ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

我が家に大猫様がやってくる!

2016年10月04日 | ねこの話

久々の猫トークです。ねねさんは、10歳のオバサン猫になりました。(オバサンなのに可愛い。羨ましすぎるっ。笑)

ねねさんには、幼児期に亡くなったオス猫ちゃんのほかに、もうひとり、兄弟猫がいます。その子は、子猫のときに義母の家にもらわれていきました。

その義母が認知症となり要介護状態になったため、とうとう、猫を飼い続けることができなくなったので、我が家で引き取ることになった次第です。

「トモ」といいます。

10年前、義父が病気で亡くなり、少しでも義母を慰めるにはどうしたらいいだろうと考え、、「そうだ、ペットがいい。猫を飼おう!」ということで、ちょうど友人が里親を探している子猫がいて、4頭生まれたうちの3頭をいただきました。私の自宅に、オス・メス一頭ずつ引き取り、義母宅に、オスを一頭置いてきました。

50年連れ添った伴侶を失って悲嘆にくれる日々を送っていた義母。そこへ、突然、子猫がやってきて、「何でこんなときに・・・??」と困惑しつつも、夫の名前の一部を取って、「トモ」と名づけたのでした。トモのおかげで、義母はかなり早く悲しみから立ち直ることができました。(子猫の世話で忙しくせざるを得なかったのが、かえってよかったのかもしれません)

生まれたての頃は虚弱児で、獣医から、「この子は助からない」と宣言されたその子猫が、こんな立派な大猫さまに育ちました。

体重6kg。体長も長くて、ねねさんとは似ても似つかないがっしりした、タヌキのような体型です。しっぽは写真に写っていませんが、かなりぶっとくて、全体的に長毛でふっさふさ。見た目、メインクーンの特徴に似ています。メイクーンMIXかも。

顔は精悍で強そうですが、性格はいたって温和でおとなしいです。物静かな老人に育てられたせいなのかもしれません。体に似合わず声が小さく、ハスキーボイスでにゃーにゃー優しく鳴きます。

なにせ10年も住み慣れた一軒家から、先住猫のいる狭いマンションに引っ越してくるのですから、いろいろと大変なことになりそうで、心配なことだらけです。

・義母宅のように家中、破壊されるのかしら?
(飼い主が高齢者ゆえ、しつけが行き届かず、この子が幼少時に、壁、ふすま、ありとあらゆる家具に爪とぎされて、ボロッポロの家になりました。)

・やはり、”うん●”は、トイレの外にしてしまうのかしら?
(長年、義母のトイレ掃除が行き届かなかったせいで、なぜか、”大”のほうはトイレの外でする悪習がついてしまいました。仕方なく、トイレ横に新聞紙を敷いて、いつもそこでさせています。私が義母宅に通って、義母の介護とともに猫の世話全般もしています。)

・まさか、粗相やスプレーをしまくったらどうしよう?
(スプレーはおさまりましたが、粗相はときどきするようで、義母宅はおしっこ臭いです。)

・ねねとケンカをして、怪力で倒してしまうのではないか?
(凶暴性はないですが、とにかく力が強い!その気になったら、ネネなんか簡単に押し倒して噛み殺してしまえます。)

・隙あらば外に飛び出す癖がついてしまっているので、玄関やベランダから脱走してしまうかも?


一方、ねねは、箱入り娘として溺愛され、悪癖はないものの、自分が猫であるという自覚がないまま育ってきたお嬢様猫なので、今後、この2頭の関係がどうなるか不安でいっぱいです。

しばらくは猫の話題が続きそうですが、このトピックがこれから新入り猫(成猫)を迎える方々にとって参考にできるような良い方向に向かうことを願ってます。