晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

0921  飯豊連峰・胎内口から、北股岳2025m、梅花皮(かいらぎ)小屋、杁差岳

2024-07-05 17:11:59 | ハイキング

         地神山から頼母木小屋(小さく見える)、朳差岳(右上)

期日 : 2009年8月11~12日

メンバー:   Akky 単独 

コースタイム・天気

8月11日  曇り後雨

 新潟市4:07=奥胎内ヒュッテ駐車場5:17~50(マイクロバス)=足の松尾根登山口(467m)6:00~10―姫子ノ峰(6:50―滝見場7:40―イチジ峰8:45~55―大石山9:40~45―頼母木小屋(昼食)10:10~11:00―頼母木山(1720m)11:23―地神山11:58―胎内山12:23~32―門内岳、門内小屋12:45~13:00―北股岳(2025m)13:30~40―梅花皮(かいらぎ)小屋14:10

8月12日  曇り

 梅花皮小屋5:15―北股岳5:40~50―門内岳(ブロッケン)6:30―地神山7:25~30―頼母木山8:05―頼母木小屋8:10~20―大石山8:50~9:00―鉾立峰9:30~35―杁差岳10:00~25―鉾立峰10:54~57―大石山(昼食)11:25~12:07―水場上12:55~13:05―姫子ノ峰14:00~10―登山口14:40―奥胎内ヒュッテ15:20~45=クワハウス胎内16:20~17:00=新潟市16:04

  時間16:33(7:10,9:23)、距離30.5km 累積標高差+2770m  標高差2025-350m=1635m

                         足ノ松尾根登口から朳差岳、地神山ルート_1

                   地神山から北股岳、梅花皮小屋ルート_2

         奥胎内ヒュッテから朳差岳、北股岳、梅花皮小屋ルート標高

 

記録及び感想

8月11日 曇後雨

 10日から山に登る予定であったが、天気が悪く一日遅らせた。11日の予報は、晴れ後曇りとのことでいさんで出かけた。奥胎内ヒュッテには予定より早く5時17分に着いた。5時頃に静岡で地震があり自宅は震度4とのことで問題ないとして登った。

 奥胎内ヒュッテからマイクロバスに乗せてもらって足の松尾根登山口まで送ってもらう。

         足の松尾根登山口

 登山口から5分程ブナ平の道を行くといきなり木の根っこの出た急坂に差しかかる。暑くて汗がふき出てきた。先に行った人か鈴を鳴らしながら登っていく。姫子ノ峰で休み大石山方面を振り返るとガスが掛かり見えない。今日も天気予報ははずれとがっかりする。

  ブナの根っこの最初の急坂

 

 両脇が切れ落ちた岩場を通り、滝見場に着くとようやくゆるい登りになってきた。この辺からパラパラ小雨が降ってきた。ここで引き返すか考えたが半分登ったので登ることにした。イチジ峰で雨が上がった。しかし暑い。汗がボトボト落ちる。山が低いせいか暑さは変わらない。西峰の後にすぐ大石山に着いた。ガイドブックのコースタイム5:00の所3:43であった。しかし周りはまったく見えない。

        一回目の岩越え

       姫子ノ峰  アップダウンが始まる

      二つ目の岩場 岩渡り

        イチジ峰  大石山まで300m登る

       大石山稜線に出た

    大石山にて (この後天気が悪いので11日は写真はない)

 

 頼母木小屋までマツムシソウ、イブキトラノオなどの高山植物を見ながら歩く。又雨が降ってきた。

 地神山、門内岳、北股岳と雨の中歩くだけで展望もなくつまらない。門内小屋に12:45に着いたが早すぎるため北股岳を越して梅花皮山荘まで歩いた。ここでは石転び沢の雪渓が見えるはずであるが何も見えない。雨が本降りになってきたので時間は早いが、梅花皮山荘に泊まることにした。晴れていれば、御西小屋まで行けたのに残念である。

 

8月12日   曇り

 梅花皮山荘宿泊者は8人で、地元山形の人は、春に冬虫夏草を採取して一回で10万円程儲けたとのこと。趣味と実益を兼ねての山登りは羨ましい。

 本日は奥胎内ヒュッテまで戻る。雨は降っていないが相変わらずガスで見えない。北股岳の急な登りをヒメシヤジンなどの高山植物を見ながら登っていく。ようやく少しずつ晴れてきた。北股岳山頂では大きな虹とブロッケンが見えたが周りの展望はない。残念。

