晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

1737   鬼が面山、浅草岳

2024-05-21 14:56:40 | 登山

      前岳の南付近のヒメサユリ

 

 期日  : 2017年6月23,24日(金,土)

 メンバー: (L) Akky、tuuchiy

 

アクセス、コースタイム・天気  :  晴れ

アクセス

 行き :  6/23  小出IC=道の駅入広瀬(仮眠)22:30=6/24 道の駅入広瀬5:15=六十里越登山口5:37

   帰り: 6/24登山口15:00=道の駅入広瀬15:25~55=小出16:30=湯沢IC17:30

コースタイム

  六十里越登山口5:45―電波塔7:00―南岳1409m7:28―鬼が面山8:15―北岳8:33―貉沢カッチ9:09―前岳9:52―浅草岳1585m,10:00~50―前岳11:04―貉沢カッチ11:43―北岳12:25―鬼が面山12:53―南岳13:29―電波塔14:08―登山口14:45

    時間 8:10(登り4:15,下り3:55) 、標高差1585-745=840m 歩行距離15.6km

      鬼が面山、浅草岳ルート(往復)

           鬼が面山、浅草岳ルート標高

記録

 浅草岳は、花の百名山としてテレビで放映された有名な山である。尾根に咲くヒメサユリは、朝日連峰、飯豊連峰とこの付近にしか見られない貴重なかわいらしい花である。

 浅草岳は、ネズモチ平から登るのが、時間が短く一般的であるが、かねてから見たかったヒメサユリの群落が多く見られる六十里越登山道を登った。

 この時期、30台の駐車場が満杯になるとのことで、前夜泊にした。六十里越登山口は五時過ぎなのにもうほとんど満車であった。 

 トンネル前の登山口からゴーロのやや急な登山道を登ると電波反射設備に到着。ここからゆるい登りになってサンカヨウ、チゴユリ、タニウツギ、ツバメオモト、コイワカガミ、カタクリなどの花を眺めながら登っていく。

      六十里越登山口、県境駐車場

        六十里越トンネル登山口

        マイクロ波反射設備

      チゴユリのツボミ

         サンカヨウ

          エンレイソウ

      ショウジョウバカマ

        カタクリ

 前方に1450m峰と尖った鬼が面山が見えて南岳に到着。東側が大岩壁となって切れ落ちている。ここにはヒメサユリの群落が咲いていた。そそとしたピンクの花が何とも言えずかわいらしい。遥か前方には前岳と浅草岳が見えた。先はまだ長い。ベニサラサドウダンを見て少し行った1450m峰にもヒメサユリの群落があった。花の写真を撮るためペースはノンビリモード。少し下ると白いタムシバが咲いており、その上にはまたヒメサユリが咲いていた。すぐに鬼が面山で三等三角点があった。

             南岳の岩峰かな

    南岳付近のウラジロヨウラク

         南岳付近のヒメサユリ

        南岳山頂

          南岳を振り返る

        南岳北のヒメサユリ

      鬼が面山南鞍部より浅草岳

       鬼が面山

 北には東側が切れ落ちた北岳と、はるか向こうに浅草岳が見えた。急坂を登ると北岳であった。また下って登ると1460m峰でさらに登ると貉沢カッチである。この峰も東側が切れ落ちている。登山道は切れ落ちた崖の端についているので注意して歩いていく。ようやく浅草岳が近づいてきた。貉沢カッチを下った鞍部付近には、ニッコウキスゲとヒメサユリがそろって咲いていた。ヒメサユリはここも群落をなしていた。

     鬼が面山北より北岳と貉沢カッチ、前岳

       鞍部より貉沢カッチを望む

       前岳南のヒメサユリとキスゲ

        前岳南の群落

     南岳の南より前岳左側を登る

 樹林帯の急坂を登ると前岳で東側の尾根には雪渓が残っていた。汗を冷やして雪渓を登りその先の木道から岩道を登ると浅草岳山頂についた。

    前岳東の雪渓を登る

      浅草岳手前の天場

        池塘と守門岳

           浅草岳山頂

            田子倉湖方面

          山頂一等三角点

 南には田子倉湖とその上に、越後駒ヶ岳、八海山が霞んで見えた。まだ登っていない会津朝日岳は近いはずなのだがわからなかった。北西には、雪壁で名高い守門岳がこれも霞んで見えた。

