晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

0912     夜叉神峠から鳳凰三山縦走

2023-09-28 15:22:12 | 登山

    観音岳山頂にて 展望がすばらしい

 

期日 : 2009年3月20日(金)~22日(日)

メンバー :    (L) M.kawagoe、AKky、Maruyama、S.midori、Watanuma、Tunoda、Hirayama、KAsahara、Hirahara

 

コースタイム

3月20日(金)雨後晴    行動時間5:35

JR甲府駅8:10~30=タクシー=夜叉神峠登山口(昼食)9:25~55―夜叉神峠11: 24~50―アイゼン装着12:40~13:00―杖立峠13:53~14:00―15:30火事場跡2300m(テント泊) 

 

3月21日(土)晴   行動時間8:40

火事場跡7:10―苺平8:13~25―南御室小屋9:00~15―砂払岳11:02~11:14―薬師岳小屋11:16~45―薬師岳12:00~30―観音岳13:10~15―鳳凰小屋分岐13:45~50―赤抜沢ノ頭14:55~15:05―地蔵岳15:20~25―鳳凰小屋15:50

 

3月22日(日)雪後雨  行動時間5:25

鳳凰小屋2382m6:30―燕(つば)頭(くろ)山8: 25~45―旭岳(祠)1860m―西ノ平1330m11:05~10―御座石鉱泉11:55~12:30=タクシー=武川の湯13:10~14:30=タクシー=韮崎駅14:45~15:08=JR=八王子17:10~21

 時間19:00(標準13:20)、距離合計18.3km、標高差2841-1160=1681m、累積標高差+2000m、-2300m

 

感想

一日目 

甲府駅よりジャンボタクシーで出発した。急に雨が強くなってきた。運転手は慎重に運転し夜叉神峠登山口に着いた。雨のためかすれ違うタクシーはなかった。ここまでは全く雪はない。夜叉神登山口に着くと雨が小降りになったがカッパを着て登り始める。登山口には雪はなかったが、途中より徐々に出てきた。途中から雨がやみ晴れてきた。夜叉神峠では白根三山がきれいに見えて感動した。ここで山を見ながら昼食にした。

  夜叉神峠からのパノラマ

 

原生林の雪道をひたすら登って行く。凍っているところが出てきたため1885m付近よりアイゼンを着けた。ザックが重く展望のない登りは疲れる。2時間ほどで杖立峠に着いた。ここから少し下り、ゆるい登りを登って行く。

    標高1885mよりアイゼンを着ける

   杖立峠から雪が多くなってきた

     山火事跡 標高2300m   は展望がよい

疲れてきたため途中でテントを張ることになった。展望もよく、風もあまりない平らな火事場跡にテントを張ることになった。ここから北岳、間ノ岳、農鳥岳、悪沢岳などが素晴らしくきれいに見えた。風もなく気温もそれほど寒くはない。積雪は1.5m程と思われる。

 

     疲れてきたので山火事跡でテントを張る

 

二日目 

4時半に起床。食後外に出ると天気は快晴。夜の風の音が嘘のように穏やかな朝。テントを撤収して白根三山をバックに記念撮影後出発。苺平を過ぎ、南御室小屋から砂払岳までは樹林帯を登る。朝の冷え込みもあって、足元の雪はしまっていて歩きやすい。視界が開けると雪に埋まった薬師岳小屋が姿を見せた。

 

     テントを撤収し出発 バックは白根三山

      西農鳥岳から笊ヶ岳方面

    すぐに苺平に到着

     南御室小屋とテント場

          砂払岳下のがまの石を通って

    大岩の砂払岳を登る

       砂払岳を登る  後ろは笊ヶ岳方面

      砂払岳下より薬師岳を望む

      薬師岳小屋 

     薬師岳小屋より砂払岳を振り返る

 

ここで昼食をとり薬師岳山頂へ。天気もよく360度のパノラマが広がる。八ヶ岳、北岳、富士山、金峰山と山座同定した。

   薬師岳北峰と富士山

  薬師岳山頂標識  地図の山頂は北峰で登るのが難しい

  右から農鳥岳、上河内岳、前岳中岳、悪沢岳

     薬師岳山頂より北岳、間ノ岳

       北岳、仙丈ヶ岳

  仙丈ヶ岳、アサヨ峰、高嶺

      薬師岳から観音岳 緩やかな稜線歩き

 