   朝7:17      梅花皮小屋より北股岳山頂を目指して出発

       梅花皮小屋より北股岳を望む

       北股岳山頂直下より石転び沢方面

    北股岳山頂  虹が出て来た

    北股岳山頂からブロッケンが見えた お花畑も見える

 緩い稜線を下ると門内岳。ここもガスでも展望がない。梶川尾根分岐(扇の地紙)でようやく少し見えるようになってきた。地神山南より北股岳方面と頼母木小屋方面も見えるようになってきた。なだらかな稜線である。頼母木山でこんこんと流れる水をいただく。おいしい水である。

    門内岳山頂   祠と鳥居があった

        地神山より門内岳、北股岳方面を振り返る

   地神山南から頼母木小屋方面、右上は鉾立峰と朳差岳

    タカネマツムシソウ 頼母木山付近

        貴重なイイデリンドウ

     飯豊のオアシス 頼母木小屋

          大石山付近のお花畑

     大石山付近の御花畑 マツムシソウとハクサンイチゲ

 大石山にザックを置き一緒に歩いてきたSさんと杁差岳を往復する。140m下り、また150m程登り返すと鉾立峰だ。疲れたがさらに80m下り登り返すと杁差避難小屋が見えてきた。北海道の牧場のようなかわいらしい小屋である。タカネナデシコ、マツムシソウ、イブキトラノオ、マルハタケブキ、ギホボウシ、トリカブトがここでも咲いていた。昨年からの念願であった杁差岳に着いた。ここでも展望はきかなかった。又来年来いということであろうか。

           鉾立峰にて

           朳差岳に登る

     朳差岳のお花畑

     シラネニンジン、タカネナデシコ

       タカネマツムシソウ

 梅花皮小屋から一緒だった佐々木さんは最後に予定していなかった杁差岳に来ることができたので感動していた。きつい鉾立峰と大石山を登り返した。山を降りるときになって天気が回復してきて熱くなってきた。

 

 

          朳差岳にて

        朳差岳山頂から

   鞍部より帰りの帰りの鉾立峰を望む

     お花畑 マルハタケブキ

 滝見場、姫子ノ峰と急な松の根っこの急坂を下った。足の松尾根は登りも疲れるが下りも急で緊張して降りなければならない。

     足の松尾根登山の下り 下は急坂 慎重に下る

     イチジ峰より大石山を望む

     滝見場より  大きな滝

     姫子ノ峰より大石山

      頼母木大橋から

 胎内のロイヤルパークホテルの露天風呂が終了していたためクアハウス胎内で風呂に入って帰った。

 来年の天気が良い日に最高峰大日岳まで往復してみたい。

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1024  花の二王子岳

2024-06-21 16:46:36 | ハイキング

      奥ノ院跡から避難小屋を望む

 

期日 : 2010年6月11~12日

メンバー : (L)K. WATANABE、(SL) M. SAITO、T. Onaka、F. HAGIWARA、Akky   計 5名

コースタイム・天気 

    11日  晴

  平塚駅20:30=新発田IC 1:30=道の駅加治川(仮眠)1:40

   12日  晴

      道の駅加治川6:35=二王子神社登山口7:05~20― 一合目7:50―神子(みこ)石8:15― 一王子神社(避難小屋)8:30~ 50—四合目9:18―定高山(五合目)9:35~50―油こぼし(七合目)10:50―三王子石祠11:25ー山頂11:40~ 12:20―定高山13:50― 一王子神社14:20~30―登山口15:25~45=魚沼市西名(青雲館)17:45   

     時間6:50(登り3:25、下り3:25) 距離11.0km 標高差1420-300=1120m 累積標高差+1120m

                  二王子岳ルート

         二王子岳ルート標高

山行記録

  華麗なるお花畑と飯豊連峰の展望を目的とした。 2005年5月3日に次いで二回目である。

 新発田から県道202号線に入り道標を頼りに二王子神社に着いた。すでに駐車場は満車に近い。人気が高い山をうかがわせる。

]

           二王子神社  左脇に登山口がある

 神社の脇の沢に沿った杉林の中の道を登って行く。20分程登ると一合目(490m)に到着した。ブナなどの雑木林となり緑がすばらしい。天気が良いがむし暑い。

  急坂を登ると神子石の巨岩(575m)が出てきた。すぐ上に(600m)に水場があった。汗を拭きながら急坂を登ると一王子小屋(三合目)に着いた。立派な小屋で近くに水場もあり避難小屋として宿泊が可能。

