晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

上信越 苗場山から佐武流山 (帰り)

2013-10-29 19:07:07 | 登山
神楽ヶ峰より苗場山を振り返る
 

期日: 2013年6月28~30日




     佐武流山山頂 白砂山方面は猛烈なヤブで進むことができなかった 昼食してすぐに引き返す


     山頂直下のイワカガミ


     H2110mピークよりナラズ山、赤倉山を望む 苗場山は遠い


     坊主平を通過


     西赤沢源頭よりナラズ山を望む  10分で水場の標識があった


     少し下に水場への印があった (水場は未確認) 


 H1810m鞍部より西赤沢源頭を振り返る


     H1901mピーク下の鞍部 土舞台


     ナラズ山に到着 先は長い


     赤倉山山頂


     赤倉山山頂すぐ下の赤湯への分岐  こちらのコースも行ってみたい


     イワハゼかな


     本沢まで帰って来た 顔を洗いおいしい水を補給


     龍ノ峰三角点


     ヘロヘろになったが苗場山の池塘に帰って来た


     苗場山の池塘と小赤沢分岐に到着  雪渓を登り自然交流センターへ


     自然交流センターには19:13に到着、14時間20分も歩いた  29日のおいしい夕食 本日は疲れた


     30日はのんびり出発  30日のおいしい朝食


     交流センター下の木道から佐武流山、白砂山方面を望む


     苗場山山頂 本日はよい天気


     池塘付近の雪渓から交流センターを振り返る


     池塘には水芭蕉が咲いていた


     きれいな池塘


     苗場山下りの急坂より神楽ヶ峰を望む


     神楽ヶ峰下の鞍部より苗場山を望む


     神楽ヶ峰より苗場山を望む


     きれいなシラネアオイがまだ咲いていた


     股摺り岩を越えて


     ミツバツツジもきれいに咲いていた


     無事に和田小屋登山口に到着


記録
  
6月28日
   湯沢ICを降りて17号線から苗場山の標識に従って右折し途中のゲートで登山届を出して通してもら い、和田小屋下の町営駐車場に車を止める。下のゲートは、山菜採りを阻止するためようだ。地元の山菜採りの車は問題なく通っている。和田小屋まで林道を歩き、和田小屋登山口から登山道に入る。

  石がゴロゴロした登山道を行くとイワカガミの群落や、ツツジが出迎えてくれた。残雪を眺めながら行くと木道が出てきて下ノ芝に着いた。神楽ヶ峰方面はガスがかかり見えない。中ノ芝ではガスに囲まれてしまった。
  神楽ヶ峰からも展望はない。下って急坂を登ると湿原に出て苗場山に到着。近くの地塘では水芭蕉が咲いていた。霧に包まれた湿原の木道を歩き苗場山山頂に着いた。かつて山伏の修行場であった遊仙閣は壊されてない。少し下って苗場山自然交流センターに入り今夜の宿をお願いした。
 本日の夕食(自炊)は超豪華。メニューは内緒。
   金曜日なので小屋は空いていてガラガラ。広い所を使わせていただく。小屋泊はウィークディに限る。

6月29日
  本日は佐武流山往復12時間の予定の長丁場。明るくなった4:20に出発。チングルマやワタスゲが咲いている木道を滑らないように歩き、右に小赤沢への道を分けて長い雪渓を通り、刈り払いされた笹の道に入る。根曲り竹の竹の子が登山道に沢山出ている。ブヨもまとわり始めた。

  彼方には赤倉山とナラズ山が見える。遠いなーと思う。溝呂木さんを先頭に快調に森林の尾根道を下り急坂を登ると赤湯への分岐を分けて赤倉山に到着。ここからも道はきれいに刈り払いされている。止るとブヨがわんさか寄ってくる。虫除けをスプレーした直後はいなくなるが、歩き始めて薬剤が汗で流されると又よってくる。 虫除けネツトを置いてきたのを後悔する。

  1860mまで70m程下り、190m登り返すとナラズ山。ガスがかかり回りは見えない。三角点標石もわからない。道はしっかりしていてありがたい。相変わらず笹の中の道。
1890mで突然大きな倒木か道をふさいでいた。ヤブをこぎ廻り込んで越える。なぜかこういうところで元気が出てきた。シラビソの樹林帯を下って行くと1901mピークの手前で御やや広い所に出た。ここは土舞台との看板があった。
  80m程登り返しロープのある急坂を登ると少し平な西赤沢源頭(切明への水無尾根分岐)であった。なぜかゴミが散乱していた。ここには「10分程で水場」との看板があったが水場は確認しなかった。急坂を登り小ピークを越すとようやく佐武流山が見えた。

