晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

丹沢、葛葉川本谷  2011年6月26日

2011-06-29 15:53:02 | 登山
    
板立ノ滝の前の小沢が流入する滝


   快適に登れる滝が続き飽きが来ない沢として人気のある沢を登った。今回は、大平橋で遡行を終了した。



   葛葉川木橋を渡り入渓する


   3m小滝 


   2段3m ノ滝


   ゴルジュ2mの滝


   F1-3段二条ノ滝 上ノ滝は難しいため巻く


   F2-8m 横向きノ滝


    斜5mの滝


    F3 幅広ノ滝


   F4-8m 二条の滝


   5mノ滝 (F5板立ノ滝の前の小沢が流入する滝) 


   F5 -8m 板立の滝 (右から巻く)


    F7-2段10m 曲り滝の上より 


    F7-10m 曲り滝 この上の大平橋に上がり遡行終了。表丹沢林道を葛葉の泉駐車場まで戻った。

    

記録
 葛葉川本谷は快適に登れる滝が続き飽きがこなくて初心者にも人気の沢であるという。
  2008年に楽しく登ったのを思い出した。

 葛葉ノ泉より木橋を渡り沢に入る。堰堤を通り1mの滝や左大岩の小滝を登って行く。3mの滝、2段3mの滝と快適に登って行く。天気が曇りのためか暗い沢だ。ゴルジュの2m滝は左から越えて行く。次には1-3段の滝。下は右から登る。三段目はツッパリで登るようであるが、今回は高巻いた。
F2-8m横向ノ滝は少しシブキを浴びながら左側を登った。次のF3-7m幅広ノ滝は左側を登った。次の斜4m滝は左側を登った。F4-5m二条ノ滝は右側から登った。手掛かりも多い。すぐに左から小沢が流入する5mの滝に到着。左から登った。次にこのルートで難しいF5-10m板立の滝に到着。逆層でハング気味で難しそう。左からと右からと登る道はあるとの事。すべりそうなので右から巻いた。  ルートはしっかりついている。この後のF7-2段7m滝は少し水に濡れながら流れの右側を登った。ここで他のグループを待った。大平橋で今回の遡行は終了となった。
  この上には、CS滝、富士形の滝があり楽しめそう。
  ヤマヒルバスターを靴とスパッツに塗布しておいたためヒルはくっついていなかった。橋の上で昼食にした後、表丹沢林道を下り駐車場に着いた。
  前回の小川谷廊下でデジカメが濡れてしまい故障したので後半は撮れていない所が多かった。
  また、曇っており暗いためブレが多い写真となってしまい残念だった。
  沢としては、F5は別にしてしっかり登れて楽しめる沢であった。我々の後、何組も登って行き、人気の沢であった。


コースタイム・天気 :曇
 渋沢駅7:05~35―葛葉の泉7:55~8:15―橋8:16―F1-3段8:55―F2横向きの滝9:12―F3-7m幅広ノ滝―F4-5m二条滝―5m滝9:30―F5-8m板立ノ滝9:35―F7-9m曲り滝10:10~25―大平橋10:30~11:30―葛葉ノ泉12:25~40―湯からく13:00 

メンバー: 12名
 
    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丹沢、玄倉川 小川谷廊下  2011年6月22日

2011-06-24 22:14:43 | 登山
     
5mチョックストーンの滝


  国道246号から丹沢湖方面へ進み丹沢湖の手前を右折、県道710号に入り玄倉へ。玄倉林道から小川谷林道を進み、穴ノ平橋の先の駐車場に車を置き、装備を装着して急斜面の踏跡降下すると小川谷の河原にでた。



