10m開墾場の滝
期日 2012年1月26日
東京湾アクアラインから君津インターを通り三島湖の脇を過ぎて旧川集落の奥の一軒屋手前で三間川に入渓。少し歩き二俣を左の支流へ入る。2段10mの滝と2段3mの滝は今回は巻いた。奥の二俣から倒木を越えて林道東山線に上がる。
林道香木原線を歩き左折してカーブの手前の作業道から本流に入渓し沢を下降する。堰堤を越えて川回しのトンネルを抜け、開墾場の滝を懸垂降下し広々とした3mのナメ滝、10mのナメ滝を下りて支流二俣に戻った。少し歩き一軒屋前の入渓点に戻った。ここから分岐点に置いた車に戻り再びアクアラインを通り来た道を帰った。千葉は近いと実感した。
一軒屋前より入渓する 入渓点にて
右岸二俣を左の支流へ
支流の2段10m滝を右より巻く
2段3mナメ滝 ここも右より巻く
支流のナメ滝と瀞
長いナメを歩く
支流の奥の二俣近くにて
二俣を左に入り、倒木を乗り越えていく
支流のツメ 林道へ出る
林道カーブ手前より仕事道を本流に下りて堰堤を越す 二つ目堰堤の下のナメを行く
本流の中にあるコンクリートの小道か
林道の下の川のトンネル(川回し)
開墾場の滝上のトンネルを出口へ
10m開墾場の滝 左岸を懸垂降下する
支流二俣近くの広々とした3mナメ滝
4mナメ滝
この後支流二俣、一軒屋前入渓点に戻り車に戻る。
記録
KMさんの車でアクアラインを走り、海ほたるで夜明け前の富士を見て、三島湖を経て奥米台の待ち合わせの分岐点に到着。千葉は意外と近い。周りは今期一番の冷え込みで白い。ほどなくTAさんが到着。ここに車を置いて一軒屋前まで歩いて下り入渓。
水が少なく靴下からは入ってこないので冷たくはない。三間川の流れは少なく小石の河原を歩いて行く。ほどなく右岸支流の二俣。今回は右岸支流を遡行し、林道に出て再度本流を下降する沢歩きのコース。
流入する沢や、川の小トンネル(川回し)を見て行くと二段10mの立派な滝。深そうな瀞もありビックリ。寒くなければ登れそうであるが今回は右側から巻き道を行く。すぐに2段3mのナメ滝。登ったらおもしろそうであるが、ヌメリが強くここも巻く。堰堤を越えると左は30m程のきれいな崖。砂岩や泥岩の山なので深く浸食されたと言う。気持ち良いナメや小さい瀞を越えて行く。体も温かくなり快適。
ナメは苔で滑りやすい所もあるので気は抜けない。TAさんは慣れておりスイスイ歩いて行く。私は写真を撮りながらついて行く。泥岩のナメに所々小岩がのっかっている沢であるようだ。一時間半程歩いて二俣で休憩。YFさんの手作りシンフォケーキをいただく。甘さ控えめでおいしい。贅沢だなー。
次の二俣を左に行き倒木を乗り越えると林道東山線に出た。林道は少し雪があり所々凍っていて足が冷たい。
林道香木原線へ右折しトンネルを三つ抜けて林道三間線へ左折し、カーブの手前の陽だまりで昼食。
ここから少し戻り作業道から本流に入渓し下降する。
堰堤や川回し(房総特有の川のトンネル)を見て歩いて行くと30cm程のコンクリートの道が出現。散歩用に作った小道かと思ったが下流で管が現れて水用の管を埋めた所と判明。しばらく歩くと四角い沢のトンネルが出現。上は林道が通っているようだ。おもしろい。
この後もナメを歩いて行くと丸い大きなトンネル。これがガイド記事に出ていた開墾場の滝。出口は10mの立派な滝である。出口を少し左に行きロープで懸垂降下。沢登りらしさを体験。この後も広々とした3mナメ滝やきれいな4mナメ滝を下る。岩が白ければすばらしいのに少し残念。ほどなく右岸支流二俣に着いて入渓点より一軒屋前の道路に上がり終了。
気温は冷たかったが、思いがけない時期の楽しい沢歩きで一日を過ごすことができた。
計画してくださったTAさん、一緒に歩いてくださったKMさん、YFさんありがとうございました。
コースタイム・天気 :晴
アクアライン=館山自動車道=富津=県道92号=R465=R410=7:25奥米台8:30― 一軒屋前入渓地点8:50―右岸支流8:55―林道11:00―11:30昼食11:45―本流入渓11:50―開墾場の滝14:00― 一軒屋前入渓点14:35―14:55奥米台15:10=来た道を戻る