観音岳までは快適な稜線歩きが続く。観音岳からの下りで、急斜面と雪が深いのとでルートを迷う箇所があった。コルからは予想どおり鳳凰小屋への近道へのトレースはなく、赤抜沢ノ頭への上りにとりかかる。もう重い荷物を背負って7時間近くに歩いていて、疲れはピークに。本当にこの最後の登りはきつかった。鳳凰小屋についたのは16時近く。冬季小屋をありがたく使わせていただいた。

  観音岳に到着 尖った薬師岳北峰が見えた

  観音岳からアサヨ峰、赤抜沢ノ頭、駒津峰、甲斐駒が見えた

 

    地蔵岳と八ヶ岳が見えた

  観音岳 山頂標識で一休み

 

   甲斐駒と地蔵岳、鞍部まで下って赤抜沢ノ頭まで登り返す

  観音岳から鞍部に下る

  一つ目の鞍部から降りて来た観音岳方向を振り返る

   二つ目の鞍部迄下りた

    赤抜沢ノ沢まで登り返す 後ろは観音岳

  アサヨ峰、栗沢山、赤抜沢ノ頭と甲斐駒

    赤抜沢ノ分岐から賽ノ河原に下る

      賽ノ河原の子授け地蔵

 

     地蔵岳と標識 鳳凰小屋へ下る

    森林限界付近から地蔵岳を望む

   鳳凰小屋に到着 除雪して小屋に入れてもらう

     鳳凰小屋に泊まる

 

三日目

天気予報で午後からの降雨が予報されていたため前日より30分早く起床と出発を早めたが出発直前には小雪が舞い始めた。標高2000m以下では雨に変わったが、風や雨量は少なく傘が使える程度であった。

      鳳凰小屋を出発

     2080m付近にはガレ場があった 注意して下る

 

アイゼンは出発から1500m程度まで装着したが、燕(つば)頭(くろ)山までの急斜面トラバースや燕頭山からの氷結した登山道では威力を発揮した。途中危険箇所が多いところではほぼ全員がストックからピッケルに持ち替えた。

 

      ツバクロ山に到着

     標高1890mの崖  ロープが張ってある

 

     西ノ平1330mまで下りてきた  一休み

     御座石温泉に到着

 

御座石温泉では鳳凰小屋の管理をしており、冬季小屋の使用料1,000円/人を徴収された。(正規料金は2,000円とのこと)また、風呂は1式しかなく男女交替で時間がかかるため、韮崎までの途中にある武川の湯(700円)を利用した。

 

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0814    鳳凰三山(薬師岳、観音岳、地蔵岳)

2023-09-23 13:28:48 | 登山

                        観音岳からの展望

 

期日 : 2008年4月29~30日

コースタイム

一日目    晴れ

相模湖IC 7:20=甲府昭和IC 8:18=夜叉神峠登山口9:09~15=夜叉神峠10:06~15―杖立峠11:15~25―山火事跡12:05~35―苺平13:17―南御室小屋13:40~14:00―砂払岳15:00―薬師小屋(泊)15:05

二日目 晴れ

薬師小屋6:30―薬師岳北峰6:38―観音岳7:00~10―赤抜沢ノ頭8:00―地蔵岳標識、賽ノ河原8:05~21―観音岳9:24~47―薬師岳10:17~30―薬師小屋10:40―南御室小屋11:05~25―苺平11:52―山火事跡12:12~20―杖立峠12:53―夜叉神峠13:39~55―登山口14:25~35=白峰会館14:25~15:45

歩行時間 13:45登り7:41(5:50+1:51)、下り 6:04、距離24.2km、標高差2841-1380=1461m、累積標高差+1830m

       夜叉神峠からのルート

     夜叉神峠から地蔵岳ルート標高

 

記録、感想

 連休の天気が良い日を選んで春山に登る。夜叉神峠には予定より一時間ほど遅く着いた。天気が良いが人はいない。明日は休みでないためと思われる。

 靴は冬山用で1.1kgある。ザックは、自炊にしたため10kg。重くはない。夜叉神登山口ではもっと軽くしてくればよかったと思った。50分で峠に到着。地図の時間より10分早い。この道は広げて平らにされ、きれいに整備されていた。峠での白峰三山の素晴らし い展望に感動する。

