地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成23年2月18日(金)  雨のち晴   五島灘 パート2

2011-02-18 17:27:07 | 焼酎


こんにちは!五島灘酒造 再び田本です! 

今度は心を込めて仕込んでいる「焼酎」をご紹介します。
※ラベルの文字は田本君のおかあさんの直筆です。 達筆です。
 


さちあじ」について  720ml 1800円

五島灘酒造で使用するイモ全てに共通することですが、
使用するイモは全て契約栽培で育てられたものです。

使用する前日に新鮮な掘りたての芋を出荷してもらいます。
その芋を洗い、一つ一つを手に取り痛んでいるところがないかチェックします。

さちあじは黄金千貫・米麹(白麹)で仕込んでいます。
蒸留方法は減圧蒸留です。

アルコール度数は35度と高めではありますが、
ロックで飲んでもアルコールの高さを感じさせない飲み口です。

香りも華やかで甘くフルーティーに仕上げています。


「夕なぎ」について  720ml 1300円

原材料:黄金千貫・米麹

夕なぎというのは、夕方に海陸風が入れ替わるときに起こる
無風の状態を意味します。

その海の落ち着いた静けさの状態から、
仕事モードからオフになるときに
この焼酎を飲んでホッと一息ついて落ち着いてほしいという想いから

「夕なぎ」という名前を付けました。

すっきりとした芋の香りとほのかに広がる甘みを楽しんでほしい焼酎です。


「五島灘」について   1.8L 各 3150円

原材料:黄金千貫・米麹

焼酎のうまみをできる限り残すために濾過はすくい取りだけをしています。

手間はかかりますが、小さい蔵だからできる焼酎造りを心掛けています。

一回の蒸留も900Lと少なくして丁寧に蒸留しています。

鼻に抜ける香りがよく味わいも丸くお湯割り・ロック・水割りで楽しめる焼酎です。



町の活性化のために五島初の「焼酎蔵」創業に奔走された田本君のお父さん
志し半ばで病に倒れられましたが、
その意志を母「喜美代さん」と息子の「佳史君」が引き継ぎ、
まだまだ苦難と試行錯誤を繰り返しながら、
皆様においしいと言ってもらえる「焼酎:五島灘」を醸しています。

その味わいはそんな苦労をまったく感じさせない「おおらかで優しい味わいです。」

まだまだ蔵も小さく「さちあじ」は都内で2件ほどの扱いです。

是非皆様ご一飲下さい。 そして応援してあげて下さい。