ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

新入り猫お迎え 大猫様がやってきた -先住猫の威嚇が続く

2016年10月16日 | ねこの話

義母の飼い猫トモ(10歳オス)を我が家に迎え入れるプロジェクトです。

先住猫のネネさんはトモが来てからとても不機嫌そうです。10年間心穏やかに暮らしてきたのに、とんだ闖入者に、どうしても現実を受け入れることができない感じです。


「あいつ、まじ、ウザイ!」

まだ、出会わせたばかりなので、ネネとトモを一緒の部屋に放つときは、常時監視していなければなりません。

ネネさんは、トモと目が合えばシャーシャー威嚇して大声で叫び、そして距離が近すぎると強烈な猫パンチを食らわそうとするので、とうとう秘密兵器を導入し、強硬介入に出ることになりました。

ジャンジャカジャーン。

秘密兵器は、100均の水鉄砲のオモチャ。威力は弱く水が当たっても痛くないですが、遠くまで水が飛ぶなかなかのスグレもの。

ネネの威嚇と攻撃が度を越して、トモを怪我をさせそうになった時は、まず声かけをして制止します。それでだいたい攻撃はやみますが、極度の興奮状態だと聞こえないみたいなので、言うことを聞かないときは、すかさず水鉄砲を発射します。

猫がいる付近の床に向けて水を飛ばすか、当たっても猫の背中やお尻に水がちょっとかかる程度にとどめます。それでもびっくりして戦意喪失し、威嚇が止まります。トモに対しても、ネネにしつこく後追いして、ネネが嫌がっているときに発射して止めさせます。

こんな物騒な道具を使いたくなかったのですが、どこまで真剣にケンカをするかわからなかったので、介入の最終手段として用意した次第です。

しかし、実際には、数回ほど実発射することがあっただけで、その後はネネもトモも、水鉄砲を見せただけで

「OH, NO! ヤバイよ、ヤバイよ」

とばかりに、及び腰でスタコラ退散するようになりました。
猫の学習能力おそるべし。

その後、何日か様子を見続けましたが、お互いに傷つけあうようなケンカはしないとわかったので、水鉄砲の出番は全くなくなりました。

しかし、相変わらず、どこかしこで、「フーッ!」「ギャー!」、いってますが、もう猫たちのさせるようにさせています。


※ご注意(というか、お願いです)

この方法を真似される方は、けして、”マジ撃ち”しないでください。興奮状態の猫の気をそらせて、ケンカを抑止するのが目的ですから、「制裁」の意味でやってはいけないのです。とくに顔面に向けての発射は絶対にお止め下さい。

そして絶対にお子さんにはまねさせないでください。目や耳に当てて怪我させたり、面白がってしつこく発射して、猫が人間不信になる恐れがあります。お子様のいるご家庭では、水鉄砲作戦は、子供が見ていない時だけに行ってください。水鉄砲は使用しないときは水を抜いて、子供の手の届かないところに隠しておいてくださいね。