 帰りも左側の崖に落ちないよう慎重に、またヒメサユリの写真を撮りながら下った。

       池塘と守門岳

      前岳より歩いてきた鬼が面山の稜線を望む

      貉沢カッチピークより前岳を振り返る

    南岳の北より南岳(1410m)を望む

 駐車場についてみると道路のはるか下まで車が止まっていて人気の山と再認識した。ヒメサユリとキスゲなどたくさんの花を愛でることができて楽しい山旅であった。

     六十里越トンネル前の駐車場に戻った

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0232    浅草岳(1586m)

2024-05-12 11:48:35 | 登山

           浅草岳山頂より鬼が面山を望む

 

期日 : 2002年8月 31日 晴  

メンバー : 単独

コースタイム  

 入間IC 6:00=石打塩沢SA 7:19~40=小出IC 7:58=ネズモチ平登山口 935m 9:14~20一一回目沢渡渉965m 9:36―岩尾根10:03~13―前岳分岐1540m 10:39~42―山頂(昼食) 1586m 10:52~11:36―前岳分岐11:49― 一回目沢12:40―ネズモチ平登山口 12:50~13:00=大湯温泉14:25~16:30=鷹ノ巣清四郎小屋16:45

  所要時間 2:52(登り1:32 下り1:20)  距離4.8km  標高差1585-935=650m

 記録、感想

 待望の浅草岳と平ヶ岳を登る。浅草岳は、七月初めに登る予定であったが、台風のため、北海道より予定通り帰ることができず今回にのびてしまった。

 朝早く出発したため、やはり途中で眠くなってしまった。石内塩沢SAで休む。20分ですっきり。

 車から出て見ると大源太山が反り返っている。なるほど日本のマッターホルンだ。西側には巻機山がそびえている。すぐに小出インタだ。小出町の弁当屋さんほかほか亭で海苔弁当を買い、ガソリンを入れて大白川に向かう。さすがに車が少ない。今回は迷わずに大白川、五味沢に向かう。ほとんど人はいない。橋を渡りまっすぐ進みネズモチ平に向かう。展望休息所付近で不安になり後からきた車に確認した。

 狭くなった一車線の道を進む。さらにススキが多くなり坂が少し急になって工事現場を通る。どおやら駐車場の工事らしい。ここからすぐにネズモチ平の駐車場に着いた。

       ネズモチ平の駐車場

 車は五台ほどすでに止ってる。新潟ナンバーの車もある。すでに登ったのかだれもいない。登山者カードを出してゆっくり登りはじめる。ゆるい道で登りやすい。すぐに沢を渡る。ここで氷の旗があったがなぜかそちらに行かずに沢を登りかける。すぐに間違いに気づき引き返しよく見ると赤テーフ゜がありそちらに進む。登山道は笹や草を刈ったばかりで道が隠れやや登りにくい。

     標高1021m  一回目の渡渉  氷の旗

 二回目の渡渉をしてブナの大木が出てくる辺りからやや急坂になった。この辺で浅草岳がチラリと姿を見せた。一部に沢状の岩道を登る。やっと登山道らしくなってきた。一箇所急な岩を登ると岩の尾根道に出た。北西側には木がなく守門岳がきれいに見えた。下はスッパリ切れ落ちている。この辺で暑くなってきたので休む。

      標高1250m付近から守門岳を望む

 今日は天気が良さそうだ。今回は急がずのんびり楽しみながら登ることにする。人に全く会わないので少し不安になってくる。まだ修行が足りない。ここを少し登ると笹のゆるい道になり前岳の分岐に着いた。なんだか急坂がすぐに終わりあっけなかった。東側には笹原の浅草岳頂上が見えた。

