晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

尾瀬、 笠品川タル沢ワル沢~井戸沢下降  沢登り

2015-07-18 14:18:51 | 登山
笠品川本流の5mナメ滝
  

期日 : 2015年7月12日


 ナメ滝とナメの沢として紹介された笠品川タル沢ワル沢に行ってきた。期待通りのナメとナメ滝で楽しく遡行できた。下りは境界尾根から井戸沢に入り下った。ナメ滝は、笹や灌木につかまって下ったのでロープは使用しなかった。


コースタイム・天気 晴れ
 関越道=沼田IC 7:29=井戸沢橋路肩Ⓟ8:30~50―笠根橋(入渓)9:10~20―引上悪沢出合10:57―ワル沢右俣11:23―1715m右俣12:04―藪漕ぎ―1760m12:10―尾根境界(昼食)12:17~42―1740m井戸沢13:30―下降―井戸沢橋15:03~20=沼田IC
                            登り 笠根橋~尾根境界2:57、下り2:18、歩行距離 6.1km

記録
  戸倉から湯けむり街道に入り鳩待峠への道を右に見て少し進むと井戸沢橋に到着。手前左側の路肩に車を置いて笠根橋まで歩いて入渓。傘根橋は工事中であった。


     井戸沢橋の手前の路肩に車を置く


     20分ほど歩いて傘根橋に到着 橋の銘板はなかった  ここから入渓


     ゴーロを歩いていくと倒木のある5mナメ滝  釜をヘツって左から登る
 

     タル沢出合からタル沢へ入る


     7m魚留滝  右側をヘツり滝の右側を登る  気持ちがいい


     ゴーロを行くと大岩のある3m滝  岩の右側を登る


     少し行くと3mトイ状ナメ滝


     すぐに釜を持った二段5m滝  左側の階段状の岩を登る


     第一ゴルジュに到着


     大木が残っている  この上を歩いて入ると奥に3mナメ滝が見えてくる


     ゴルジュ出口の3mナメ滝 右側から登る


     ゴルジュを抜けるとナメ


     ナメを行くと第二ゴルジュ  左側をヘッつて抜けると4mナメ滝  左側から回り込んで抜ける
     ゴルジュの右側に巻き道がある


     ゴルジュを抜けると5mナメ滝  難しくないので楽しく歩いていく


     小滝を登ると2mくの字滝 楽しく抜ける


     引上悪沢とワル沢の出合い(1530m) に到着 右のワル沢に入る


     すぐに2mナメ滝

   倒木を越えていくと2段5mトイ状滝  突っ張りで越える


     2段5mトイ状滝


     いきなり4mナメ滝  左側から灌木につかまって登った  右側からも登れる


     1580m悪沢右俣分岐  境界尾根を目指して右俣に入る


     右俣にはすぐに3mナメ滝

   ここを登るとナメ滝があり少し少し行くと倒木がある4mナメ滝 


     倒木がある4mナメ滝


     主流を進むと1700m 4段ナメ滝  この上の1715mの二俣を水の少ない右俣に入る

   根曲り竹の藪になり手でかき分け登っていく。踏み跡はない。
   1760m程からから境界尾根となり米栂の大木が出てきた。


     尾根の米栂の大木

   尾根大木の下のササのない所で昼食。 昼食の後歩きやすい南に向かったが、間違いに気がついて東に修正
  し下の沢を目指して下る。 このあたりから燧ケ岳が見えた。
   笹の上に乗りアケビのつるを外して下っていくと1740m付近で沢に降りることができて藪漕ぎから解放された。


     1680m付近の2mナメ滝


     1580m二俣下の4m二条ナメ滝 笹につかまって下る


     ナメを下ると1550m付近から7mナメ滝が出てきた


     その下に3mナメ滝が続く


     さらにナメを下ると二段4m滝


     大きな滝5mナメ滝 左岸の笹や灌木につかまって下る


     7mナメ滝上段 


     7mナメ滝下段

        またもや大きな滝 8mナメ滝  左側の笹と灌木につかまって下った
大きな滝下りが終わったので楽しく下っていく


     1390m付近で二段4mの滝 この辺りはフリクションを使って下った


     ほどなく二段の堰堤に出てこれを左から降りて井戸沢橋に出た

  楽しかったナメとナメ滝の遡下行は無事に終わった。 

  



