15m大滝
期日 : 2012年5月26~27日
上野原ICを出て県道18号を丹波まで走り、国道411号(青梅街道)を三条新橋へ向かう。泉水林道分岐近くの公園駐車場に車を置いて泉水林道を大黒茂谷出合まで歩いた。ここから沢に下りて泉水の丸太橋を渡って入渓した。
泉水谷の丸太橋を渡り大黒茂谷へ
少し歩くと大岩 穴に入って抜ける 次の堰堤は右から越えた
ゴルジュに入ると瀞を持ったナメ滝 右側をヘツり左側へ
ゴルジュの左バンドを歩く
ゴルジュの5mナメ滝 右壁の脇より登る
4mナメ滝 右を登る
ゴルジュ上流のシマの岩のナメ 滑る
左の岩壁があるナメ
4m二条滝 標高1260m付近
大岩
6m幅広ノ滝
5m 階段状 右より
板状のきれいなナメ
15m大滝
15m大滝は、右側のリッジを登る
斜滝12m
8m二条ノ滝
三段10m滝
ツメは倒木が多くなったので標高1800mより左尾根を登り稜線の登山道へ出た 登山道を下り丸川荘へ
快適なランプの宿 丸川荘に一泊
翌日牛首谷を下り、泉水林道に出て三条新橋近くの駐車場まで戻った
大黒茂谷GPSルート
記録
三条新橋ゲート前に車を置く予定であったが、釣り人の車でいっぱいのため、R411まで少し戻り尾崎幸雄記念公園の駐車場に車を置く。ここから大黒茂谷出合まで歩く。一時間の林道歩きでつらい。
大黒茂の標柱から少し行った所から泉水谷に下りて準備し、丸太橋を渡り大黒茂谷に入る。
すぐに大岩の滝に出くわす。右側の水流が登れそうであるが巨岩の隙間を抜ける。最初からおもしろい滝であった。大きな堰堤を右から越えて少し行くと釣り人に遭遇。「イワナが釣れる所なので登るな帰れ」との雑言。すみませんと何度も謝りながら通過。それでも石を投げられる。
いよいよゴルジュに到着。右側の岩壁を落ちない様にヘツリ右岸のテラスに出て通過。足場が水の中にありバランスを取るのが難しい。なんとか落ちないで通過できた。この下のゴルジュは突っ張りで通過する人もいるようだ。後の5m斜滝は岩壁の右側から、4mナメ滝は右側の溝を登った。
ゴルジュを過ぎると白と黒の縞の岩のナメやゴーロの小滝の歩きとなり楽しく癒される。
続いて4m滝や6m幅広滝。滑りそうであったが右側から注意して越えた。作業道の丸太橋を越えると5m階段状の滝や長い階段状のナメ滝。シブキを浴びながら楽しんで越え壊れた堰堤がある二俣に到着。この前に作業道の橋があるはずであるか見当たらなかった。
いよいよ15m大滝に到着。水量もあり迫力がある。ルートは、左側のヤブ登りや、水流右側の岩溝、右側岩場のリッジが考えられるが、安全を考えて右側岩場のリッジを登った。Yさんに続いてMさんもロープなしてスイスイ登って行く。中間付近から下を見ると結構迫力がある。
すぐに12m斜滝。左側の苔が生えた所を安全に登る。続いて現れた8m二条滝は右側水線を滑らないよう注意して登った。
苔の生えたナメを登り三段10m滝を登ると水がなくなり、標高1600mの二俣に到着。ここは稜線に近い右俣に入り、1800m付近より尾根に移動し笹につかまりながらケモノ道を登り登山道に出た。
最後の詰めは少し疲れた。登山道で装備を解除して登山道を丸川峠に下った。
丸川荘はランプの宿で、食事もおいしくしかも安く気に行った。北アルプスの雑魚寝の小屋などよりこの小屋がすてきである。やさしい寝具に包まれてすぐに寝てしまった。
充分眠って6時に起床。とろろごはんをいただく。満足満足。下山は丸川峠より牛首谷を通り標高1330mで林道に出て大黒茂谷出合に到着。下りは早い。
帰りは、丹波より県道に入り小菅の湯につかって帰った。ツルツルの湯で、イワナの塩焼きや、蕨などの山菜を売っておりお薦めの湯である。山中の秘湯と思ったがバスも運行しており、車も多く人気の湯であった。
コースタイム・天候
5月26日 晴
上野原IC 7:10=丹波=三条新橋8:35~50―大黒茂谷出合9:45~10:07―ゴルジュ入口10:45―6m幅広滝11:57―作業道12:10―15m大滝13:40~51―奥二俣14:29―稜線15:09~25―丸川峠16:00(丸川荘泊)
登り 4:30
5月27日 晴
丸川荘7:10―林道7:50―大黒茂谷出合8:24―三条新橋9:14―尾崎幸雄記念碑9:18~27=丹波=小菅の湯10:00~11:30=上野原IC 下り 2:08
メンバー : 3人