期日2011年3月10日
煤ヶ谷から物見峠、一ノ沢峠、ミズヒノ頭、大山、蓑毛と歩いた。650mピーク付近にはヒバや松の大木が茂る楽しい道であった。雪が残っており、木の枝にも雪が付き一面に白く雪山の気分が味わえた。トレースもなく地図読みルートとしても面白かった。
煤ヶ谷の正住寺登山口
三峰山と物見峠トラバース道の分岐
物見峠でアイゼンを着ける
物見峠から物見隧道へ下りる
唐沢林道から一ノ沢峠への登り口
一ノ沢峠より北尾根の稜線方向
650mピークとヒバ大木
800mピークの大木
913mピークにて
16号鉄塔からミズヒの頭
ミズヒの頭
1094m西沢ノ頭
西沢の頭からのヤセ尾根
1160mネクタイ尾根分岐
大山頂上より江の島方向
蓑毛へ下山
記録
大山北尾根は、雑誌に載るほど有名なコースとなってしまった。地図読みとしては、下りの方が面白いが、今回はトレーニングを兼ねて登りとして計画された。
長い時間電車とバスに乗り、ようやく煤ヶ谷に到着した。正住寺脇の登山道から歩き始める。
鹿柵を通り堰堤の前の橋を渡り杉林を抜け、日当たりの良く気持ちの良い道を登って行く。雪を付けた三峰山がきれいに見えた。
物見峠のトラバース道は荒れているとの情報があったので「三峰山-物見峠分岐」まで登りそこから物見峠まで下った。雪が出てきたので物見峠からの急な階段はアイゼンを着けて唐沢林道まで下りた。
所どころ凍っている長い唐沢林道を歩き、送電線の下を通り一ノ沢峠登り口で昼食にした。天気が良く風もなくみんなおいしそうであった。近くには、黒岩からの道が上がってきている。物見峠からは物見沢の反対側に登山道がある。いつか物見峠トラバース道とともに歩いてみたい。
急な階段を登り一ノ沢峠に着いた。雪は少ししかない。大山への道は結構広く良く歩かれていると思われた。
650mピーク付近からはヒバや松などの大木が生い茂る楽しい尾根道であった。752mピーク付近より徐々に雪が多くなってきて30cmくらいになった。少し歩きづらくなってきたけれど急坂は、キックステップで足場ができて比較的容易に登れるようになってきた。
標高800m付近では、17号鉄塔と三峰山が左手に見えた。疲れたので先頭を交代していただき、急坂を登り913mピークに到着。ここは昨年ヒルに脅かされながら歩いた地獄沢右岸尾根が上がってきている。ここから見る16号鉄塔は大きい。
昨年はなかった「境沢ノ頭」のテープがあった。地図読みとしては面白さがなくなるためこういうテープはないほうが良い。
雪は40cmと少し多くなってきたがみんな元気である。少し下ってミズヒノ頭に着いた。大山頂上まではまだ遠い。ここにも大きな標識が新たに設置されていた。右側に崩壊地と塔ノ岳や三ノ塔を見ながら西沢ノ頭まで緩い坂道を登って行く。
木の枝にも雪が付き一面に白くなり本格的な雪山らしくなってきた。小雪もちらついてきた。
ここで南東方向に進路を変更する。トレースがなく地図読みルートらしくなってきた。以前には気にならなかったが、ここから下った所はヤセ尾根になっており、木につかまりながら慎重に歩いた。
急坂は、下が凍っているため雪があるのに滑る所もあった。1090mピークからは大山の頂上が見えてきた。
少し登るとモノレールが出てきてネクタイ尾根分岐に着いた。この辺も雪が多く40から50cmあった。湿った雪で重い。
広くなった尾根のモノレールの脇を登り、鹿柵を脚立で越えて頂上に着いた。下は晴れており横浜から真鶴半島の方向がかなりきれいに見えた。
予定より1時間程遅れ、下社からのケーブルカーの最終便には間に合わないので、坂が緩い蓑毛に下ることにした。下りは安全のためアイゼンを着けたが、このコースは雪が少なく岩が出ており歩きづらい。慎重に下る。
雪がなくなったので6時ころにアイゼンをはずしヘッドランプを着けた。樹林帯は月の明かりが入らず暗かった。空にはオリオンと冬の大三角形が輝いていた。下方には、秦野や伊勢原の明かりが宝石のように輝いていた。慎重に歩き、蓑毛のバス停に到着した。
新たに降った雪で、雪山と地図読みの両方が楽しめた大山北尾根も終了した。
少し予定より遅れ暗くなってしまったが楽しい尾根歩きであった。
コースタイム・天気 晴時々雪
本厚木駅7:36~40=煤ヶ谷8:20~40―三峰山と物見峠分岐10:10~20―物見峠10:30~40―物見隧道10:50~55―唐沢林道一ノ沢分岐11:55~12:20― 一ノ沢峠12:40―913mピーク14:00~10―西沢ノ頭15:25―大山頂上16:40~17:05―蓑毛バス停19:20~45=秦野駅20:05