     前岳分岐より浅草岳 右か前岳

     前岳と浅草岳の中間にある池塘

 

        浅草岳より前岳

 この辺、夏は高山植物が咲きみだれているのであろう。木道を通り少し登ると頂上。すでに三組が食事をしていた。三条から来たパーティは、さすがに山をよく知っていて八海山、駒ヶ岳、中岳、荒沢岳を教えてもらった。田子倉湖の上に、燧ケ岳、会津駒、朝日岳、飯豊山が見えた。遠くはかすんでおり良くは見えない。南西には鬼が面山の崖が見えた。越後の山は厳しい山が多いと感じた。

      浅草岳山頂の祠と一等三角点

 

        鬼が面山方面  越後三山も見える

 残念ながら6月に咲くヒメサユリは面影もない。40分ほど展望を楽しんで頂上を後にした。

         鬼が面山の岩壁

 

           ウメバチソウ

 

         浅草岳山頂にて

 

  山頂から田子倉湖と会津朝日岳

 

 小出に戻ると下界はまだ暑かった。コンビ二で明日の朝食と昼の弁当を買い、平ヶ岳を登るため一路352号線を奥只見の鷹ノ巣に向かった。

     小出町から駒ヶ岳、中ノ岳も八海山か見えた

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0220    浅間山(前掛山)(2524m)、黒斑山(2404m)

2024-05-06 14:51:12 | 登山

      トーミの頭から蛇骨岳、仙人岳、鋸岳、浅間山を望む

 

期日  : 2002年6月 1日 晴

メンバー :    AKKy ,     A.WAKASIRO 

コースタイム  

入間IC6:00=小諸IC,7:50=車坂峠駐車場 8:20~30―表コース分岐9:14―トーミの頭 9:20~25―湯ノ平口9:55~00―前掛山分岐10:56―前掛山山頂2524m11:13~25―前掛山分岐(昼食)11:35~12:26―三ッ石12:50~58―Jバンド2150m,13:14~30―仙人岳―蛇骨岳13:45~55―黒斑山2404m 14:17~26―トーミの頭14:37―中コース分岐14:41―車坂峠駐車場15:10~25=尻焼温泉16:40~17:30―野反湖キャンプ場 18:30    

    時間 5:27(登り2:43、下り2:44) 距離14.9km、標高 2524-1973=551m 累積標高差+1240m

           浅間山(前掛山) 黒斑山ルート

     浅間山、前掛山、黒斑山ルート標高

 

 感想、記録

かねてから登りたかった百名山の浅間山。昨年より前掛山までは登山解除になった。雪が消え暖かくなったのでようやく行くことができる。今回、白砂山といっしょに登山計画を立てた。

コースとしては、湯ノ平コースとトーミの頭から黒斑山へ登るコースがある。

今回は展望の良いトーミの頭から湯ノ平へ下り、前掛山に登った後、Jバンドに行き仙人岳、蛇骨岳、黒斑山を通って高車坂峠に下るコースにした。

久しぶりに早朝に出発だ。高崎から上信越道に入る。佐久平PAで20分程仮眠する。ここからすぐに小諸インタである。ここからチェリーパークラインに入り車坂峠を目指す。

左折するところを見逃し少し行き過ぎてから戻りチェリーパークラインに入る。だんだん天気が良くなってきて車坂峠では青空も見えてきた。チェリーパークラインの若葉の道を軽快に飛ばしすぐに車坂峠に着いた。表コースをとり木の間のゆるい登り道を登っていく。コイワカガミはまだつぼみだ。40分程で中コースの分岐点に着く。トーミの頭はいつ来ても浅間山のすばらしい展望台である。

        浅間山をバックに トーミノ頭にて

 

    右から 浅間山、鋸岳、仙人岳、蛇骨岳

  左から 黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳

 

   剣ヶ峰山、トーミの頭 山頂に人が見える

 

   草スベリの急坂を振り返る 

 

ここから草すべりを湯ノ平に下る。上部は斜度30度前後の厳しい崖のトラバース道である。トーミの頭、剣ヶ峰が切り立っている。慎重に下る。湯ノ平口付近から坂がゆるくなり笹原のすてきな道になった。

