必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

新春ワイド時代劇「天下騒乱」感想

2006-01-05 17:29:48 | 歴史ドラマレビュー
琉河的に豪華キャストだった「天下騒乱」を見ての感想。

前半は土井利勝・春日局、後半は荒木又右衛門・河合又五郎が主役といっても過言ではないような。役者で印象に残っているのは保坂さん演ずるバカ殿様のやさぐれっぷりと石垣佑磨さん演ずる河合又五郎だけでした。
主役の一人である中村獅童さん演ずる柳生十兵衛はいまいち印象が薄かったです。
柳生十兵衛が頭に風車を巻きつけて「今逢いに行きます!」と叫びながら、鍵屋の辻に乱入していったら、神ドラマだったのですが。

視聴率は、ここ数年のシリーズの中でトップだったそうで。
やはり、世の中は歴史マニアしか喜ばない史実ドラマよりも、水戸黄門や必殺仕置人みたいな正統派チャンバラ時代劇がお好きなようで。でも、話の筋はドラマをよ~く見ていないとわからない仕様になっていましたよ。鍵屋の辻は忠臣蔵みたいに単なる勧善懲悪の主君仇討ちの話ではありません。
琉河は途中で訳がわからなくなり、諦めて他事しながら見ていたら余計に訳わからなくなりましたよ。
でも雰囲気は良かったです。来年もこの枠のドラマを楽しみにしています。

コメントを投稿