晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

東北吾妻連峰: 前川大滝沢 沢登り

2019-10-04 12:56:57 | 沢登り
滑川大滝100m



期日:2019年9月26,27日(木、金)
メンバー : Akky, Yさん

コースタイム、天気 晴
9月26日
 関越道、上信越道=吉井IC=Y宅14:26=高崎JCT=北関東道=岩船JCT=東北道=福島飯坂IC 17:43=ヨークベニマル(夕食)18:00~30=峠駅(テント泊)19:30
9月27日
峠駅5:58=滑川橋Ⓟ6:13~45―滑川大滝7:43~8:10―ホラ貝沢9:11―吊橋下11:08―樋木沢11:57―入道ノ沢出合12:11―登山道(昼食)12:20~39―大滝展望台14:09―滑川橋Ⓟ14:33~54=飯坂温泉波来湯16:00~33=福島飯坂IC 16:45 

歩行時間6:05、沢登り4:10、下り 1:54、距離8.2km、標高差530m、累積標高差+621m

記録
 滑川橋から入渓。大岩ゴーロを行くと釜を持った三段15mの滝。釜のへつりのバンドで狭くなっている所があるので落ちないように注意。赤い岩から豪快に水を落としている。上段10m滝も幅と高さがあり、上部にカモシカ沢三段15mを合わせてすばらしくも豪快。左側を楽しく登って行く。




          滑川橋から入渓、初めの5mナメ滝


          釜を持った三段15m滝


          上段10m 楽しく登る


          右よりカモシカ沢三段15m滝が流入


          3mV字滝

 ここを登ると赤い滑床と釜を持った滝、二段5mナメ滝と四段ナメ滝10m(1+6+二段3m)。私の好きなナメ滝。さらに滑床が続いてトイ状ナメ滝7m。いいねを連発しながら登る。さらに赤い滑床は続く。
小岩が多くなってくると前川大滝が見えて来た。高さ100m、幅40m(公称80m)との事。近づくと飛沫で濡れる。手前から写真を撮り左側ルンゼより巻き道を登る。右側が切れ落ちたトラバースが二箇所あるので注意。坂を登ると落口の滝3mに出た。上流には大釜のある10m。釜のへつりが少し難しい。滝は左側から登る。ゴルジュの3m滝をへつると赤い6m直滝。通常は手前の岩のバンドを登り巻く。夏は水に入り滝の左角を登ることもできる。巻いて降りると灰色のスラブ、気持ちが良い。すぐにネコの沢が左から流入し又赤い滑床となる。本当に素晴らしい。



          釜がある二段5mナメ滝


          二段5mを上から


          四段10mナメ滝 (1+6+二段3m)  


          7mトイ状滝(13年撮影)


          二段2+2mナメ滝


          大滝100m


大滝100m近くから


          左側のルンゼを登りトラバース 二ヶ所  右側が切れ落ちているので慎重に


          釜を持った10m滝 左側をへつって登る


          6m直滝 左のバンドを登り巻く


          2mナメ滝とスラブ


          2m直滝


          左からネコノ沢3m滝


          ホラ貝沢が右から

2mヒョングリを過ぎると大釜を持った8mI,Yのナメ滝。左の流れもフリクションを効かせて登れるが今回は右端を登った。次は8m幅広の滝。右側の枝に掴まって越えた。ザックがつっかえて難しい。2+4mナメ滝の左壁をフリクションで越すと、一番目の核心部12mヒョングリの滝。少し戻って左壁を登って巻いた。すぐに8m直滝、これも右から巻いた。次は14m滝。ここは右壁を登った。スタンスも十分あった。続いて3mトイ状滝。左壁が登れそうなのだが釜が深く右手ホールドが届かずドボンしそうなのであきらめて右の草付き岩壁を登った。草が取れそうで怖かった。Yさんは余裕で登ってきた。



          2mヒョングリ滝


          大釜のあるI,Y8m滝  右から登る


          幅広8m滝  右から登る


          2+4mナメ滝


          12mヒョングリ滝  手前の左壁を登って巻く


          左壁を登る


          8m滝  右から登る 


          14m滝 右から  難しくない


          14m滝を登る


          3mトイ状 左は難しい 右壁を登る


いよいよ二番目の核心部、釜を持ったY字滝8m。釜をへつって滝に近づくが先は水面付近がえぐれておりトラバースできない。夏であれば泳いで渡り、滝の下から右側の細い滝を登ることができるが、今回は無理。少し戻り左壁を斜め上にトラバースして越える。ロ-プをだしてもらう。上の木の枝にビレイポイントがあった。二条8m+3mナメ滝や2m滝、二段3m滝を越すと上に吊橋と索道が見えた。ここは鉄鉱石を峠駅まで運んでいた設備の残骸との事。



          Y字滝8m 左壁を右上に上がり巻く 高さがあり注意必要


          二条8m+3mナメ滝  3mナメ滝を登る


          2m滝の手前岩をへつる


          二段3m滝


滑川鉱山の吊橋と索道

大岩二条3m滝を越すと最近崩れたばかりの崩壊地があった。怖いね。三条3mなどを越すと左から樋木沢が六段滝となり流入。最後のナメを行き入道ノ沢を確認。以前あった赤いマークは分からなかった。入道ノ沢に入り少し行くと左に赤いテープがあり登山道に着いた。分かりにくいので注意。すぐに薬師森と滑川温泉分岐の道標。登山道を行くと左が坂で右から草がかかり、道が見えづらいので落ちないように慎重に下った。予定した時間に滑川温泉の吊橋に着いたが通行止めなので、下流を渡渉して赤白のガードレールの所から舗装道路に上がって駐車場に戻った。


          大岩二条3m


三条3m滝 水流右を登る


          樋木沢17m滝


          三条2m  左をへつる


          入道ノ沢出合 入道ノ沢へ


          登山道 赤テープがある  分かりづらい 注意


          登山道の道標 左 滑川温泉、右 姥湯

 赤い滑床と登れる滝が多い楽しい沢であった。紅葉にはまだ少し早かった。帰りに飯坂温泉共同浴場「波来湯」に入った。他の温泉は48.8℃との事であるが、45℃に調整してあり快適に入ることができた。
 



          飯坂温泉 共同浴場 波来湯  駐車場もあるきれいな風呂


           前川大滝沢 遡行図





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 西丹沢・モロクボ沢水晶沢 ... | トップ | 丹沢 : 大滝沢 ・地獄棚沢 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

沢登り」カテゴリの最新記事