ライトスイッチ。なんとヘッドライトケースについてました。先日サービスマニュアルを見るまでコレは何かのアクセサリーかと思っていました。
という事で先日は寝る前に1時間ほどCB72の電気回路と各電気部品についての飼料を眺めていたのですが、まあなんとなく覚えました。
ちょっとビックリしたのはこいつは12Vだったんですね。てっきり6Vだと思ってた・・・。
コイツはスポーツカブと同年代のものですが、スイッチがアースを遮断するという方法を取っていたスポーツカブと違い、現行のバイクと同じようにスイッチがメイン電源の+側を遮断するというものです。まあ特にややこしいトコは無し。
回路を追っていくとバッテリー回路に絡む灯火系回路はヘッドライト、メーターランプ、パイロットランプあたりのようです。という事でこのあたりを集中的に調べていこうと、いざヘッドライトの中の回路を見てみると見事に全ての配線がはずされています。全オーナーが調べかかって放棄したものか・・・。現行ウインカー以外の全灯火回路が沈黙している状態です。
とりあえず一通り回路をチェックし直して、主要回路のみ接続。
その過程でおかしな回路を発見。ヘッドライトのアースが緑の線でこれをライトリムにアースしているのは分かるのですが、ライトスイッチから出ている緑の線まで分岐からライトリムに接続しています。コレって+だし・・・。CB72の緑の線はパイロットランプ用電源(メインスイッチ後は白)線でアースではなかったはず。回路を暗記しながら見ているとおかしな点も発見し易く作業が効率的に進んでいきます。
主要回路を接続したので早速ヒューズを新しいものに交換してスイッチON!
点灯しません・・・。一応こいつはエンジンの回転に関係なく、ウインカー以外の灯火系はバッテリー電源だったはず・・・。
バッテリーの電圧を測ってみると2V無い位でした・・・。バッテリー死んでるかも・・・。試しにエンジンをかけてスイッチをONしても変化なし。
はぁ~、バッテリー以外にも問題がありそうですね。結構長引きそうな予感・・・。
ふと思ったのですが、こいつはレクチファイアとしてのセレン整流器はあるのですが、レギュレーターが無いんですよね・・・。12Vですが電圧の上昇は大丈夫なの?と思ってしまいます。というかこの回路なら現行品の4線式のレギュレート・レクチファイアに交換した方が電源回路に信頼が持てるのではないかと・・・。
とりあえず燃調に灯火系。問題は山積みです。