夜叉神峠からのパノラマ 左から 大唐松山、農鳥岳、西農鳥岳、北岳

 歩き出すとすぐに雪が出てきて今年は多いことが予想された。  急坂を登りしばらくするとまた雪が出てきた。柔らかいのでアイゼンを着けないで杖立峠まで快調に登る。途中一組に会う。アイゼンを持って来なかったから杖立峠まで行って戻って来たとのこと。

          杖立峠手前から雪が出てきた

       杖立峠  アイゼンを着ける

 杖立峠からは少し下りであるため、六本爪のアイゼンを着ける。軽くしかも爪が効きシラビソやヒノキの樹林帯を快適に登る。山火事跡付近になると疲れてきた。素晴らしい展望の所で昼食にする。

  

       山火事跡で昼食 雲がかかって来た

 白峰三山を眺めながらとは贅沢な食 事である。ここから苺平までは又すこし辛い登りである。今年は、標識も雪に埋まっている。下りは快調に歩く。素晴らしい気分。

   少し南が苺平、左上が辻山

 南御室小屋も雪が多くテーブルだけ掘り出してあった。天気が良く爽快であるが暑くはない。いつものように薬師小屋の宿泊予約をしてもらう。ここからは地図では薬師岳まで1時間半である。でもここからが急登でつらいところだ。小屋の後ろの急坂は、雪がしっかりついており登りやすい。樹林帯はそれほどでもないが結構息が切れる。

      南思路小屋のテーブル

 樹林帯最後の急坂を登ると砂払岳の下に着いた。展望が素晴らしい。でも少し雲がかかってきた。呼吸を整え砂払岳の奇岩の道を登る。雪が付いていて結構登りやすい。

 とうとう頂上だ。やはり靴が重いため疲れた。天気は快晴で言うことなし。富士山は霞んで見えない。下には小屋が、前には薬師岳の南北双耳峰の奇岩が見える。最高の眺め。北岳は逆光になってしまった。宿泊手続きをして外のベンチで休む。小屋はほとんど雪で埋まっており冷蔵庫状態。屋根にもまだ雪が多い。先についた4人がのんびり休んでいた。英気を養ってから薬師岳に登ってみる。雪が固く快適に登れる。頂上の奇岩は何回来ても面白いと思う。頂上から青木鉱泉への道はトレースがない。

         砂払岳に登る

        砂払岳山頂から来た道を振り返る

   砂払岳大岩から薬師岳  左下鞍部に薬師岳こやがある

  雪に埋もれた薬師岳小屋  時間があるので薬師岳に登る

      薬師岳小屋から薬師岳北峰(右)と南峰(左)

           薬師岳南峰

           薬師岳標柱 地図上のピークは北峰

      薬師岳北峰(中央の尖った岩)

       明日向かう観音岳

     薬師岳北峰 尖った岩峰

 夕食は、自炊のアルファ米とレトルトのカレイ。結構おいしい。食事のあとすぐに寝てしまった。ほっかいろが暖かくなってからは寒くはなくなった。当然であるが、靴の中は全く濡れなかった。

 

 二日目は、御来光はやめてカップヌードルを食べてから地蔵岳に向けて出発。雪が固くアイゼンが効いて歩きやすい。観音岳では電池がなくなりシャッターが下りなかったのでセーターに入れて温めたら回復した。よかった。北岳などのパノラマがすばらしい。下りは快調。赤抜沢ノ頭の南の分岐から急坂をトラバースして降りる。帰りが思いやられる。

     観音岳山頂 標識は倒れている 三角点は岩の上 展望がすばらしい

   観音岳山頂からのパノラマ  荒川岳、農鳥岳、間ノ岳

      パノラマ 西農鳥岳、間ノ岳、北岳

       パノラマ 仙丈ヶ岳

   パノラマ アサヨ峰、高嶺、甲斐駒ヶ岳、赤抜沢ノ頭

  パノラマ  甲斐駒ヶ岳、赤抜沢ノ頭、地蔵岳  右の急斜面を下って赤抜沢の頭へ

     薬師岳、砂払岳方向を振り返る

   赤抜沢の頭から賽ノ河原へ下る

 

