二条20m滝
期日:2016年10月15日
参加者名:L Akki、TSさん、Okさん、WYさん
コースタイム・天候 晴
桜坂駐車場6:15―入渓6:27―堰堤7:00―ナメ滝沢出合7:40―栂ノ沢出合8:41―大ナメ10:32~45―二俣(昼食)12:04~30―避難小屋12:40~50―巻機山13:05~18―避難小屋13:39―ニセ巻機山13:49―五合目15:38―駐車場16:45
登り(桜坂駐車場→避難小屋)6:00、下り(避難小屋→桜坂駐車場)3:09
記録
桜坂第四駐車場の脇の林道を歩いて米子沢の案内標識がある所から入渓。一時間ほどゴーロを歩くと2m滝と大岩が出てきてようやく沢らしくなり元気が出てくる。OKさんはフェルトの靴が滑るので、F社のアプローチシューズに変更。グリップがよくなって安心とのこと。二段17mくの字滝とナメを上ってくとナメ滝沢出合。ここから右岸の40m大滝の巻道に入り大滝の上で沢に戻る。踏み後はしっかりついている。
桜坂第四駐車場 後ろは割引沢と天狗岩
ゴーロを歩いて堰堤に到着 水はない
大岩の後の二乗3m滝
二段20mくの字滝 水は少ないが豪快
滑滝沢出合 右奥に4mナメ滝が見える 赤テープの所から40m大滝の巻道に入る
巻道の途中より40m大滝を望む
ごつごつした岩を歩き9mナメ滝を越すと8m幅広滝。この滝は、左から登る人が多いようであるが、落ち口を横切って左岸に移動する際、滑落する危険であるので中央部ルンゼを登る。結構ホールドがある。後続はロープで確保。
15mひょんぐりナメ滝や栂の沢出合上にかかる10mナメ滝を楽しみながら歩いていくとゴルジユに到着。入口3m滝落ち口の上には大岩がたくさん乗っかっていた。2013年には全くなかったのに。
9mナメ滝下から
9mナメ滝 中央カンテを登る
8m幅広滝 中央ルンゼを登る
ヒョングリ15mナメ滝
栂ノ沢出合上にかかる10mナメ滝
4m滝 右から
ゴルジュ入り口の3m滝 落ち口に大岩がのっかっている
上の5mトイ状滝は、夏であれば流芯左をシャワークライムで登れるが、今回は左岩壁を小さく巻いた。
すぐに燕岩の左から流れ込む大きく幅の広い滝が見えてきた。壮大な景観。ここは本流との間を登る。ホールドがしっかりある。
ゴルジュの5m滝 左側バンドを小さく巻く
左豪快な20mスダレ状滝、中央ツバメ岩、右は本流17m滝
少しゴーロを行くと日影沢出合のゴルジュ。ゴルジユ入り口の5m滝は日影沢から巻き上がり、×印のついた所から左のバンドに降りると容易に越せる。×印を越えて踏み跡を登っていくと懸垂降下で降りることになるので注意。右側のバンドから窪角を登って右岸に渡り大岩を登って下り大きな倒木の下のCSの上を再度左岸に渡る。ここで釜を持った大きな二段8m滝が行く手をふさぐ。豪快な滝を堪能して釜の右側の岩壁をへつりながら回り込んで右側岩壁を斜めに登って越す。ホールドがしっかりあり難しくない。
日影沢出合のゴルジュと5m滝 5m滝流芯右側も登れる
ゴルジュ内二番目の5m滝 右側のバンドを登って行く
右側窪角登り岩を越す
手前から右岸に渡り大岩を越して奥に見える倒木とCSを渡り左岸へ
倒木の下のCSを渡り左岸へ 釜の岩壁を回り込んでへつり、二段8m滝左岸岩壁を登る
二段8m滝
次のゴルジユ出口の7m滝は右側の草付きを巻く。踏み跡がしっかりついている。ゴルジュに入り7m直滝を突っ張りで登る人もいるようだ。次の6m滝は左岸から右岸に渡って越えると釜を持った豪快な二条20mの滝。右側の岩壁を斜上しながら越える。これでゴルジュは終了。
ゴルジュ出口の7mチチムニー状滝を上から巻く
左岸から右岸へ渡渉して6m滝を越える
6m滝と20m滝 6m滝の上を渡渉して左岸の20m滝下へ
ゴルジユ出口の20m滝 右の岩壁を登る
次の二段15m滝は右岸をへつって下段に上がる。ここが少しいやらしい。上段は左ルンゼを登る。2013年までは斜上するバンドを登るコースがあったが今は登られていないようだ。次の三段15mを登ると期待の大ナメ。少し滑る所もあるので注意しながら歩くと快適なナメとなり開けた草紅葉の沢を堪能しながら1770m二俣に到着。ここで昼食にした。
二段15m滝 左からへつって上段下へ 上段は左壁を登る
三段15m滝
大ナメで一休み
期待の大ナメを行く
5m滝 左から登る、中央部もシャワークライミングできる
二段4m滝
二段5m滝 左をへつって角から登る
大ナメももうすぐ終了
1770m奥の二俣に到着 ここで昼食 赤テープがある 左の支沢に入る
少し登ると 避難小屋が見えてきた
この後避難小屋に行ってザックを置いて山頂を往復。天気が良く展望がすばらしかった。紅葉は今少し早いように思われた。井戸尾根を下って駐車場に戻った。
少し緊張する所もあったが開けた豪快な沢でツメもなく充分に楽しむことができた沢であった。紅葉はまだ少し早いと思った。
途中の池塘と割引岳と巻機山を望む
巻機山頂上に到着
頂上からの展望
ニセ巻機山方面の展望
米子沢遡行図