        一合目 490m付近の雑木林

       神子石 標高 1575m

                   二合目水場 標高 600m

     三合目  一王子避難小屋付近のタニウツギ

                        ツバメオモト

  暑くむれるため衣服を調整しエネルギーを補給して出発した。タニウツギやサンカヨウ、イワカガミ、イワウチワなどの可憐な花に癒される。期待した通りこの時期は花が多くすばらしい山だ。

            三合目 一王子避難小屋 水場あり

      避難小屋付近のサンカヨウ

        標高900m付近のイワカガミ

          定高山手前 可憐なイワウチワ

           スミレ  定高山にて

  40分程緑の林を登ると8m程の柱が立っている定高山に着いた。冬の積雪量を測るため0.5mきざみの目盛りが記してある。ミヤマカタバミ、シラネアオイなどの可憐な花が出向かえてくれる。雪が消えた所にはショウジョウバカマが咲いており、雪が解けて池になった所(鴨池)にはモリアオガエルの卵があった。残雪の窪地をキクザキエチゲやカタクリの群落を見ながら登って行く。

        五合目定高山 標高995mで一休み

          ミヤマカタバミ 1090m付近

         ショウジョウバカマ

           ヤシオツツジ

         鴨池 標高1140m モリアオガエルの卵 

              標高1140m付近 雪が出て来た

             キクザキイチゲ

         1170m付近の雪渓

      標高1200m付近のカタクリ

            頂上が見えた

  窪地から油こぼしの急坂を登ると清純可憐なタムシバが迎えてくれた。カタクリやシラネアオイの群落が続く。坂がゆるくなって稜線にでると左手前峰に赤い蒲鉾型の頂上小屋がみえると三王子石祠に着いた。

     七合目標高1260m 油こぼしの急坂

     標高1300m付近のカタクリの群落

           可憐なタムシバ

    三王神社より二王子岳避難小屋を望む

        三王子神社 標高1365m

         奥ノ院跡より避難小屋を望む

  石の台座だけの奥ノ院跡を過ぎて10分程で頂上に着いた。青春の鐘と立派な山頂標識があった。

頂上は人が多く驚いた。東方向は霞んでいるが飯豊連峰が見えた。杁差岳、大石山、頼母木山、北股岳、大日岳がずらりとならんでいる。飯豊山は霞んで見えない。天気が良いと北方向には朝日連峰が見えるとの事。西側の日本海側も良く見えない。でもこの時期これだけ見えるのはすばらしい。

        二王子岳山頂 青春の鐘 後ろは飯豊連峰

          山頂からのパノラマ①

           山頂からパノラマ②

      奥の院にて 飯豊連峰をバックに 名残りを惜しむ

 展望を満喫し、おいしいおにぎりを食べて二王子神社へ下った。

           六合目ヤシオツツジ

       六合目付近から山頂を振り返る

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0515  残雪期のニ王子岳 (1420m)

2024-06-17 18:01:01 | ハイキング

                 麓の加治川から眺めた二王子岳

 

期日 : 2005年 5月 3日  晴  

メンバー :  Akky 単独

コースタイム  

 新潟6:20=ニ王子神社駐車場 300m, 7:19~25―ニ王子神社7:30―神子石―二合目水場8:05 ―三合目, 一王子避難小屋 8:18―四合目―五合目,定高山(電柱)8:52―鴨池(今回は雪の下)急坂上9:12―六合目9:17―七合目油こぼし1260m,9:32―ポール(三王子石祠)9:45―奥ノ院跡―山頂1420m,10:04~11:10―六合目11:46―定高山(電柱)11:54―一王子避難小屋12:14―二合目12:34ーニ王子神社12:50—駐車場13:00~10=ニ王子温泉13:30~14:00=新潟15:15 

 時間4:15(登り2:34、下り1:40)(標準4:00+2:30) 距離11.0km 標高差1420-300=1120m 累積標高差+1150m

                       二王子岳ルート

          二王子岳ルート標高

記録  

 五月の連休に新潟に帰省する。一日目は田植えの手伝いをし、二日目は手伝いを免除してもらって飯豊山展望の山ニ王子岳に登った。5時半に起きて苗を車に積む手伝いをした後、地図を見てカーナビに中田屋付近を入力して出発。