  やった。ついに佐武流山の山頂だ。頂上は小さい広場で2m程の大きな標柱が設置されていた。二等三角点もあった。近くにはイワカガミの群落もあった。あいにく木が大きく展望は良くない。残念。ここまでは計画より40分遅れでありほぼ計画通りであった。すばらしい。
白砂山方面のヤブに少し入ってみたがとても歩けない。残雪期でないと白砂山までは行くのは無理である。刈り払いする計画があるとのことであるが、いつになるのであろうか。
  
  山頂で昼食をとり引き返す。佐武流山下の2110mピークから、ナラズ山、赤倉山と雪を抱いた苗場山が見えた。本当に遠いと思ったが気分は元気であった。段々天気も回復してきて展望も良くなってきた。
  他の人達も元気。少しペースが落ちたが確実に歩いてナラズ山、赤倉山と戻った。赤倉山からはさすがに疲れたが、明るいうちに小屋に到着可能であることが確実となり気分は明るい。苗場山下の小沢で体を洗い雪渓を横切り小屋に到着。14時間20分と自分ながらよく歩いた。
  ビールで乾杯しまたおいしい夕食(自炊)をいただいた。皆元気ですごーい。小屋の管理人も感心してくれた。
 
6月30日
 本日はのんびり起床し、おいしい朝食をいただき出発。昨日と代わり良い天気。小屋の下からは、赤倉山、ナラズ山、佐武流山、白砂山が見えた。アップダウンを越えて行ったのだと改めて感動する。春先の天気の良い日に白砂山まで縦走したいと思った。
  遠くは雲がかかり鳥甲山などは分からなかった。地塘と水芭蕉、神楽ヶ峰などの展望を楽しみながら和田小屋登山口まで下った。木道がなくなると大石の道となり歩きにくい道であった。
佐武流山まで往復したという満足感に満たされてのんびりと歩いた。 



 
    

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上信越 苗場山から佐武流山 (行き)

2013-10-29 18:00:47 | 登山
H2100mピーク下より佐武流山を望む



期日: 2013年6月28~30日



  苗場山から登っても、切明から登っても遠い300名山 佐武流山 を苗場山から往復した。
  一日目は、和田小屋登山口から祓川コースを登り苗場山自然交流センターに宿泊した。
  二日目は、早朝に小屋を出発して佐武流山を目指した。高山植物を見たりしながら赤倉山、ナラズ山を経て佐武流山を往復した。ブヨがうるさく大変であった。


     和田小屋下の駐車場に車を置いて出発。平日なのに駐車場は満杯


     和田小屋まで林道を歩きそこから登山道に入った


     途中にイワカガミが咲いていた


     岩ゴーロの登山道を登って下ノ芝へ 立派な椅子がある


     天気が悪くなって小雨が降って来た 上ノ芝で休憩


     神楽ヶ峰付近は展望が無い  神楽ヶ峰下できれいなシラネアオイが咲いていた


     苗場山への急坂を登って


     苗場山山頂に到着  霧で周りはよく見えない
     この後、自然交流センターに宿泊  おいしい食事をいただき広いスペースでぐっすり寝た



二日目(6月29日) 早朝に小屋を出発  木道を歩き、雪渓を下って行く


     湿原を歩き、池塘がきれいな小赤沢分岐に到着


     龍ノ峰近くの池塘


     龍ノ峰を過ぎて崖の淵を徐々に下って行く コバイケイソウがきれいに咲いていた


     シラネアオイもまだきれいだ  きれいに刈り払いされた登山道を行く  
     
     根曲り竹がいっぱい伸びてきた
     途中に倒木があったが乗り越えて進んだ


     赤湯への東尾根分岐を左に分けるとすぐに赤倉山  ブヨがうるさい


     刈り払いされた登山道を登って行く もうすぐナラズ山


     樹林帯のナラズ山に到着  展望はない


     H1901mピークの手前鞍部の広い所に到着 土舞台の標識があった テント泊可  


     水場を過ぎて急坂を登ると西赤沢源頭 切明への登山道(水無尾根)の分岐を右に分ける


     H2005m付近の坊主平にはまだ雪があった


     H2100m付近で佐武流山が見えてきた


     予定した時間に佐武流山に到着 立派な標識がある  ここで昼食にしてエネルギーを補給


コースタイム・天気 
6月28日  曇後雨
  湯沢IC 9:45=和田小屋下町営Ⓟ10:30―下ノ12:54―上ノ芝14:05―神楽ヶ峰14:25―苗場山山頂15:50~16:00―苗場山自然交流センター(泊)16:05 
登り4:25