  




 
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尾瀬・ 笠科川小赤沢

2015-07-05 15:41:35 | 登山
標高1650m付近の20m大滝



期日 : 2014年7月6日 (昨年の遡行) 

 梅雨の合間を見て尾瀬の沢、笠科川小赤沢に行ってきた。ナメが多く大滝以外は登れる沢で美しくまた楽しく癒される。
  交通の便が悪いのと、詰めの藪漕ぎがつらいのが欠点。 

コースタイム・天気 曇時々晴
 沼田IC=戸倉Ⓟ 8:45~9:00=タクシー=小赤沢出合9:10~44―20m大滝12:20~35―昼食12:40~13:00―沢終13:37―登山道14:17―横田代15:10~20―鳩待峠16:08~20=タクシー=戸倉Ⓟ16:40
                           沢登り 4:13、下り1:51、歩行時間 6:21 


記録
 戸倉第一駐車場には予定より早い8:45に着いた。三時間で戸倉に着いたことになる。予約した尾瀬観光タクシーに乗り小赤沢出合の橋で下車。
Mさんを先頭に駐車禁止の標識から笠科川に下り渡渉して対岸の小赤沢に入った。昨日の雨のせいか水が多いように思われた。


     小赤沢出合付近の小滝


     同じく小滝

  大きな岩のゴーロを30分ほど歩き、いやになってきた頃二条4mハング滝。左から小さく巻いた。左から流入する支沢を確認し4m扇状滝となりようやく楽しめる沢に沢なってきた。4m大釜を越すと4x10mのナメ滝。気持ち良く登って行く。水はやや冷たい。


     4mナメ滝


     4m二段ナメ滝


くの字二条3m滝を越すと5mx30mや4x20mの大ナメ。先頭は元気が良くドンドン登って行く。
 少し立っている5m幅広滝を右から巻いてまたも6x50mの大ナメ。少し日がさして来て流れがキラキラ反射して美しい。すばらしく心が休まる。


     5x30mナメ滝


     4m滝と手前の小滝


  突然、空から水が降ってくるような20m大滝が現れる。幅も広く迫力満点。この滝は遡行図には「右の赤い露岩帯を登って草付きをトラバースし落ち口へ」とあるが、シブキがかかるためIさんを先頭に手前の草付のリッジを登り、落ち口より少し上と思われる所を根曲竹につかまって左にトラバースして落ち口の上へ出ることができた。踏跡がはっきりしないため時間がかかったが核心部を越すことができてホッとした。


     20m大滝

  大滝の上もまた階段状のナメ滝で楽しく歩けたが、A1700mほどから沢が狭くなってきて両側の根曲竹をかき分けて登るようになってきた。ここでカッパを着たりサングラスをかけたりしてヤブ突入の防護をして進んだ。
  A1745m付近からヤブが狭くなりもはや沢をたどることができなくなったので左に逃げてヤブの薄い所を選んで進んだ。密ヤブでは直径1cm程の竹が両側から絡まり進めないので、足を高く上げて踏みつけて越えた。とてもコンパスが指す北方向には真っすぐに進めず進路は曲ってしまった。竹の薄皮が喉に入ったりしてこれも大変であった。40分ほどでようやく登山道に出ることができた。スボンやシャツは黒く汚れてしまったが突破できてホッとした。

  大ナメの登りは天国であったが、根曲竹のヤブ漕ぎは踏み跡もなくとんでもない苦労であった。距離にして350mのヤブを40分で越すことができたのは他のWEBを見ても短く優秀の部類と自己満足。
  この後、横田代まで歩いてタテヤマリンドウやヒメシャクナゲ、ワタスゲなどの湿原の花を愛でて鳩待峠まで下った. 
  初めての沢はワクワクドキドキで面白かった。



笠科川GPSトラック


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