川柳のブログを書いてから新聞を読んだら今年度下半期の
熟年川柳の作品の優秀作品が載っていました。
天: 同窓会医者のテーブル人絶えず
同窓会の光景クールな笑いで。
地: 今日もまた母の介護は化粧から
普通の日々を送ってもらえるように。
人: 年末の掃除は妻のあごに聞く
粛々と大掃除を進めるりりしい妻。
熟年は人生経験が豊富なので、楽しい川柳が作れますね。
※ 人生はマラソンに例えられますが、最後が大切ということです。
途中でリードしていても勝利できるとは限らないし・・・
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毎週月曜日に俳句と短歌の選ばれた投稿作品が載っている。
その中から私が好きな俳句を選んでみた。
春の雨ららららららとふりにけり
リズミカルに降るのは「春の雨」だけだろう。「ら音」の効果が細くて軽くて明るい
春の雨をよく表している。
受験子の知識こぼさぬ歩き方
ユーモラスだが本人は必至。
薄氷をこはす子の背にある怒り
薄氷にしかぶつけようもないものをため込んでいる。
春の雨~は目にも楽しい。
受験子~、薄氷~も、気持ちがわかる。