神楽ヶ峰より苗場山を振り返る
期日: 2013年6月28~30日
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佐武流山山頂 白砂山方面は猛烈なヤブで進むことができなかった 昼食してすぐに引き返す
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山頂直下のイワカガミ
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H2110mピークよりナラズ山、赤倉山を望む 苗場山は遠い
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坊主平を通過
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西赤沢源頭よりナラズ山を望む 10分で水場の標識があった
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少し下に水場への印があった (水場は未確認)
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H1810m鞍部より西赤沢源頭を振り返る
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H1901mピーク下の鞍部 土舞台
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ナラズ山に到着 先は長い
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赤倉山山頂
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赤倉山山頂すぐ下の赤湯への分岐 こちらのコースも行ってみたい
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イワハゼかな
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本沢まで帰って来た 顔を洗いおいしい水を補給
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龍ノ峰三角点
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ヘロヘろになったが苗場山の池塘に帰って来た
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苗場山の池塘と小赤沢分岐に到着 雪渓を登り自然交流センターへ
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自然交流センターには19:13に到着、14時間20分も歩いた 29日のおいしい夕食 本日は疲れた
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30日はのんびり出発 30日のおいしい朝食
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交流センター下の木道から佐武流山、白砂山方面を望む
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苗場山山頂 本日はよい天気
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池塘付近の雪渓から交流センターを振り返る
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池塘には水芭蕉が咲いていた
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きれいな池塘
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苗場山下りの急坂より神楽ヶ峰を望む
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神楽ヶ峰下の鞍部より苗場山を望む
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神楽ヶ峰より苗場山を望む
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きれいなシラネアオイがまだ咲いていた
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股摺り岩を越えて
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ミツバツツジもきれいに咲いていた
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無事に和田小屋登山口に到着
記録
6月28日
湯沢ICを降りて17号線から苗場山の標識に従って右折し途中のゲートで登山届を出して通してもら い、和田小屋下の町営駐車場に車を止める。下のゲートは、山菜採りを阻止するためようだ。地元の山菜採りの車は問題なく通っている。和田小屋まで林道を歩き、和田小屋登山口から登山道に入る。
石がゴロゴロした登山道を行くとイワカガミの群落や、ツツジが出迎えてくれた。残雪を眺めながら行くと木道が出てきて下ノ芝に着いた。神楽ヶ峰方面はガスがかかり見えない。中ノ芝ではガスに囲まれてしまった。
神楽ヶ峰からも展望はない。下って急坂を登ると湿原に出て苗場山に到着。近くの地塘では水芭蕉が咲いていた。霧に包まれた湿原の木道を歩き苗場山山頂に着いた。かつて山伏の修行場であった遊仙閣は壊されてない。少し下って苗場山自然交流センターに入り今夜の宿をお願いした。
本日の夕食(自炊)は超豪華。メニューは内緒。
金曜日なので小屋は空いていてガラガラ。広い所を使わせていただく。小屋泊はウィークディに限る。
6月29日
本日は佐武流山往復12時間の予定の長丁場。明るくなった4:20に出発。チングルマやワタスゲが咲いている木道を滑らないように歩き、右に小赤沢への道を分けて長い雪渓を通り、刈り払いされた笹の道に入る。根曲り竹の竹の子が登山道に沢山出ている。ブヨもまとわり始めた。
彼方には赤倉山とナラズ山が見える。遠いなーと思う。溝呂木さんを先頭に快調に森林の尾根道を下り急坂を登ると赤湯への分岐を分けて赤倉山に到着。ここからも道はきれいに刈り払いされている。止るとブヨがわんさか寄ってくる。虫除けをスプレーした直後はいなくなるが、歩き始めて薬剤が汗で流されると又よってくる。 虫除けネツトを置いてきたのを後悔する。
1860mまで70m程下り、190m登り返すとナラズ山。ガスがかかり回りは見えない。三角点標石もわからない。道はしっかりしていてありがたい。相変わらず笹の中の道。
1890mで突然大きな倒木か道をふさいでいた。ヤブをこぎ廻り込んで越える。なぜかこういうところで元気が出てきた。シラビソの樹林帯を下って行くと1901mピークの手前で御やや広い所に出た。ここは土舞台との看板があった。
80m程登り返しロープのある急坂を登ると少し平な西赤沢源頭(切明への水無尾根分岐)であった。なぜかゴミが散乱していた。ここには「10分程で水場」との看板があったが水場は確認しなかった。急坂を登り小ピークを越すとようやく佐武流山が見えた。
やった。ついに佐武流山の山頂だ。頂上は小さい広場で2m程の大きな標柱が設置されていた。二等三角点もあった。近くにはイワカガミの群落もあった。あいにく木が大きく展望は良くない。残念。ここまでは計画より40分遅れでありほぼ計画通りであった。すばらしい。
白砂山方面のヤブに少し入ってみたがとても歩けない。残雪期でないと白砂山までは行くのは無理である。刈り払いする計画があるとのことであるが、いつになるのであろうか。
山頂で昼食をとり引き返す。佐武流山下の2110mピークから、ナラズ山、赤倉山と雪を抱いた苗場山が見えた。本当に遠いと思ったが気分は元気であった。段々天気も回復してきて展望も良くなってきた。
他の人達も元気。少しペースが落ちたが確実に歩いてナラズ山、赤倉山と戻った。赤倉山からはさすがに疲れたが、明るいうちに小屋に到着可能であることが確実となり気分は明るい。苗場山下の小沢で体を洗い雪渓を横切り小屋に到着。14時間20分と自分ながらよく歩いた。
ビールで乾杯しまたおいしい夕食(自炊)をいただいた。皆元気ですごーい。小屋の管理人も感心してくれた。
6月30日
本日はのんびり起床し、おいしい朝食をいただき出発。昨日と代わり良い天気。小屋の下からは、赤倉山、ナラズ山、佐武流山、白砂山が見えた。アップダウンを越えて行ったのだと改めて感動する。春先の天気の良い日に白砂山まで縦走したいと思った。
遠くは雲がかかり鳥甲山などは分からなかった。地塘と水芭蕉、神楽ヶ峰などの展望を楽しみながら和田小屋登山口まで下った。木道がなくなると大石の道となり歩きにくい道であった。
佐武流山まで往復したという満足感に満たされてのんびりと歩いた。