6月29日  曇一時雨
 苗場山交流センター4:20―赤倉山6:52―ナラズ山8:18―土舞台9:03―西赤沢源頭9:53―坊主平10:26―佐武流山11:10~43―坊主平12:19―西赤沢源頭12:29―土舞台13:30―ナラズ山14:20―赤倉山15:44―苗場山交流センター 19:13
行き 6:50、 帰り7:40 計14:20


 6月30日  晴
 苗場山交流センター 6:37―苗場山山頂6:42~44―神楽ヶ峰7:15―下ノ芝9:20―和田小屋=町営Ⓟ 11:10~25=貝掛温泉11:50~13:00=そば屋「新橋」13:20~14:40=湯沢IC 14:50=高尾山IC 17:30                
下り4:33


佐武流山帰り に続く

  
      
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東北 石転び沢から北股岳

2013-10-25 14:33:02 | 登山
登山道に咲いていたヒメサユリ   


期日: 2013年6月6~8日


  飯豊山荘広場から温見平を通り、梅花皮沢登山道を登り、H630mより雪渓に下りて石転び沢雪渓を登った。落石もなく比較的楽に登れた。ただ小屋近くの45度の斜面はきつかった。ここからの展望は素晴らしかった。
  梅花皮小屋に泊り、次の日は北股岳、門内岳、扇ノ地神と縦走した。梶川尾根の雪渓を下り湯の沢ゲートに下りた。下の方にはヒメサユリが可憐な花を咲かせていた。



     湯の沢ゲート 下山はこの橋を渡った所に下りる


     ブナの林を気持良く歩き温見平に到着  
     石転び沢と梅花皮小屋が見える
     
     沢の脇の登山道を歩いて登って行く


     H630mより雪渓に下りて雪渓を登る 
     
     登山道より歩きやすい 
    

     石転び沢出合に到着 まだ坂はゆるい


     本石転び沢出合に到着 右側の沢へ


     北股沢出合付近  坂が急になって来たのでアイゼンを着ける
     沢を間違えないよう方向を定めて登る


     黒滝付近より石や岩が多くなってきた 落石はないが注意して登る


     傾斜が急になり気をつけて登ると小屋が見えてきた。きつい 傾斜45度


     梅花皮小屋に到着  今夜は我々で貸切


     小屋から梅花皮岳を望む 周りにはハクサンイチゲやハクサンコザクラなどの高山植物が咲いていた


     ハクサンイチゲ


     ハクサンコザクラ

     展望を満喫した三時ころから天候が悪化し雨が降って来た


     次の日、雨が上がるのを待って門内岳、扇ノ地神を目指して出発
     北股岳に到着 天気が回復し展望が良くなってきた


     北股岳山頂より二王子岳方面を望む


     門内岳と門内小屋方面を望む


     高山植物や、ミネ桜を見ながら縦走


     門内岳に到着 地神山方面を望む


     地神山、頼母木山、大石山を望む


     扇ノ地神山に到着 ここから梶川尾根を下る


     梶川尾根の雪渓を下る


     地神山、頼母木山、朳差岳方面を望む


     梶川峰に到着


     雪渓を下る


     滝見場より梅花皮滝を望む


     滝見場下の雪渓を下る


     湯沢峰


     ロープの付いた岩場を下る


     可憐なヒメサユリが咲いていた ヒメサユリを見ながらのんびり下る


     湯の沢ゲート近くの林道に下山



コースタイム
6月6日 
 藤岡IC 13:00=中条IC 16:20=小国町=飯豊山荘Ⓟ(テント泊)18:00
6月7日
飯豊山荘6:00―温身平6:20―石転び沢出合8:25―石転び沢―黒滝10:06―梅花皮小屋(泊)11:25
6月8日 
梅花皮小屋5:00―北股岳5:25~40―門内岳6:20~35―門内小屋―扇ノ地紙7:00~15―梶川峰7:50―滝見場9:05~20―湯沢峰9:50―飯豊山荘Ⓟ11:15~30=川入荘(入浴)11:40~13:05=荒川胎内IC 14:00=藤岡IC 17:10


     

      











