つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町から、東海への旅~後編。

2012年10月09日 23時24分19秒 | 旅行
おととい、岐阜・各務原~愛知・一宮への日帰りドライブ旅行に出かけた。
今回は、きのうに続き「後編」の投稿である。 

「冒頭の一枚」は当日のランチ。
岐阜県・各務原から木曽川を渡った愛知県・一宮市の食堂にて注文した
典型的な“なごやめし”である。
グツグツと沸騰した状態で運ばれてきた味噌煮込みうどんと、ご飯に沢庵、
3点セットになって500円也。
お手頃で、美味かった。…そして、懐かしかった。
何故なら僕は、四半世紀ほど昔、名古屋の大学に通っていたから。
うどんだけでなく、コクの深い豆味噌で煮込んだおでんや味噌カツなど、
独自のご当地メニューに最初は戸惑ったが、一旦慣れ親しむとクセになる。

さて、腹ごしらえを済ませ、次に訪れたのは「ツインアーチ138」。
   
愛知、岐阜、三重の3県にまたがる日本一広い国営公園、
「国営木曽三川公園」の一角「138タワーパーク」のメイン施設。
高さが異なる2本の双曲線アーチと、中央のエレベーターシャフトは
木曽三川の雄大な流れを象徴しているのだそうだ。
タワーの高さは「一宮市」にちなんで語呂合わせの138メートル。
入場料は大人一般500円である。
早速エレベーターに乗り、高さ100メートルの展望台へ。
芝生の上に写る大きな影を見て、タワーのスケールを実感した。
   
恵那市、犬山市、小牧市、岐阜市、名古屋市までが見渡せる景色の中には、
桶狭間や関ヶ原、長久手など歴史に残る国盗りの舞台も。
しばし、そこで繰り広げられたであろう戦国絵巻に思いを馳せる。

次は踵を返し「各務原航空宇宙博物館」へと向かう。
屋外で、P-2J対潜哨戒機、YS11旅客機、救難飛行艇などが駐機。
一部は機内に入ることもできた。
   
これはYS11のコクピット。
   
訪問日は休日という事もあってか、
展示の傍でペットボトルロケットを飛ばすイベントの真っ最中。
多くの親子連れが楽しそうに参加していた。
館内には各務原にゆかりのある様々な機体が目白押し。
例えば航空自衛隊のパイロット訓練機「T-1」である。
   
日本で開発された初めての国産ジェット練習機で、
試作機は昭和33年(1958年)に初飛行。
富士重工業で66機が生産され、各務原でテストを繰り返した。

他にも神風号、零戦、飛燕などを模型で展示。
これらのレシプロ勢が実機なら、更によかったなぁ…と、考えつつ帰路へ着く。
各務原から関まで、しばし山間の風景を楽しみながらハンドルを握った。
   
コメント
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