         草スベリからトーミノ頭を振り返る

 

         草スベリ下より振り返る

 

    草スベリから浅間山を振り返る チョコレート色の山

湯ノ平には唐松などの木が茂ってきている。所々に白山イチゲがもう咲いていた。カッコウが鳴いており気持ちの良い場所で、のんびりしたい所である。樹林帯を行くと賽ノ河原分岐付近からガレのやや急な登りになり2000m付近から15~20度程の浅間山第二外輪山の登りの道を斜めに登って行く。小石の道であるが良い道である。50分程で前掛山分岐に着く。黒斑山などの第一外輪山の眺めがすばらしい。ここから浅間山へは登山禁止になっているため前掛山へ行く。前掛山には浅間山の標識があった。風が強く寒い。

       ハクサンエチゲが咲いていた

 

    湯ノ平口から第一外輪山を振り返る

 

     賽の河原分岐分岐付近から浅間山

 

前掛山山頂にて、標識は浅間山になっている 右側に浅間山の山頂がある

 

   前掛山山頂から登ってきた外輪山を振り返る

 

        浅間山の北方向稜線

 

篭ノ登山、烏帽子岳、湯の丸山が見えた。黒斑山や田代湖がはるかに下に見えた。遠くには四阿山、根子岳がかすんでいる。浅間山はかなり煙をはいている。展望を楽しみJバンドに向かう。

ゆっくり下りながらJバンド方向へ下る道を探す。溝状の沢は大きな石が出ており歩きづらそう。

2200m付近から三ッ石目指して下る。土の表面はかなり固く歩きやすい。三ッ石に着くと湯ノ平で会ったパーティに又会う。ここは小さい木が生えてきており、花も咲いていて気持ちが良い。

 

     浅間山稜線から賽の河原、鋸岳を望む

 

  鋸岳下から浅間山を振り返る Jバンドの登山道を目指して

少し休憩してJバンドへの急坂を登る。約100mの急登。下から見ると上部は崖状で厳しく見えるが、登ってみるとジグザグに道がつけてありなんてことはなかった。鋸岳へは道がないようなので割愛した。Jバンド分岐から巻き道を通り仙人岳、蛇骨岳へ向かう。岩や潅木の気持ちの良い道である。蛇骨岳では、浅間山に雲がかかり始めてきた。ここから林の中の道を通り黒斑山に着いた。黒斑山では三パーティが休んでいた。草すべりの下りはやはり厳しいとのこと。ここで浅間山をバックにした写真を撮り、中コースを車坂峠まで下った。

    仙人岳、蛇骨岳のコルより浅間山

        蛇骨岳の岩場の道

          蛇骨岳山頂

 

        樹林帯を進むと黒斑山

 

 ここから北の田代まで砂利道を下り、144号線を東に行き長野原で405号線に左折して野反湖へ向かった。六合村では混浴でしかも川原の温泉で有名な尻焼温泉に立ち寄る。ちょうど若い女性といっしょになり水着を着て入ることなどを話す。温泉の手前の駐車場に車を置きそこから歩いていく。温泉街を抜けるとなんと川が仕切ってあり、そこに入っているではないか。しかも脱衣所がない。女性たちは水着を着て入っている。ひるまず川の脇で脱いで入った。底は川原でヌルッとしているがお湯は暖かく気持ちがよい。かなり広い所で十分温まる。温泉には鉄分が含まれているらしく岩は茶色になっていた。

  あがる時には、見学の女性がいてこちらの方がはずかしかった。広い川で泳ぎストレッチして疲れがとれた。

 野反湖に着くと急に夕立がきてワイパーが利かないくらい激しく降ってきた。それでもキャンプ場のロッジに着いた頃は小止みになってきた。雨がいつ又降るかわからないためテントを止めてバンガローを借りた。WAKASHIRO君の交渉で6人用を4600円で借りることができた。カレーを食べ7時半に寝てしまった。

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