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丹沢 原小屋沢  沢登り

2013-10-19 16:56:35 | 登山
ガータゴヤの滝 30m


期日 : 2013年6月4日


  観光センター前広場に車を置き伝道より登山道に入る。造林小屋を通り尾根を越して降りると一回目の渡渉。倒木の橋が架けられていた。二回目の渡渉は橋が無く、倒木があるだけであった。左岸をヘツッたりして雷平から先の雷滝に到着。ここは左側を巻いて沢に下りる。
  F3-10mトイ状の滝を楽しく登り、F4-10mバケモノ滝、F5-三段20m、F6-二段12mを巻いて行くと30mガータゴヤ滝。左側のルンゼを登り3m斜滝を登ると滝も終わる。
  ゆるい沢を歩いて原小屋平に到着。 この後、榛ノ木丸への分岐から東の尾根、北東の尾根を下り早戸川林道のヘアピンカーブに下った。


     造林小屋を通り尾根を登って下ると一回目の渡渉 倒木の橋があった


     右岸から左岸へ渡る二回目の渡渉  大きな倒木と石を利用して渡る


     左岸をヘツッたりして


     ロープのある急坂を登っって 雷平に到着 なおも踏み跡を歩いて雷滝へ


     30m雷滝 左側から巻いて沢に下り入渓


     F3-10mトイ状滝を楽しく越えて行く 小滝を登って行くとカサギ沢出合


  カサギ沢出合  左の本流に入る


     F4-10m バケモノ滝 上には大きな倒木がかかっている 左の涸沢を登って巻いた

     

     F5-三段20m  左の斜め斜面を登るコースもあるが、今回は右側の落ち葉が積もった泥壁を登り巻いた


     豪快な斜12m滝


 5m滝


     F6-12m  左のしっかりした巻き道で越える


     核心部の30mガータゴヤ滝 階段状部を登り上部は左側を登った


     3m鎖のあるスラブ滝  ここで滝は終わり


     ゆるくなった沢を歩き、小屋跡を過ぎて少し行きテープの所を左に登ると原小屋平に到着 
     おいしい昼食をいただく

   ここから姫次まで登山道を登り、少し下って榛ノ木丸への尾根に入り、榛ノ木丸から北東の尾根を下り早川林道のヘアピンカーブに下りた


コースタイム
観光センター7:25―伝道7:40―雷平8:34~37―F2-20m雷滝9:15―カサギ沢出合10:06~17―F4-10mバケモノ滝10:20~27―ガータゴヤ滝30m 11:37―原小屋平12:37~13:08―姫次13:26―榛ノ木丸分岐13:50―榛ノ木丸14:25~36―林道15:49―観光センター16:00
     







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西丹沢 ドーカク尾根

2013-10-19 15:32:35 | 登山
ドーカク尾根に入る


期日 : 2013年5月21日


  西丹沢県民の森から中ノ沢経路を通り東沢堰堤まで登る。東沢を登り東沢乗越まで登り上げる。ここから持越沢ノ頭、女郎小屋沢ノ頭、大タル丸、芋沢ノ頭、小川谷出合と縦走し、西丹沢県民の森に戻った。



     GPSトラック 


     デッチ沢の崩壊地を注意して通過


     東沢堰堤の下を横切り東沢に入る


     東沢の3m滝を登る


     F1-5mを快適に登る


     F2-5mは濡れるので左から巻いた  


     快適なナメ滝


     F3-3mを登る


     オオヒデノ沢出合を右へ


     鉱山跡を見学して


     クズグズのガレ沢を登って東沢乗越へ


     東沢乗越の標識  ここにドーカク尾根入口の標識があった


     ドーカク尾根入口の標識  ここから尾根歩きであるが、キレツトが四ヶ所もある


     始めの持越し沢ノ頭から鞍部へ下るのは難しくはない


     1080mピークから登り返す


     女郎小屋沢ノ頭に到着 おいしい昼食をいただく


     かなりの急坂を下り女郎小屋沢乗越へ ロープが設置してある


     下にはロープがあった 下はザレで滑りやすい


     登り返して1031mピーク 大タル丸


     西の大タル丸を下って大タギリへ到着  下部は急坂で木もない所があるのでロープで降下


     大タギリを下りる 白ザレのピークへの登り返しがきつい


     シロザレのピークを下る  (振り返って)


芋沢ノ頭付近の鹿柵を越えて尾根を下る


680m付近の尾根を下って  橅の林がすばらしい


     鹿柵で北西の尾根を下りられないため懸垂で小川谷へ下りる


     穴ノ平沢堰堤を登って県民の森へ戻った



コースタイム
西丹沢県民ノ森Ⓟ6:50~7:07→中ノ沢経路→東沢堰堤8:20~35→東沢乗越9:55→持越沢ノ頭10:05~13→女郎小屋沢ノ頭10:50~11:10→大タル丸(1031mピーク)11:25→芋沢ノ頭13:25→小川谷14:50→穴ノ平沢出合15:00→林道15:24→西丹沢県民ノ森Ⓟ15:35
 
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