NHKの「オイコノミア」を時々見ています。
経済学教授と又吉直樹が淡々とした語り口で(二人とも)話しているのが面白い
様々な出来事を経済学的に考え、突飛な発想を長年研究して、
ノーベル経済学賞を受賞している学者が大勢いる。
服やカバン、本、雑貨…どうすればあふれるモノを捨てられるのか?
行動経済学では「人間はものを捨てられない」ことが明らかになっている。
賢くモノを捨てる方法とは?
- どうして人間は、ものを捨てられないのか。
- 理由の一つが、いったん手にしたものには価値があると思い込んでしまう「保有バイアス」にある。
- 特に高い費用や労力をかけて手に入れたものはなかなか捨てられない。
- だが、冷静に考えるとその費用や労力は「サンクコスト」と呼ばれ、二度と戻っては来ない。
- 捨てたほうが保管費がかからず得なケースもある。
- 決断力を発揮し、使わないものを見極め、捨てることは、大変合理的なのだ。
又吉直樹が捨てられないものを幾つか持ってきました。
その中で10年以上前に3万円位で買ったソファーの写真がありました。
当時、売れない芸人だったので、彼にとっては高い買い物だった。
例えば、家賃から割り出して、ソファーを置く所が、一畳が5千円としたら、年間6万円、
10年間でソファーのおき場所として60万円払ったことになる
今後、持っている価値があるのかと教授に言われて、もう少し考えるとか言っていた。
そして、教授も昔使ったフロッピーディスクなど、まだ、捨てられない物を持ってきていた。
自分の物って、なかなか捨てられないけれど、
又吉直樹が持ってきた、使わないけれど捨てられないバッグや思い出の服など、
なんで捨てないのだろうって見ていた~。
人の物って何の思い出もないので、そう思うのでしょうね。
午前中にタンスの中身を出してみた。ウエストが絶対に入らないスカートやパンツを何枚も
ビニール袋に入れた~。開かずのタンスがあったのでした