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ホワイトカラーエグゼンプション制度

2006-12-22 07:39:01 | 日記
ニュースを見てるとホワイトカラーエグゼンプション制度の導入審議が色々とされているようですね。最近私も気になる話題のひとつです。

小難しい表現が多いので、私もいまいち理解しきれてない所があるのですが、簡単に言うとホワイトカラーというのは一般サラリーマンの事ですね。で、どういう制度かというと、
『会社は与えた成果(一般的に言うとノルマや売上目標など)に対してのみ給料を支払う義務があるという制度』とか『1日8時間労働と言う現在の労働時間制限の枠をはずす』
という感じです。つまり・・・これだけの仕事するならこれだけ給料あげますよと、できない場合は?まあ基準賃金などは存在することにはなるんでしょうね。つまり今の残業代のように時間に比して金額が加算する必要はありませんって事になるでしょう。
メリットは?会社としてはそりゃー万々歳でしょう。きちんとノルマこなさずただ会社にいるだけのような人間には残業代なんか支払う必要がないわけですから。成果も期待できますね。
あとは働く人にとってもする事するのであれば、どのような時間に出社して仕事しても好きなようにしてOKとなります。仕事のやり方や労働時間に自由度ができますので、今より好きなように仕事できると言うことになります。

逆にデメリットは?
そりゃーまずは反対の声の上がる第一原因。残業しても成果でなかったら給料でない=今よりもひどい長時間労働の原因となる、しかもそれに対して給料は支払われないというとこでしょうね。当然成果が出ない場合はそれなりに働かないといけないわけですから。それにどの職種も人手不足等で今よりも会社としては今いる人間に働かせたいけど、1日8時間制限の法のために働かせれないというとこが多いでしょう。1日8時間の労働制限がなくなると会社としてはどんどん働かせることができます。

私個人的にはとしてはここで問題になると思うのが、

・結局成果やノルマは会社が決めるもので、無理な成果やノルマを設定されれば労働時間のみが長くなる。
・この成果やノルマ、それに対しての評価が的確にできる人員が会社にいるのか?

・一部の営業仕事は成果が分かり易いけど、その他の事務や技術職の評価ってどうなの?今ですらその的確な評価方法が確立されてるとは思えない。

などでしょうか。そもそも成果主義って言うことすら今の日本で一部の会社でしかうまく運用されていない気がする。私などは技術系の仕事になるわけですが、この評価って?という事になります。誰がきちんと評価できるの?と疑問を持ちますし、さらに給料がからむとなればなおさらです。

今のところは管理職手前の人たちのみの適応?ということであるようですが、その適応範囲って曖昧な感じがしますし、果たしてそれだけで済む問題なのか・・・疑問に思います。将来的にホワイトカラー全体にって話じゃないの?と思う私はこの案の導入には大反対ですね。




コメント (2)
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