メンバー: 5人
煤ヶ谷から物見峠、一ノ沢峠、ミズヒノ頭、大山、蓑毛と歩いた。650mピーク付近にはヒバや松の大木が茂る楽しい道であった。雪が残っており、木の枝にも雪が付き一面に白く雪山の気分が味わえた。トレースもなく地図読みルートとしても面白かった。
煤ヶ谷の正住寺登山口
三峰山と物見峠トラバース道の分岐
物見峠でアイゼンを着ける
物見峠から物見隧道へ下りる
唐沢林道から一ノ沢峠への登り口
一ノ沢峠より北尾根の稜線方向
650mピークとヒバ大木
800mピークの大木
913mピークにて
16号鉄塔からミズヒの頭
ミズヒの頭
1094m西沢ノ頭
西沢の頭からのヤセ尾根
1160mネクタイ尾根分岐
大山頂上より江の島方向
蓑毛へ下山
記録
大山北尾根は、雑誌に載るほど有名なコースとなってしまった。地図読みとしては、下りの方が面白いが、今回はトレーニングを兼ねて登りとして計画された。
長い時間電車とバスに乗り、ようやく煤ヶ谷に到着した。正住寺脇の登山道から歩き始める。
鹿柵を通り堰堤の前の橋を渡り杉林を抜け、日当たりの良く気持ちの良い道を登って行く。雪を付けた三峰山がきれいに見えた。
物見峠のトラバース道は荒れているとの情報があったので「三峰山-物見峠分岐」まで登りそこから物見峠まで下った。雪が出てきたので物見峠からの急な階段はアイゼンを着けて唐沢林道まで下りた。
所どころ凍っている長い唐沢林道を歩き、送電線の下を通り一ノ沢峠登り口で昼食にした。天気が良く風もなくみんなおいしそうであった。近くには、黒岩からの道が上がってきている。物見峠からは物見沢の反対側に登山道がある。いつか物見峠トラバース道とともに歩いてみたい。
急な階段を登り一ノ沢峠に着いた。雪は少ししかない。大山への道は結構広く良く歩かれていると思われた。
650mピーク付近からはヒバや松などの大木が生い茂る楽しい尾根道であった。752mピーク付近より徐々に雪が多くなってきて30cmくらいになった。少し歩きづらくなってきたけれど急坂は、キックステップで足場ができて比較的容易に登れるようになってきた。
標高800m付近では、17号鉄塔と三峰山が左手に見えた。疲れたので先頭を交代していただき、急坂を登り913mピークに到着。ここは昨年ヒルに脅かされながら歩いた地獄沢右岸尾根が上がってきている。ここから見る16号鉄塔は大きい。
昨年はなかった「境沢ノ頭」のテープがあった。地図読みとしては面白さがなくなるためこういうテープはないほうが良い。
雪は40cmと少し多くなってきたがみんな元気である。少し下ってミズヒノ頭に着いた。大山頂上まではまだ遠い。ここにも大きな標識が新たに設置されていた。右側に崩壊地と塔ノ岳や三ノ塔を見ながら西沢ノ頭まで緩い坂道を登って行く。
木の枝にも雪が付き一面に白くなり本格的な雪山らしくなってきた。小雪もちらついてきた。
ここで南東方向に進路を変更する。トレースがなく地図読みルートらしくなってきた。以前には気にならなかったが、ここから下った所はヤセ尾根になっており、木につかまりながら慎重に歩いた。
急坂は、下が凍っているため雪があるのに滑る所もあった。1090mピークからは大山の頂上が見えてきた。
少し登るとモノレールが出てきてネクタイ尾根分岐に着いた。この辺も雪が多く40から50cmあった。湿った雪で重い。
広くなった尾根のモノレールの脇を登り、鹿柵を脚立で越えて頂上に着いた。下は晴れており横浜から真鶴半島の方向がかなりきれいに見えた。
予定より1時間程遅れ、下社からのケーブルカーの最終便には間に合わないので、坂が緩い蓑毛に下ることにした。下りは安全のためアイゼンを着けたが、このコースは雪が少なく岩が出ており歩きづらい。慎重に下る。
雪がなくなったので6時ころにアイゼンをはずしヘッドランプを着けた。樹林帯は月の明かりが入らず暗かった。空にはオリオンと冬の大三角形が輝いていた。下方には、秦野や伊勢原の明かりが宝石のように輝いていた。慎重に歩き、蓑毛のバス停に到着した。
新たに降った雪で、雪山と地図読みの両方が楽しめた大山北尾根も終了した。
少し予定より遅れ暗くなってしまったが楽しい尾根歩きであった。
コースタイム・天気 晴時々雪
本厚木駅7:36~40=煤ヶ谷8:20~40―三峰山と物見峠分岐10:10~20―物見峠10:30~40―物見隧道10:50~55―唐沢林道一ノ沢分岐11:55~12:20― 一ノ沢峠12:40―913mピーク14:00~10―西沢ノ頭15:25―大山頂上16:40~17:05―蓑毛バス停19:20~45=秦野駅20:05
メンバー: 5人