 新潟バイパスを新発田入口で降りればよかったのだが、東港でおり、旧7号線を北上する。新発田駅前を左折し五十嵐野公園付近を通り中田屋付近に到着。近くにいた農家の人にニ王子神社を尋ねて登山口に到着。カーナビには道が載っていない。

    登山口駐車場は既にいっぱいの状況。端に止めて出発。二王寺神社は本日祭りとのことで車は入れない。神社に登山の無事をお祈りして出発。神社にはまだ雪があるが、新緑の若葉がきれい。

               二王子神社駐車場

          二王子神社 本日はお祭り

 ちょうど通りかかった人と一緒に神社の脇の杉林の中の沢伝いに登る。途中二ヶ所沢を渡る。雪が解けたせいか道はグチャグチャ。一合目から少し急になり、二合目の水場に到着。

 だんだん急になり、粟ヶ岳や飯豊山の登りを思い出す。回りには可憐なイワウチワの花が咲いていた。大きな石の間を通ると雪が少しずつ出てきた。雪になり歩きやすくなった。少し急な坂を倒れた木の枝をくぐると三合目、一王子避難小屋に着いた。北西の方向に平野が見えた。新発田の町かな。 北には雪が解けた湿原があり水芭蕉が咲いていた。

       二合目に咲いていたイワウチワ

           三合目(一王子避難小屋)

      一王子避難小屋の上を登る 新発田の町が見えた

 右側が坂になったヘツリの道を登っていく。坂を登ると電柱が立っていた。なんだろうと思って近づくと積雪の高さを図る柱であった。本日は、1mの残雪である。定高山と判明。

           定高山への登り

         五合目定高山994m

        定高山上の急坂を登る  1040m

            急坂上の1090m付近 坂が緩くなった

 ゆるい坂を登ると吹雪の時の目印でである5m程のポールが立っていた。左側には、雪の山が見えた。五頭山(南西)、蒜場山(南)と思われる。西側には、平野と海(東港)が見えた。右側には少し高いこぶが見えた。右に曲がってこの坂を登る。かなり急な坂であるが、前の人がつけてくれたステップを登っていく。アイゼンは、いらない。

 坂の上は平らになっており、右側(南)には蒜場山が今度はきれいに見えた。またゆるい坂を登ると六合目であった。

       六合目から五合目方面を振り返る

       新発田聖篭方面、佐渡島、淡島ははっきり見えない 

 少し下ると急な坂が表れた。しっかり踏み跡付いている。ステップを登ると七合目油こぼしの標識があった。

     七合目 油こぼし 標高1260m

        油こぼしの急坂

       油こぼしを登り切った稜線1270m付近

 藪を過ぎると平らな丘に到着。ここで休んでいる人の脇に行き一緒に休む。話を聞くと15分くらいで頂上につくとのこと。よく見れば左の上の山の上に黄色い小屋が見える。ゆるい雪の坂を快調に登っていく。しばらくすると左に夏道が出てきた。でもトレースは雪の坂をまっすぐ登っていく。トレースをたどっていくと少し右側の雪が無くなり狭くなってきたので左の藪に入り気象観測装置に着いた。目の前に山頂の黄色い小屋と青春の鐘が見えた。ゆるい雪道でアイゼンもいらず楽しい山登りであった。

    三王子神社(標高1330m)から山頂小屋を望む(小さな赤い点)

        山頂避難小屋

 頂上に着くと胎内川をはさんで (右から)大日岳、北股岳、飯豊本山、烏帽子岳、北股岳、地神山、鉾立峰、朳差岳、前朳差岳が見えた。少し霞んでいるがすばらしい展望だ。夏には朳差岳に登ってみたい。

 鐘の下の雪原に降りて俵屋で買ってきた岩海苔のおにぎりを食べる。普通の海苔と違っていい香りがする、しかもおいしい。やはり海の幸は新潟がおいしい。南には、二本木山、北には胎内ヒュッテに下る道が見えた。いつかはここを下りたい。

       山頂の青春の鐘と飯豊連峰 展望盤

 名残惜しい飯豊山に別れを告げて下り始める。山スキーの人も同時に滑り出す。スキーの靴で登ってくるのは大変だろう。でも滑るのを見ていると少しやってみたくなった。帰りは雪の下り坂をスイスイ下る。油こぼしの急坂では少し慎重になった。地元の人はなれているのか下るのが早い。

