F5-13m大滝を登る
期日:2019年6月1日(土)
メンバー : (L) Akky, 他3名
コースタイム、天気 曇り
戸沢出合8:20―本谷入渓点8:43―本谷二俣9:22―セドノ沢二俣9:32―F5-13m大滝10:14―白竜ノ滝(昼食)11:35~53―1065m書策新道11:58―書策小屋跡12:36―政次郎ノ頭12:14―戸沢出合13:47
歩行時間5:09、距離 5.2km標高差680m、累積標高 710m
記録
戸沢出合から源次郎沢、大堰堤を越えて650m付近で入渓した。ゴーロで歩きにくいため、できるだけ右岸を歩いて本谷F1-10mに到着。本日は水が少なくなり登れるかと期待してきたが初めの取り付きでもかなりの水しぶきがかかっていたので滝登りは中止して左側の鎖のある巻きを登った。一応、Tさんが確保。帰りの戸沢出合で聞いたことだが、F1を登ったグループもいた。元気だな。
本谷F1-10m 流れの左は濡れるため、鎖のある左の巻き道を登った
二俣を直進してセドノ沢に入る。F1-5m,F2-6mを登り左俣に入る。少しは水が少なくなったようだ。
F1-5m 右からでも左からでも登れる
F2-6m 右から登る
ゴルジュの3m滝を登るとF3-3mトイ状滝と連続した二条5m滝、4m滝。F3トイ状滝は右側を登った。二番目のゴルジュに入るとF4-CS3mからF5-二段大滝13m(10+3m)まで見えた。F4-CS3mは、流れの右側を登ったが結構水に濡れてしまった。
F3の下の滝2m
F3-3mトイ状+二条5m
4m滝 右側を巻いた
F4-CS3mとF5-13m大滝
いよいよF5-13m大滝の登り。カッパを着てロープをつけて流れの右側をリードで登る。始めは流れの近くを登り、上部は右壁を登った。中間部と上部に支点があり安心して登ることができた。昨年まであったスリングはなく、長いロープが確保支点に付いていたが、巻き取られていたので使わなかった。後続も楽しそうに登ってきて核心部を無事に通過。F6-CS5mは手前から登り小さく巻いた。F7-二条5mは右側の乾いた岩を登った。
F5-13m大滝
F6-CS5m手前から巻く
F7-二条5m 右から
しばらくナメ滝を登ると980m三俣。少し暗い中央の沢に入ると4mスダレ状のきれいな滝。左から楽しんで登ると二番目の核心部F8-10m。ここはTさんがリードで登る。下は流れの近くの右側リッジを登り、上部は少し右側へ移動して登るのがルート。ガバがあったが、中間支点は見つからなかった。Kamogさんによると上部に二ヶ所ハーケンがあるとの事。
980m三俣
4mスダレ状滝
F8-10m
上部は右側を登る
上には確保支点がないので岩にスリングを回して確保。ロープの上部が流れの中に入ってしまったので途中から右の岩にもかけて移動。登るまでに時間がかかったので、寒くなってしまった。スピーディにセットすることが必要。みんなしっかり登って一安心。Tさんもうれしそう。少し登ると終了点の白竜ノ滝が見えて来た。安全に楽しく登れてよかった。
白竜ノ滝が見えて来た
白竜ノ滝7m
白竜ノ滝の下で昼食にしたが、じっとしていると体が冷えてきた。ガレ沢を30m程登って書策新道登り口に到着。沢には横断ロープと書策新道に赤いテープが有った。快適な登山道を40分程登り表尾根に出た。以前はガレ場や涸滝を登って新大日茶屋まで詰めたが、落石の心配があるので書策新道で終了にした。詰めも楽で時間もかからない。書策新道の下りは、崩落が多くなり危険なので行かない方が良い。
1060m右の書策新道に入る
表尾根(書策小屋跡)に到着
セドノ沢左俣遡行図
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