晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

丹沢 鍋割山 北尾根

2017-07-21 18:31:20 | ハイキング
懸垂降下で崩壊地に降りて旧鍋割峠へ登り返す


期日:2017年4月6日(日)
メンバー : L TSさん、AKKY、他2名

コースタイム、天気 曇り後一時雨
 寄大橋6:25―釜場ノ平7:26―寄コシバ沢分岐7:44―鍋割峠8:25―(トラバース)―旧鍋割峠9:24―オガラ沢ノ頭9:30―1050m(引き返す)9:43―旧鍋割峠9:53―鍋割山10:25~44―昼食11:03~21―後沢乗越―後沢出合12:22―寄大橋12:36

山行記録
今回のルートは、①寄コシバ沢を登る、②鍋割峠から崩壊している旧鍋割峠へのトラバース、③中ッ峠の白ザレと痩せ尾根を通過する、がポイントのとっておきコースである。

 始めの寄コシバ沢は1998年エアリアマップに登山道として載っているが、2017年登山詳細図には荒廃、通過困難として載っていない。しかしWEBには結構載せられており、危険もなさそうなのでここを登ることにした。
 二番目の鍋割峠から旧鍋割峠へのトラバースはWEBで見ると崩壊地の横断があり危険と思われた。リーダーに相談すると残置ロープがあり通過できるとの事。これは現地で判断することにした。
三番目の白ザレのヤセ尾根はチェンスパイクで通過することとした。
装備としては30mロープ二本とハーネスを持っていくことになった。

 寄コシバ沢へは道標がある寄コシバ沢分岐から入った。ガレ沢を歩き倒木が出てきてA(標高)940m小沢出合より左の巻道ヘ上った。巻道も危険な所はなく容易に鍋割峠着いた。
鍋割峠から右のトラバース道へ入ると途中で崩落しており通れない。北方向に踏み跡があり急坂を下りて沢を渡って問題の旧鍋割峠西の崩壊地の縁に出た。WEBにあるように崩壊地に降りるローブと登るロープがあった。 持参ロープを使用すれば安全に行けると判断し通過することにした。ガレまで懸垂下降し、登りにはロープを張って無事に旧鍋割峠に登り返した。

 オガラ沢の頭で方向を合わせて北西尾根に乗る。ヤセ尾根なので慎重に下る。少し下った所で雨が降ってきた。この先もヤセ尾根が続くのでここで撤退することにした。
 帰りの鍋割山への登りは少し雪が残っていてきれいだった。山頂には誰もいなかった。ここから後沢乗越、後沢出合まで下って寄大橋まで戻った。天気の良い日に再度行きたい。
 旧鍋割峠という地名は正しくないとの指摘がある。正しい地名は不明。



     釜場平下のハシゴを登って


     釜場平


     寄コシバ沢分岐へ


     寄コシバ沢を登る 倒木が出てきた


     小沢出合 標高940mより巻道へ  奥の木に赤テープ


     標高1000m付近の崩落個所


     登山道が崩れている所もある


     鍋割峠の稜線が見えた


     鍋割峠に到着


     旧鍋割峠への道 崩落していて通れない


     急坂を下り左へ回り込んで下る


     沢をトラバースして渡る 1055m付近


     渡ってきたガレ沢上部


     旧鍋割峠西の崩壊地 下りのローブと登りのロープがある


     持参ロープで懸垂降下、下にギャップがある


     残置ロープと張ったロープ


     崩壊地に降りて振り返る


     旧鍋割峠に上がって一安心


     ヤセ尾根を下る 雨のため引き返す


     旧鍋割峠まで戻った


     鍋割山への登り 雪がまだ残っている


     鍋割山山頂 登山者はいない


鍋割山北尾根GPSトラック





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妙高山 三田原山 山スキー

2017-07-01 18:34:52 | 山スキー
妙高外輪山三田原山の稜線にて 霧で見えない


期日 : 2017年3月26日
メンバー : NKさん他5名、AKKY

コースタイム・天気 : 曇り(霧)後雪
民宿7:30=妙高杉ノ原ゴンドラ下駐車場7:50~8:04=杉ノ原ゴンドラ8:05~27―三田原第三リフト8:37~53=ゲレンデトップ1850m9:02~14―三田原山稜線2305m11:26~39 ―1939mP 13:14―1685mP 14:14―笹ヶ峰線林道15:13―三田原第二リフト15:32~42=杉ノ原ゴンドラ下駐車場16:02      
歩行、滑走距離18.6km、時間:6:18(予定6:10)


山行記録
 余裕をもって第三リフト上まで着いたが、三田原山方面はガスがかかり見えない。嫌な予感。第三リフトは9時から営業開始との事で20分ほど待たされる。ゴンドラ駅上からは、黒姫山、飯縄山が見えた。
 NKさんを先頭にトレースをたどり緩い坂を登っていく。沢を渡る所の斜面がシールの効きが悪く難しいとのこと。1910mの沢に着いてみるとしっかりトレースがあり難なく渡ることができた。しかし尾根に出るまでが急坂でジグザグに登るがトレースが硬くシールの効きが弱く後ろに滑ったりして苦労する。

 徐々に霧が多くなり見通しが悪い。後ろから来たグループに道を譲る。ダケカンバの樹林帯を出て遂に外輪山稜線鞍部に出るがガスで見通しがきかない。晴れていれば黒姫山や高妻山が見えるのに残念。少し三田原山山頂方向に進み現在地を確認して疎林地帯を南に滑り始めるが、モナカ雪でうまく曲がれず転んでしまう。リーダーも苦労している。再度ターンを試みるが同じで転んでしまう。リーダーに倣ってキックターンで方向転換して下ったため時間がかかってしまった。いやらしい雪で苦労した。急斜面を下りて登山道を過ぎると池ノ峰の平坦地で雪も柔らかくなりようやく少し楽しむことができた。
 最中雪は難しい。

写真


      杉之原スキー場ゴンドラ上駅にて


      ゴンドラ上駅 前は黒姫山、後ろは飯縄山 三田原第三リフトへ


      三田原第三リフト上よりシールを着けて登山開始


      外輪山三田原山の稜線に到着 霧で見えない


      20305mでシールを外し滑走開始


      20160m付近で風を避けて昼食


      三田原山南尾根下部 1760m付近


      池ノ峰東の平坦地でほっと一息 1435m付近


      林道に出た 1300m付近


      妙高山三田原山GPSトラック



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