 鞍部まで下ると賽ノ河原。地蔵岳のオベリスクが威厳を持ってそびえていた。賽ノ河原では地蔵様が顔を雪から出していた。後から来た二人と写真を撮りあって楽しんだ。山に比べると本当に人間は小さい。

    賽ノ河原にて

     地蔵岳モニュメント

   賽ノ河原の子授かり地蔵

    下りでは薬師岳北峰の下まで登ってみた

 楽しんだので帰る。赤抜沢ノ頭から急坂の登りは、キックステップとジグザグの登りで登る。少し緊張する。この後の観音岳までの登りもつらい。後は稜線歩きでルンルン気分。薬師小屋から再びザックを背負い下る。あまりザックは軽くなってない。下りはあまり疲れなかった。

 夜叉神峠で三山に別れを告げて車に戻った。天気が良すぎて車の中は50℃にもなっていた。下界と山はずいぶん違うなと思った。本日も人は少なく連休でない人が多いと思った。

 

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1014   南アルプス 仙丈ヶ岳 (春山)

2023-09-12 15:25:38 | 登山

         小仙丈ヶ岳より仙丈ヶ岳山頂を望む

 

期日  :  2010年4月25~26日(日~月) 

メンバー   :  (L)Akky、S.kasahara、K.nakamura

 

コ ース タ イ ム

4月25日 晴  一日目

   相模湖IC 9:40=伊那IC 11:19=道の駅11:50~12:50=仙流荘13:10~14:10=(バス)=歌宿14:50~55―北沢峠長衛荘(泊)16:20

4月26日 快晴  二日目

   長衛荘6:10―三合目7:20~30―四合目7:47―大滝ノ頭(五合目)8:15~25―森林限界8:50―小仙丈ヶ岳9:30~40―頂上下2980mピーク(引き返す)10:35~55―小仙丈ヶ岳11:40~50―小仙丈ヶ岳下(昼食)11:55~12:10―大滝ノ頭12:30―三合目13:00―長衛荘13:50~14:20―歌宿15:35~16:15=(バス)=仙流荘16:50~17:05=伊那IC 17:55

    歩行時間 :一日目 1:25、二日目 8:55、 距離   : 一日目 6.7km、二日目14.9(8.2+6.7)km

    標高差  : 一日目2032-1680=352m、 二日目2980-2032=948m 

              仙丈ヶ岳ルート(往復)

         仙丈ヶ岳ルート標高(往復)

 

記録

4月25日 (一日目)

   3月の連休に計画し中止になった仙丈ヶ岳に元気な人三人で行くことが急遽決まった。林道歩きは長いため、南アルプス林道バスが運行している初日に行くことにした。今日は5月の連休前であり日曜日にもかかわらず高速道路はガラ空きであった。

 南アルプス林道バスが発着している仙流荘前はピンクのヤマモモの花が咲いており、唐松も芽生えてすてきな風景であった。バスの運転手の鋸岳などの解説を聞きながら歌宿に到着した。鋸岳が挑戦するようにそびえている。ここから1時間30分の林道歩きである。くずれた所や石が落ちてくる所を注意して、鋸岳や甲斐駒ケ岳を眺めながら歩いたため舗装道路歩きは苦にならなかった。道路の周りに雪が出てくると長衛荘に到着した。

           仙流荘のバス停よりバスで出発 ピンクはヤマモモの花

       仙流荘バス停より鋸岳と甲斐駒ヶ岳を望む

                     歌宿より鋸岳

                甲斐駒ヶ岳を望む

 

  今晩は小屋開けの初日で、我々で貸し切り状態であった。到着するとお茶が出て説明も親切であり、山小屋もずいぶん変わったとびっくりした。自炊の夕食は、カレーとサラダ、ハムと豪勢であった。持ち込んだ缶ビールといただいた缶ビールを飲み、おいしい夕食をいただいた。部屋はストーブが焚かれ温かく小屋のありがたさを実感した。

              25日の夕食

 

4月26日 (二日目)

  小屋の前からアイゼンを着けてシラビソの大木の林の中を登っていく。登山口でも30cmほど雪が残っている。今年は雪が少ないが寒く多く残っているとのことである。快調に登ってきたが、三合目下と四合目下は急坂。大滝ノ頭の下は雪の両側が切れ落ちていて注意して登った。