   F1-3m 右から登る


   F2-5mCS 右から登る


   F3-6m 左奥のルンゼから登る


  F4, 2+5m 左壁より巻く


   第二ゴルジュのF6-5m滝 右から巻く


   第二ゴルジジュF6-5m滝のツルツル面を登るTさん


   F8-10m 左より巻く


   つるつる大岩 残置ロープにつかまり登る


   石棚のゴルジュ 左より登るリーダー


   右側より再度挑戦するTさん


   石棚ゴルジュF9-7mを右から登る
   

   F11-2段20m石棚


   F11-2段の左の岩場20mを登る


   二条の滝とグリーンの釜


    F13-8m トイ状滝 右側の水際を登る


   壊れた堰堤をくぐり東沢出合で遡行終了。この後中ノ沢経路をたどり穴ノ平橋の駐車場へ


記録
  穴の平橋手前の駐車場に車を置きそこから沢に下り堰堤の梯子を下りて小川谷出合まで下りる。河原では釣り師がじっとこちらを見ていた。心のなかで謝り遡行を開始。すぐにF1-3mの滝。右側の割目から登る。次いでF2-5m大岩チョックストーンである。水が多いため右側から登る。始めに右側のハーケンにスリングをかけてそれにつかまって左の流木に足をかけようとするがうまくいかない。Tさんが持ってきたアブミを使用してようやく上がることができた。ありがとうございます。続いて豪快な斜め滝のF3-6m。左のルンゼを登る。F4,2+5mは左の階段状の所を登る。すぐに3m倒木がかかった滝。リーダーに続き斜めの流木を登って滝の上へ出る。今回もバランスを保って難しくなかった。リーダーは心配そう。ごめんなさい。

  次のスラブ状F6-5mは右から巻く。ロープで確保してもらう。Tさんは流れの脇のツルツルを挑戦して見事に登ってしまった。さすが。F8-10mの左を巻くと斜めのつるつる大岩に到着。
  右側の岩の下から登れないか見てみるがスラブ状の岩で難しい。垂れ下がるロープをつかみ上がる。
  石棚のゴルジュ(第3ゴルジュ)に入りうなぎの寝床のような滝を右側からヘツリ、ゴルジュの滝を左側から巻いた。Tさんは右側から台形の岩をつかみヘツリで挑戦。一回目は少し高く上がり過ぎて足を決められなくて失敗。二回目は水の中に入りしっかり足場を捉えて無事にヘツリを越し、流れを渡りゴルジュを突破。すごい。F9-7m曲り滝は右側からヘツッて登り、F10-7mを登るとF11-2段石棚に着いた。スラブ状で登れない。左側の岩場20mをロープで確保してもらい登る。ホールドがしっかりしており難しくない。少し先でロープを使い沢に下りる。

  小滝やエメラルドグリーンの釜を越えF12-5mを流れの中に入って越える。少しシブキがかかりカメラが撮れなくなってしまった。平な大岩を過ぎると最後のF13-5mのトイ状ノ滝が現れた。右側の流れの近くの小さなホールトをつかんで登った。リーダーは右側の難しいコースを挑戦し無事に突破。さすが。私はやさしい方の流れの脇のコースを登り無事に突破できてうれしかった。

  大きな壊れた堰堤の下を通りゴーロを歩き堰堤を越えると東沢出合となり遡行が終了した。ここで大休止して昼食にした。右岸の、中ノ沢経路を通り穴ノ平橋の駐車場まで戻った。二ヶ所程崩落している所を注意して高巻いた。
  元気でチャーミングなリーダーとパワーフルTさんと一緒に遡行できて、楽しく勉強になった沢登りでした。最高におもしろかった。今回、F2-5mCSやF13-8mを巻かないで登ることができ、さらに滝にかかった丸太も登ることができて充実した沢登りであった。


コースタイム・天気 : 晴
 山北道の駅7:15~30―穴ノ平橋駐車場7:50~8:05―ゴカイ沢―小川谷出合8:20―F1-3m 8:30―F2-5m大岩CS 8:33―F3-  6m 8:58―F4,2+5m 9:08―F5-4m 9:17―F6-5m 9:29~40―F8-10m 9:43―斜め大岩9:48~55―石棚ゴルジュ10:19―F10-  7m 10:59―石棚F11-2段20m 11:01―石棚岩場11:02~25―F12-5m 11:39―F13-8m12:00―壊れた堰堤12:10―東沢出合   12:15~13:15―穴ノ平橋14:30~45      遡行4:00、下山0:45

メンバー: 3人



  




