原小屋沢の豪快な20m雷滝
丹沢観光センターに車を置いて、伝道より南西の登山道へ
早戸大滝の案内板は新しくなった
一回目の丸太橋を渡り右岸へ
二回目の丸太橋を渡り左岸へ
早戸川左岸のヘツリ
雷滝手前で靴を脱いで原小屋沢右岸へ渡渉
大岩の所から市原新道の尾根へ
20m雷滝
ギンリョ草
標高1300m付近のブナ林
標高1400m付近のブナ林
標高1600m付近の残っていたヤシオツツジ
蛭ヶ岳頂上付近のヤシオツツジ
鬼ヶ岩の登り
鬼ヶ岩道標近くの枯れ木の所から東の白馬尾根へ
標高1250m付近の壊れた鹿柵を通る
大滝沢出合にて一休み
原小屋沢の怖い橋を渡る
虎ロープのあるヘツリを通って河原へ
記録
仏果山登山口で待ち合わせ、一台に乗って観光センターに行き、ここに車を置き伝道まで歩いた。
伝道の少し手前で右側から岩が崩れており、注意して越える。つい最近崩れたようだ。伝道では、まぼろしの大滝への案内板が新しくなっていた。造林小屋の脇を通り、桟道を渡って行くと、岩を過ぎた下りの所が崩れて通れない。上を巻き、木につかまって道へ下りる。
虎ロープの急坂を下りるとすぐに一回目の丸太橋。右岸へ渡る。横板が頼りなくしかも濡れており危なっかしい。KさんとMさんはサッサと渡って行く。私は慎重に少しビビリながら渡った。この後、岩のヘツリのところには虎ロープが設置されていたが、岩が濡れて滑りやすいため注意して越える。上には巻き道もあるようだ。
まもなく二回目の丸太橋。少し片側が下がっていてスリルがある。結構楽しめる道だ。次に虎ロープにつかまって矢印がある岩を越すと雷平に着いた。後からついて来た大阪の二人組に、早戸大滝はここで左の本谷沢に行くように教える。斜めになった丸太橋をうまく渡って行った。われわれは、直進して原小屋沢の雷滝の手前で渡渉する。水が多いので靴を脱いで渡った。渡って大岩を登ると雷滝が全部見えた。20mの豪快な滝である。水が少なければ登れるのだろうか。
巻き道を右に分け、土の急坂を登って行く。踏み跡がしっかりついている。所々にヒルが伸び上がっている。でも本日はヤマヒルファイターをつけてきたから安心だ。
ブナなどの林の中を、汗をたらしながら登って行く。久しぶりの汗だ。標高1170m付近より道がゆるくなり汗も収まってきた。周りはブナの林になり、霧が立ち込め幻想的な雰囲気である。標高1400m付近より急に霧が晴れて見通しが良くなり、みずみずしいブナ林の道を登って行った。所々にシロヤシオやムラサキヤシオ(未確認)が残っていた。一週間早ければと思った。(5月23日頃から6月12日頃までが見頃か)
ブナの林がなくなるとコバイケイソウの草原に出て蛭ヶ岳頂上に着いた。再びガスがかかり周囲は良く見えない。昼食を取り、寒くなってきたので鬼ヶ岩から白馬尾根へと下る。
ここからTさんが先頭で歩く。鬼ヶ岩ではトレイルランの3人組に会った。元気な人達だ。道標を少し過ぎた大きな枯れ木の所から東の白馬尾根に入る。しっかりした踏み跡があった。そこからブナの大木や、咲き残ったシロヤシオを見ながら行くと草原になった。冬には麓から白い馬に見えるので白馬尾根と呼ばれるようになったという。標高1340m付近まで広い草原を下って行く。気持ちが良い。TさんとKさんは速く、ドンドン下って行く。その後、雑林から檜林になり倒れた鹿柵の上を通り、標高1250m付近で再度鹿柵が出てきた。檜林の中の階段のジグザクの道を下ると東にトラバースして標高840m付近から沢に入りすぐに大滝沢出合に到着した。
ここで一休みする。沢出合の丸太橋を見ると複雑な形をした丸太橋である。もう慣れたので緊張しないで渡った。もと来た道を伝道迄戻った。
五月末から行きたいと思っていたが実行できなかった。今回ようやく市原新道と白馬尾根を歩くことができた。一時小雨になったが結構楽しめた山歩きであった。道がしっかりついており地図読みとしてはやさしい道であった。ツツジの季節を逃してしまったのは残念であった。
コースタイム・天気 曇一時小雨
仏果山登山口6:30~45=観光センター7:10~25―伝道8:00―雷平9:00―雷滝9:20~45―1350mピーク11:00~10―蛭ヶ岳頂上12:00~35―鬼ヶ岩13:00―雷平14:20~30―伝道15:25=観光センター15:50~16:10=仏果山登山口16:45 登り4:00、下り2:50
メンバー: 4人
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