m
グレーデング 2,B
記録、感想
朝起きると予報が外れて天気は晴れ。朝食ができるのが7時とのことで先に荷物の準備をした。朝食を終えて、いい天気のなか皇海橋へと急ぐ。案内標識に従って利根村の役場へ行く交差点を右折。
荒れた林道を注意深く運転し18kmを60分掛ってようやく皇海橋手前の駐車場に着く。鋸山とその左に皇海山が見えた。
不動沢の登山道を、はやる気持ちを抑えて登る。唐松の新緑が柔らかくすがすがしい。すぐに徒渉で右岸へ。この後も沢を4,5回渡る。ジュースのパックを持って沢の脇の原生林の道を登る。標高1750m水場沢分岐まではゆるい良い道。分岐からは、急勾配なガレ場の沢。少し登ったところに赤いテープを巻きつけたロープを直登。さらに急になったのでおかしいと思ったが、赤テープがあったので笹につかまり、ずいぶん荒れている道だと思いながら登った。実は、右側に良い登山道があった。
不動沢のコル1860mに着くと前方に鋸山十一峰の鋭峰群が大きく見えた。庚申山コースは厳しそう。シラビソ、オオシラビソ、ダケカンバなどの原生林の中を頂上へ向かう。途中2050m付近からやや急な所があるがなだらかな道であった。青銅の剣を過ぎると山頂。
山頂には渡良瀬川水源の碑と二等三角点があった。ここで二グループに会う。松木沢コースを登ってきたグループもいた。すごい。
展望は、木が多く北側と西側の一部しか見えない。燧ケ岳、平ヶ岳、至仏山、武尊山、白根山、赤城山が見えた。
不動沢のコルまで戻り今度は道標通り良い道を降りる。水場で水を詰めて下る。標高1600m中間地点ではきれいな唐松の林に感動した。
沢の景色を楽しみながらのんびりと下り、皇海橋に着いた。これで今回の山登りも終わりだ。吹割温泉に入り、吹割の滝、鱒飛びの滝を見て帰り道についた。
皇海橋より鋸山と皇海山を望む
一回目の徒渉、右岸へ
標高1700m、水場沢分岐、ここより急登
不動沢のコルより鋸十一峰、右が鋸山1998m
標高2010m付近の急登
山頂
渡良瀬川水源の碑と二等三角点
山頂からの展望 武尊山と巻機山
至仏山
平ヶ岳
日光白根山
栗原川林道より皇海山
皇海山不動川ルート
注) 不動沢コースは2019年10月に通行止めになり、2020年3月に廃道になった。