 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市原新道から白馬尾根へ  2011年6月19日

2011-06-23 22:47:24 | 登山
    
原小屋沢の豪快な20m雷滝



 
   丹沢観光センターに車を置いて、伝道より南西の登山道へ


    早戸大滝の案内板は新しくなった
   

    一回目の丸太橋を渡り右岸へ


    二回目の丸太橋を渡り左岸へ
    

    早戸川左岸のヘツリ


    雷滝手前で靴を脱いで原小屋沢右岸へ渡渉


   大岩の所から市原新道の尾根へ


   20m雷滝


   ギンリョ草


   標高1300m付近のブナ林

  
   標高1400m付近のブナ林


   標高1600m付近の残っていたヤシオツツジ


   蛭ヶ岳頂上付近のヤシオツツジ


    鬼ヶ岩の登り


   鬼ヶ岩道標近くの枯れ木の所から東の白馬尾根へ


   標高1250m付近の壊れた鹿柵を通る


   大滝沢出合にて一休み


原小屋沢の怖い橋を渡る


   虎ロープのあるヘツリを通って河原へ


記録
  仏果山登山口で待ち合わせ、一台に乗って観光センターに行き、ここに車を置き伝道まで歩いた。
伝道の少し手前で右側から岩が崩れており、注意して越える。つい最近崩れたようだ。伝道では、まぼろしの大滝への案内板が新しくなっていた。造林小屋の脇を通り、桟道を渡って行くと、岩を過ぎた下りの所が崩れて通れない。上を巻き、木につかまって道へ下りる。
  虎ロープの急坂を下りるとすぐに一回目の丸太橋。右岸へ渡る。横板が頼りなくしかも濡れており危なっかしい。KさんとMさんはサッサと渡って行く。私は慎重に少しビビリながら渡った。この後、岩のヘツリのところには虎ロープが設置されていたが、岩が濡れて滑りやすいため注意して越える。上には巻き道もあるようだ。
  まもなく二回目の丸太橋。少し片側が下がっていてスリルがある。結構楽しめる道だ。次に虎ロープにつかまって矢印がある岩を越すと雷平に着いた。後からついて来た大阪の二人組に、早戸大滝はここで左の本谷沢に行くように教える。斜めになった丸太橋をうまく渡って行った。われわれは、直進して原小屋沢の雷滝の手前で渡渉する。水が多いので靴を脱いで渡った。渡って大岩を登ると雷滝が全部見えた。20mの豪快な滝である。水が少なければ登れるのだろうか。
  巻き道を右に分け、土の急坂を登って行く。踏み跡がしっかりついている。所々にヒルが伸び上がっている。でも本日はヤマヒルファイターをつけてきたから安心だ。
  ブナなどの林の中を、汗をたらしながら登って行く。久しぶりの汗だ。標高1170m付近より道がゆるくなり汗も収まってきた。周りはブナの林になり、霧が立ち込め幻想的な雰囲気である。標高1400m付近より急に霧が晴れて見通しが良くなり、みずみずしいブナ林の道を登って行った。所々にシロヤシオやムラサキヤシオ(未確認)が残っていた。一週間早ければと思った。(5月23日頃から6月12日頃までが見頃か)
  ブナの林がなくなるとコバイケイソウの草原に出て蛭ヶ岳頂上に着いた。再びガスがかかり周囲は良く見えない。昼食を取り、寒くなってきたので鬼ヶ岩から白馬尾根へと下る。

  ここからTさんが先頭で歩く。鬼ヶ岩ではトレイルランの3人組に会った。元気な人達だ。道標を少し過ぎた大きな枯れ木の所から東の白馬尾根に入る。しっかりした踏み跡があった。そこからブナの大木や、咲き残ったシロヤシオを見ながら行くと草原になった。冬には麓から白い馬に見えるので白馬尾根と呼ばれるようになったという。標高1340m付近まで広い草原を下って行く。気持ちが良い。TさんとKさんは速く、ドンドン下って行く。その後、雑林から檜林になり倒れた鹿柵の上を通り、標高1250m付近で再度鹿柵が出てきた。檜林の中の階段のジグザクの道を下ると東にトラバースして標高840m付近から沢に入りすぐに大滝沢出合に到着した。
  ここで一休みする。沢出合の丸太橋を見ると複雑な形をした丸太橋である。もう慣れたので緊張しないで渡った。もと来た道を伝道迄戻った。