           長衛荘前よりアイゼンを着けて出発

             樹林帯を登る

             四合目下の急登

 大滝ノ頭を抜けると森林限界を越えた急坂である。鋸、甲斐駒、栗沢山、アサヨ峰、鳳凰三山が見えた。

          六合目森林限界より鋸岳、甲斐駒ヶ岳

             栗沢山、アサヨ峰

             鳳凰三山

   前方には白い大きな雪山、小仙丈ヶ岳がそびえており圧倒される。白く広い急坂を旗に沿って直登し、喘ぎながら小仙丈ヶ岳に着いた。雪山は体力勝負である。ここから南には大きな小仙丈カールが見えた。西には、中央アルプスと北アルプスも見えた。振り返ると鋸岳、甲斐駒、鳳凰三山もすばらしい。これまで三回登っているがいつもガスがかかり見えなかったので感激もひとしお。小仙丈ヶ岳の下りの岩場は予想した通りナイフリッジになっていた。アイゼンをきかせ、ピッケルを使い慎重に下る。

        小仙丈ヶ岳下の急登 先行するKさん、Nさん

  小仙丈ヶ岳にて 標識の頭が見えた

      小仙丈ヶ岳より仙丈ヶ岳山頂と大仙丈ヶ岳カール

              小仙丈ヶ岳先の岩場

  また急な斜面を登る。空気が薄くつらい。岩の小ピークを巻いて進む。右側は急坂で緊張する。かなりの斜面を登ると右側に仙丈ヶ岳が見えてきた。後20分程で頂上であるが、引き返す時間11時になってしまった。鋸岳、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、富士山、北岳、間ノ岳 笊ヶ岳、塩見岳、千枚岳、聖岳、中央アルプスの展望をカメラに収める。

  あと20分程で山頂であるが、 時間切れで山頂下の岩場 標高2980mより引き返すことにした

      あと20分で山頂なのに残念 (右端ピークが山頂)

          北岳と間ノ岳

                  小仙丈ヶ岳を登り返す

             稜線を戻るKさん

                   帰って来た稜線を振り返る

               小仙丈ヶ岳からの展望

    甲斐駒と栗沢山、アサヨ峰

              北岳と間ノ岳

     栗沢山とアサヨ峰、鳳凰三山、北岳

            小仙丈ヶ岳から仙丈岳に別れを告げた

      北沢峠登山口に下山  歌宿まで林道を歩く

  帰りは、大滝ノ頭の下の痩せ尾根の下りに気をつけて下った。

          歌宿への林道から鋸岳が見えた  

 

 

 

 

 

 

 

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0420   甲斐駒ヶ岳、栗沢山

2023-09-06 09:24:29 | 登山

 

         六方石(下り、巻道分岐から)

期日 :   2004年7月 19日

メンバー : 単独

コースタイム 天気 曇後晴

 北沢長衛荘4:25―見晴らしの良い所2425m 5:24~39―双児山 6:05~20―駒津峰6:49~55―甲斐駒山頂2967m 7:45~8:10―六方石 8:40~45―駒津峰 9:13~25―仙水峠10:30~40―栗沢山 11:30~45―仙水峠12:24―北沢長衛荘12:53~13:01―北沢峠2033m13:10~15=広河原1510m13:40~15:00=奈良田温泉485m15:38~16:13

   時間8:20(登り3:20,下り5:00)、距離11.3km、標高差2967-2036=931m 累積標高差+1650m

             甲斐駒ヶ岳 双児山ルート

        甲斐駒ヶ岳ルート標高

 

記録、感想

    前日(7月18日)は、仙丈ケ岳に登ったが天気が悪く良い写真は撮れなかったので報告は割愛。二回目と同じく双児山からの甲斐駒を眺めるために双児山コースを登る。北沢長衛荘を4:25に出る。まだ暗い。だれも登らないと思っていたが意外に多くの人がいた。

 シラビソのジグザグの道を登っていくと樹林帯が切れて2502mピーク下の仙丈ヶ岳の見晴らしが良いところに出た。ここでおにぎりの朝食にする。仙丈ヶ岳の上は見えないが眺めはよい。坂がゆるくなると双児山に着いた。しばらくすると小雨が降ってきたのでカッパをつける。せっかく登ったのに20m程下る。