     北東の1304m峰と前杁差岳 飯豊連峰の展望

         前杁差岳から地神山

         地神山から大日岳

      大日岳から二本木山(南方向)

       二本木山から蒜場山  11:10から下山開始

 中にはカッパのズボンをつけてシリセードで下る人もいた。こちらは、滑りが悪いが登山靴のスキーだ。どうやら雪の坂になれてきたようた。順調に下ってニ王子神社についた。祭りの吹流しがはためいていた。キャンプ場にはバーベキュウをしている人もいた。

          六合目 標高1160m

         一王子避難小屋付近まで下りた

            二合目水場

        二王子神社まで戻った。

 ニ王子温泉に入り帰路についた。帰るとき見たニ王子岳は白く耀く白銀の山であった。

    

                加治川から見た二王子岳

              加治川の桜と二王子岳

 

 

 

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0716   月山 3 (1984m) 弥陀ヶ原コース  

2024-02-18 14:27:49 | ハイキング

      たたみ石付近のお花畑

 

期日  : 2007年8月 15日       曇後霧 

メンバー :    Akky 単独

コースタイム 

   新潟6:25=鶴岡9:00頃=八合目駐車場1385m,10:11~30―御田原参籠所1440m,10:40―たたみ石1700m,11:01―佛生池1740m,11:42―行者返し1830m,12:04―頂上、月山神社1984m,12:29~13:30―行者返し1830m,14:00頃 ―佛生池小屋1740m,14:32―御田原参籠所1440m,15:23~35―八合目駐車場1385m,15:41~16:00 

    所要時間4:10(登り1:59、下り2:11)  距離 10.3km   標高差  599m 、累積標高差+610m 

     月山ルート地図

      月山ルート標高 (急な所がない易しい山)

 

記録、感想

 今年も新潟に帰省。8月15日は3回目となる月山を登った。出発時の駐車場は曇り、展望はそれほど悪くはない。弥陀原湿原は「いろは48沼」と言われ、池塘がたくさんありニッコウキスゲやリュウキンカ、キンコウカの群落がすばらしい。今回は鳥海山は見えない。

         弥陀ヶ原湿原 ミツガシワ

     ニッコウキスゲとコバイケイソウ

       イワカガミ

 イワカガミからコバイケイソウ、ニッコウキスゲまで一緒に咲いている。すばらしい花の山だ。オモワシ山を見ながら登ると仏像をたくさん祀っている佛生池に到着。ガスが多くなり山頂方向は見えなくなってきた。間もなく月山神社本宮。

 参拝して、展望が得られないので山頂のお花畑を楽しむ。コバイケイソウやミヤマキンポウゲ、ウサギギク、リンドウ、ミヤマシシウド、チングルマ、ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、エゾシオガマ、アザミなどが咲いていてすばらしい。

      月山神社本宮

 山頂付近のお花畑を楽しむ。

      コバイケイソウ

          ミヤマキンポウゲ

           ハクサンイチゲ

     アオノツガザクラ

   

         イワカガミ

     行者返し付近の ミヤマリンドウ

          コガネギク

         佛生池付近のお花畑

            トウゲブキ

          エゾシオガマ

 お花畑をたのしみながら弥陀ヶ原参籠所に無事到着。

 

    

 

 

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0615    月山2 (1984m) 弥陀ヶ原コース 

2024-02-15 14:50:45 | ハイキング

      弥陀原湿原と鳥海山、弥陀原参籠所

 期日 : 2006年8月 15日  快晴

メンバー : Akky,   Tatuya

コースタイム

 新潟市6:00=鶴岡市8:30~45=八合目駐車場9:40~55―御田原神社10:12―弥陀ヶ原10:12―たたみ石10:47―仏生池10:56―オモワシ山11:00―頂上11:40~12:30―行者返し2:50 ―仏生池小屋13:16 ―御田原神社14:00 ―八合目駐車場14:07~15=湯田川温泉15:30~16:00=新潟市19:20

      時間 3:22(登り1:45,下り1:37) 、距離10.4km、標高差 1984-1385=599m

 

         月山ルート地図

 

         月山ルート標高

 

記録、感想

 今年も新潟に帰省した。13日には湯沢の大源太山に登って疲れたので14日は休養。とてもよい天気で暑かった。疲れが回復したので15日6時に出発。月山は今回で二回目。

    鳥海山、鶴岡付近から

      月山を望む

 新潟バイパス、高速と乗り継いで中条に到着。ここから7号線。車が少なく快適に走る。鶴岡に予定より1時間早く到着。ここでファミレスを探すがまだやっていない。弁当と朝食を買うためにローソンに行く。イートインがあり座ってサンドイッチを食べた。涼しくてきれいでおいしかった。

 鶴岡から羽黒山、月山高原ラインを通り月山八合目に向かう。途中鳥海山と月山がきれいに見える所があったので止まって写真を撮る。雲がなく今日も良い天気だ。羽黒山を過ぎた頃から道が一車線になり狭い。注意深く運転し1時間かって八合目駐車場に到着。期待したレストハウスがない。

 

 駐車場から阿弥陀ヶ原のゆるい道を右に進む。御田原神社となで牛、鳥居があった。湿原に入って行く。キンコウカが一面に咲いているが少し枯れてきた。「いろは四十八沼」が出てきた。所々ミヤマリンドウが咲いている。しばらく登ると鳥海山と沼がきれいに見渡せるところに着いた。まだ鳥海山には雲はかかっていない。

   弥陀原湿原  ミヤマリンドウ

     弥陀原湿原と鳥海山、参籠所

    弥陀原と鳥海山、無量の池

    1600m付近から大峰、月山山頂

     一ノ岳付近からキスゲの群落と弥陀ヶ原

     キスゲの群落と畳石

 前回は見えなかったので感激する。左側の斜面には雪がまだ残っていた。すばらしい眺めだ。しかも登りはゆるい。石が敷かれた登山道を丸い平らな石を選んで登っていく。前にはピークが見える。後でわかったがオモワシ山だ。タタミ石の下はキスゲや高山植物の群落。風も涼しいしこの時期にキスゲが見られるなんて最高。雪渓も三ヶ所に残っている。すばらしい。タタミ石付近もお花畑でハクサンイチゲ、ハクサンシャジン、キスゲの群落が咲いていて本当にすばらしい。

        ハクサンシャジン 佛生池付近

 しばらく歩くと仏生池小屋に到着。お地蔵様が多数安置されている。修験道の山だ。仏様が生まれた池とのことであるが由来はよくわからない。今回は、前のように白装束の人は見かけなかった。

    ハクサンイチゲ

      たたみ石  左側がしっかり敷き詰められている

     佛生池とお地蔵様

 オモワシ山が近くになってきた。オオカサモチ、ニンジン、アザミの群落。急な岩場の行者返しを越えるとまたもゆるい登り。高山植物が次から次へと出てくる。ハクサンイチゲ、チングルマもあった。頂上に近づくに連れてだんだん風が強くなってきた。アオノツガザクラ、コイワカガミにもめぐり合えた。

    オモワシ山から佛生池小屋と二ノ岳、鳥海山

           大峰

    ハクサンイチゲとフウロウ

     もうすぐ山頂

  山頂近くのお花畑 イワカガミ

      アオノツガザクラ

    イワイチョウ

 立ち止まると風があり寒い。月山神社は松尾芭蕉も登った神社である。神社への参拝は、今回は中止。牛首方面に少し下ると山小屋小屋があった。風が強くなり展望も利かなくなってきた。岩陰で昼食にする。今回はカツドンにした。おいしかった。頂上の一帯を歩いたが、黒百合はなかった。もう終わったのだろうか。神泉池があったが立ち入り禁止になっていた。ハクサンフウロ、マルハタゲキ、ヒナウスユキソウ、ハクサンシャジン、ハクサンイチゲ、イワカガミ、アオノツガザクラ、カイタカラコウなどが咲いていた。ガスが出てきて展望もきかず寒くなってきたので下山開始。下りはゆるい道で稜線万歩という感じで花を見ながらゆっくりと下った。一度頂上に泊まり御来光と展望を楽しみたい。

       月山神社本宮 内部は撮影禁止

     シロバナトウウチソウ 山頂近くのお花畑

       キオン

      エゾシオガマ

    ウメバチソウ

          ミヤマリンドウ

        キオン 葉の形から

      ミヤマキンバイ

          ウサギギク

          ハクサンシャジン

     佛生池迄戻って来た

 帰りは鶴岡の人に聞いた湯田川温泉共同風呂に入った。入浴代は200円と安く掛流しであったが、露天風呂がなかった。

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