  五月末から行きたいと思っていたが実行できなかった。今回ようやく市原新道と白馬尾根を歩くことができた。一時小雨になったが結構楽しめた山歩きであった。道がしっかりついており地図読みとしてはやさしい道であった。ツツジの季節を逃してしまったのは残念であった。


コースタイム・天気 曇一時小雨 
仏果山登山口6:30~45=観光センター7:10~25―伝道8:00―雷平9:00―雷滝9:20~45―1350mピーク11:00~10―蛭ヶ岳頂上12:00~35―鬼ヶ岩13:00―雷平14:20~30―伝道15:25=観光センター15:50~16:10=仏果山登山口16:45             登り4:00、下り2:50

メンバー: 4人



  

          
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丹沢、中川 東沢 石棚沢遡行  2011年6月12日

2011-06-17 00:52:05 | 登山
石棚沢の3m-2条ノ滝




 キャンプ場より作業用道路を歩いて石棚沢出会へ


  五ツ目の壊れた堰堤の真ん中を登る


  ナメ滝 1


  ナメ滝 2


  7m大岩の滝


  3m-2条の滝


  ゴルジュの滝を登る


  涸滝5m


  20m涸棚 


   10m石棚 


   標高1320m二俣を右へ


   土溝の上とコバイケイソウ


   石棚山上部1401mピーク手前で登山道へ


   山神祠の脇に下りる


   東沢石棚沢ルート(GPSトラック)


記録  
 道の駅山北にMリーダーと待ち合わせて、西丹沢自然教室まで車で行く。帰りに下りてくる道の脇にあるある山ノ神にお参りして安全を祈る。西丹沢自然教室近くのキャンプ場の脇から東沢沿いの工事用道路を歩き、途中で沢を渡り、石棚沢出合で装備を着けて出発。一昨日丹沢に雨が多く降ったので増水が気になったが、石棚沢に着いて見ると水は特に多くはなく小川のせせらぎ程度であった。
 ゴーロを歩き四ツの堰堤を越し、中央が壊れた五ツ目の堰堤の真ん中を越えて右俣に入りナメ滝を越していく。新緑とナメで気分が良い。すぐに大岩の滝に着いた。左側を流木を利用して登り、快適に越していく。気温が高くなり水が気持ち良い。
3m-2条ノ滝を越すとゴルジュに入り、チョックストーン風の滝やV状滝も階段状で水に入り楽しく越して行く。次の6m二段滝は右側の割目を登った。苔の生えた上が切り立って滑りそうな5mの滝は無理をしないで左角を登った。
  大岩がある標高1050mの二俣を左に入り標高1080mの二俣を右に行くと崩れが目の前に現れ、沢に沿って左に曲ると涸滝5mが現れた。右側から登ると奥にこのルート最大の20m涸棚が見えた。下は登れそうだが、上は良くわからないため右から巻くことになった。巻きもグズグスの所があり、確保してもらい涸棚の上に出た。この後10m石棚を登るとゆるい勾配の土溝となり沢が終わった。標高1300mの二俣を右に入り少し行くとブナの木の下に出て土溝がなくなった。この辺はブナの林で新緑がきれいだ。少し登り登山道に出て装備をはずした。

  下りは板小屋沢ノ頭まで登山道を下り、そこからバリエーションルートの北西尾根を丹沢自然教室まで下った。
板小屋沢ノ頭への尾根の分岐には、ロープがあり「この先登山道ではありません」との標識があり安易に入らないように注意書きがあった。板小屋沢ノ頭から崩壊地西の尾根を目指して下る。右側に崩壊地が現れ、北西のヤセ尾根を注意深く下って行くと、標高1000m付近より坂が急になり、木につかまりながら下りた。
標高930m付近より坂がゆるくなり一息ついた。標高880mの尾根分岐には赤い印が木に付けられていた。北西尾根から西尾根に乗り、標高730mで北西から西の尾根を下ると標高670mで兎の耳状の尾根に出て方向を修正しに西丹沢自然教室前の山ノ神の祠まで下った。
  沢は短かったけれど、巻きのルートの取り方など楽しく勉強になった沢であった。

