前岳の南付近のヒメサユリ
期日 : 2017年6月23,24日(金,土)
メンバー: (L) Akky、tuuchiy
アクセス、コースタイム・天気 : 晴れ
アクセス
行き : 6/23 小出IC=道の駅入広瀬(仮眠)22:30=6/24 道の駅入広瀬5:15=六十里越登山口5:37
帰り: 6/24登山口15:00=道の駅入広瀬15:25~55=小出16:30=湯沢IC17:30
コースタイム
六十里越登山口5:45―電波塔7:00―南岳1409m7:28―鬼が面山8:15―北岳8:33―貉沢カッチ9:09―前岳9:52―浅草岳1585m,10:00~50―前岳11:04―貉沢カッチ11:43―北岳12:25―鬼が面山12:53―南岳13:29―電波塔14:08―登山口14:45
時間 8:10(登り4:15,下り3:55) 、標高差1585-745=840m 歩行距離15.6km
鬼が面山、浅草岳ルート(往復)
鬼が面山、浅草岳ルート標高
記録
浅草岳は、花の百名山としてテレビで放映された有名な山である。尾根に咲くヒメサユリは、朝日連峰、飯豊連峰とこの付近にしか見られない貴重なかわいらしい花である。
浅草岳は、ネズモチ平から登るのが、時間が短く一般的であるが、かねてから見たかったヒメサユリの群落が多く見られる六十里越登山道を登った。
この時期、30台の駐車場が満杯になるとのことで、前夜泊にした。六十里越登山口は五時過ぎなのにもうほとんど満車であった。
トンネル前の登山口からゴーロのやや急な登山道を登ると電波反射設備に到着。ここからゆるい登りになってサンカヨウ、チゴユリ、タニウツギ、ツバメオモト、コイワカガミ、カタクリなどの花を眺めながら登っていく。
六十里越登山口、県境駐車場
六十里越トンネル登山口
マイクロ波反射設備
チゴユリのツボミ
サンカヨウ
エンレイソウ
ショウジョウバカマ
カタクリ
前方に1450m峰と尖った鬼が面山が見えて南岳に到着。東側が大岩壁となって切れ落ちている。ここにはヒメサユリの群落が咲いていた。そそとしたピンクの花が何とも言えずかわいらしい。遥か前方には前岳と浅草岳が見えた。先はまだ長い。ベニサラサドウダンを見て少し行った1450m峰にもヒメサユリの群落があった。花の写真を撮るためペースはノンビリモード。少し下ると白いタムシバが咲いており、その上にはまたヒメサユリが咲いていた。すぐに鬼が面山で三等三角点があった。
南岳の岩峰かな
南岳付近のウラジロヨウラク
南岳付近のヒメサユリ
南岳山頂
南岳を振り返る
南岳北のヒメサユリ
鬼が面山南鞍部より浅草岳
鬼が面山
北には東側が切れ落ちた北岳と、はるか向こうに浅草岳が見えた。急坂を登ると北岳であった。また下って登ると1460m峰でさらに登ると貉沢カッチである。この峰も東側が切れ落ちている。登山道は切れ落ちた崖の端についているので注意して歩いていく。ようやく浅草岳が近づいてきた。貉沢カッチを下った鞍部付近には、ニッコウキスゲとヒメサユリがそろって咲いていた。ヒメサユリはここも群落をなしていた。
鬼が面山北より北岳と貉沢カッチ、前岳
鞍部より貉沢カッチを望む
前岳南のヒメサユリとキスゲ
前岳南の群落
南岳の南より前岳左側を登る
樹林帯の急坂を登ると前岳で東側の尾根には雪渓が残っていた。汗を冷やして雪渓を登りその先の木道から岩道を登ると浅草岳山頂についた。
前岳東の雪渓を登る
浅草岳手前の天場
池塘と守門岳
浅草岳山頂
田子倉湖方面
山頂一等三角点
南には田子倉湖とその上に、越後駒ヶ岳、八海山が霞んで見えた。まだ登っていない会津朝日岳は近いはずなのだがわからなかった。北西には、雪壁で名高い守門岳がこれも霞んで見えた。
帰りも左側の崖に落ちないよう慎重に、またヒメサユリの写真を撮りながら下った。
池塘と守門岳
前岳より歩いてきた鬼が面山の稜線を望む
貉沢カッチピークより前岳を振り返る
南岳の北より南岳(1410m)を望む
駐車場についてみると道路のはるか下まで車が止まっていて人気の山と再認識した。ヒメサユリとキスゲなどたくさんの花を愛でることができて楽しい山旅であった。
六十里越トンネル前の駐車場に戻った