         双児山 大きな石がある 

      双児山から駒津峰を望む

 ハイマツが切れるとガレの登り。双児山から29分で駒津峰に到着。甲斐駒はガスでまったく見えない。展望が良いのに残念。少し休んで登りにかかる。馬ノ背のような狭い岩稜帯を注意深く歩き、さらに急な岩の下りを慎重に降りて2762mピークを越えた。

 木が茂ったトラバース道を登ると左側が切れ落ちた崖の上に出た。ここを乗り越すと大きなサイコロ状岩と三角形岩がそびえている六方石に到着。60m程で頂上への分岐。今回は右側の巻道を行く。摩利支天の分岐を過ぎて白い砂の坂をあえぎながら登る。周りが見えないだけに疲れる。かなり回り込むと大学生のパーティが休んでいた。

         六方石(登りに撮影)

    六方石(下りに撮影)

 

        甲斐駒ヶ岳山頂 ガスで展望はない  

 どうやら七条小屋に泊まり頂上を越えてきたらしい。中にはバテている人もいた。頂上が見えず相変わらずきびしい。砂のジグザクを登ると稜線がうっすらと見えてきた。黒戸尾根コースが合わさり頂上が近いことを知る。大きな岩を登ると石祠がうっすら見えて頂上である事が分かった。

 相変わらずガスでなにも見えないのですぐに下る。白砂の下りを今度は気持ちよく下る。天気が悪いのに続々と登ってくる。六方石に着くと安心したのかようやく登った喜びが湧いてきた。巻道分岐付近から見ると六方石はすごく大きい。(高さ11m程) 駒津峰までのアップダウンは結構きつい。馬ノ背状(2752mピーク)のところではシャクナゲが咲いていた。

           駒津峰への登り返し

 駒津峰に着くと人が大勢いた。ここで風が無くなり暑くなってきたのでカッパのズボンも脱いだ。大きい岩の下りから樹林帯の急な下りになった。南の栗沢山への尾根に入る。

 結構急な下りであり足が疲れる。20分ほど下ると急にガスが晴れて栗沢山、アサヨ峰、鳳凰三山が見た。右となりには富士山や北岳まで見えた。なかなかいいアングルである。だんだん天気が良くなってきた。もう一回登りたい気分だ。上を振り返るとまだ駒津峰はガスの中。仙水峠で疲れた足を休める。

  駒津峰南尾根よりこれから向かう栗沢山、北岳、間ノ岳、塩見岳

        鳳凰三山 富士山 アサヨ峰

 アサヨ峰、栗沢山、北岳、間ノ岳

          鳳凰三山アップ 富士山、高嶺

 摩利支天の岩峰の写真を撮りたくてゼリーを食べながら待っていたがついにテッペンは晴れなかった。元気が出てきたので栗沢山に登る。北沢峠発のバスは13時10分だから3時間ある。十分行ってこれる距離だ。ザックを標識の下に置き軽くなった体で軽快に登る。最初は少し迷いがあったが軽快に登っているうちに頂上までいける事が分かった。でも上はすこし急になっているように思えた。一旦ゆるくなって最後は岩の急登であった。

     仙水峠、摩利支天

             仙水峠分岐

 登りつくと一人登山者がいた。早川尾根小屋から縦走してきたとのこと。アサヨ峰方面ははれているが、仙丈ヶ岳、甲斐駒方面は山頂近くがガスっている。しばらく待ったが残念ながらガスは晴れない。あきらめて下った。仙水峠からは、若者の後について飛ばした。30分で北沢長衛小屋に着いた。昼食を食べ北沢峠にのんびり向かった。出発時間にちょうどよく到着。北沢峠から広河原まで南アルプス市営バスで下った。広河原では1時間20分待った。栗沢山からアサヨ峰往復してくればよかったと思った。時間がなく残念。

           栗沢山山頂に着いた

   栗沢山から稜線先のアサヨ峰

  栗沢山から駒津峰、甲斐駒 ガスで上は見えない あきらめて戻る

      仙水峠に戻った

     仙水峠下のガレの道を下る

 

 

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