コースタイム・天気 曇 
 道の駅山北6:00―西丹沢自然教室6:20~30―石棚沢出合6:40~7:10―780m二俣7:50―920m二俣8:25―1020m二俣8:55―1080m二俣9:05―石棚山上1390m登山道11:15~45―板小屋沢ノ頭12:30―西丹沢自然教室14:00                     遡行4:15、 下り2:15


  
      
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西丹沢、世附川沖ビリ沢を下降して樅の木沢へ 2011年6月1日

2011-06-07 19:06:37 | 登山
樅ノ木沢の両門ノ滝


  山伏トンネルから水の木分岐に登り、西丸北の稜線より沖ビリ沢に下りて沢を下降し、水ノ木林道から樅ノ木林道を通り水ノ木沢に下りて遡行した。


   沖ビリ沢1050m付近のナメ

    
   沖ビリ沢 三段8m滝



   5m滝(左岸に虎ロープ)


   多段ナメ滝


   沖ビリ沢出合い4m滝


   樅ノ木沢に下りる


   4m魚止メノ滝の下ノ滝


   両門ノ滝


   10m滝


   1000m付近の三俣、ここより少し戻って二俣の左俣に入る


   8m滝 高巻く


   奥ノ二俣を右へ入り涸沢から笹やぶを登り甲相国境稜線に出た


   樅ノ木沢ノ頭

記録
  山伏トンネルの山中湖側に車を置き、本棚ノ頭を巻いて水ノ木分岐を目指して登る。空は曇って
ガスがかかっており前回鉄塔から見えた富士山は見えない。水ノ木分岐から西丸を方面に下り標高1200mより沖ビリ沢に下りる。傾斜が比較的緩いため、笹につかまり下りことができた。すぐに花崗岩の明るいナメとナメ滝が続く。本日は一昨日降った雨の影響で水が多い。三段8mの滝、多段20mのナメ滝と気持ち良く歩いて行く。曇でも寒くはない。下5mの滝は左岸の虎ロープを使って下りた。さらにナメを歩き沖ビリ沢出合4mの滝に着いた。前回は流れの中を下りたが、水が多いため右側を下りた。何回来ても気持ちの良い沢だ。
  標高810m付近で水ノ木林道に上がり、少し歩いて樅ノ木林道に入った。一部崩れている所があるが安全に歩くことができる。尾根を回り込んだ所には、古いPRINCEのマイクロバスが放置されていた。林道の終点で西沢を渡り尾根を越して堰堤の上の樅ノ木沢に下りる。
しばらくゴーロを歩いて行くと左の直滝6mを過ぎ、ゴルジュの魚止メの滝(二段9mの滝)に着いた。
水が多く濡れそうなのでこの滝と上の滝を高巻いた。高巻きは一部グズグスな所があったのでロープを出してもらった。懸垂降下し大岩の下に出た。大岩をなんとか登り12m両門の滝に着いた。ここは水が多く迫力がある。スタンスがしっかりしており気持ち良く登れた。
  この後三俣に出てしまった。地形図を見ると予定したコースを過ぎて登ったことが判明。10m程戻ると右岸に沢が入り込んでおり二俣であるのが分かった。こちらへ進路を変更しナメ滝、二条の滝、8m滝、10m滝を登って行く。8m滝は高巻いた。1130m付近で水がなくなり、涸沢を登り詰め、笹をつかんで登ると樅ノ木沢ノ頭の東の甲相国境尾根に出た。 楽しかった沢も終わった。
  西沢と比較するとこちらの方が骨のある沢と思われた。

コースタイム・天気 曇
道の駅山北5:10~20―山伏峠トンネル6:10~20―水ノ木分岐6:55~30―西丸北部稜線7:35―(沖ビリ沢下降)―水ノ木林道9:05~15―樅ノ木林道分岐9:20―樅ノ木沢9:45~55―(樅の木沢遡行)―4m魚止めノ滝10:40~11:30―両門ノ滝12:10―三俣12:50―二俣12:55―奥の二俣13:55―甲相国境稜線14:35―樅ノ木沢ノ頭14:45~15:00―大棚ノ頭分岐16:15―山伏峠トンネル16:40~17:00―道の駅山北17:40


  樅ノ木沢遡行ルート(GPSトラック)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする