義母の飼い猫、トモ君(10歳オス)を我が家に迎え入れるプロジェクト・シリーズです。
最も懸念していたのは、先住猫、ネネさんとのご対面です。ネネさんは自分のことを猫だと思っていないので、この闖入者に対してどう反応するのでしょうか?
最初は、トモを入れたケージがある部屋を、アコーディオン・パーティションで隔離して、トモの声と匂いだけを感じることができるようにしました。
パーティションの隙間からネネさんがしきりに様子を伺っていますが、ケージは布で覆ってあり、中の様子はわかりません。
そして、数日後、少しだけ対面させてみました。ネネさんが優位なポジションとなるよう、椅子の上から観察させます。
ネネは、高みからシャーシャー、うーうー威嚇しながら、トモを観察しています。
トモのほうは、ネネに興味津々です。「お!すげー。あの子、まじ、超かわいい~!!」ってところでしょうか。オトコの本能全開で「早く、お近づきになりたい!」とケージから出たがって鳴き騒いでいます。
ネネは、「なに、こいつ!」という風にすごーく嫌そうな顔をして、トモを睨みつけては時折シャーシャー言ってます。「もう、絶対このオジサン、超ムリ!ムリすぎるんだけど!」っていう態度。
トモはおっとりしていていますが、ネネはとても気が強く神経質なため、たぶん、ネネが一方的にトモを嫌悪して邪険にするのではないかと心配しています。