ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

夏の準備

2010-07-13 20:52:16 | Weblog
残念ながら、昨日の続きの夢を見ることはなかった。

さて、働きはじめたので、物理的には引きこもりから脱し、
適度に歩くようになったので、血行もよくなったし、汗もかけるようになってきた。
夏の入り方としてはすごくいい感じだから、
なんとなく今年は夏バテをしないような気がする。

30歳を過ぎてから、汗をかくことに慣れるまで、
むかしよりも時間がかかるようになった。
だから、この時期あまり疲れすぎないこと、つまり仕事で疲れすぎないことが、
とても重要だと思っている。

なぜなら、仕事が忙しいと、
冷房が効いた部屋に長時間とどまるようになるし、
体温が自然な水準に戻るまえに、寝ることになってしまう。
熱帯夜になる前のいまの時期、
冷房が入っていない部屋で十分な睡眠時間をとることは、
暑さに慣れる重要なステップなので、
出張でホテル宿泊が続くと、ますますペースがくずれてしまう。

それに、本当に疲れていると、環境に順応するパワーすら出なくなるんだ。
だから、いますごく体調がよくて気分がいい。

そして、精神的には、しっかり引きこもりが持続している。
昼休みは、1人で読書をしながら過ごしている。
弧食は、それはそれで身体によくなさそうだけど、
働くようになって生活に規則正しいリズムができ、
読書に集中できる時間が、通勤電車のなか、昼休みと増えたのは、
とてもとても嬉しいことだ。

少し経ったら、シモーヌ・ヴェイユの労働についての本を読んでみよう。
私の仕事観の変化に、彼女の言葉はどのように響くのか、
本当に楽しみだ。

今日は、昼休みに『法華経を読む』(鎌田茂雄著、講談社学術文庫)を読み終わった。
妬んだり怒ったりしないで、暮らして行きたいと思う。
まったくのストレスがない生活でも、それはそれで仮想敵を作ってしまう。
私の心は、本当によわい。