goo blog サービス終了のお知らせ 

つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

目撃、ハコワナ。

2020年03月08日 20時07分41秒 | 自然
春の雰囲気が漂い出すと、つい「清水(しょうず)」へ足が向く。
拙ブログにも度々登場するそこについては、
「津幡町観光ガイド」より、抜粋して引用したい。

『津幡町津幡地区の清水区にある湧き水「しょうず(清水)」は、
 冷たくて清らかな水質と四季を通じて変わらない水量で、
 知る人ぞ知る名水です。
 地名の清水は、この「しょうず」が由来となっています。
 1789(寛政元)年以来、この湧き水で清水村の人たちはのどを潤し、
 また、酒造りの仕込み水として利用されてきました。』

夏場には、僕も愛犬も度々その恵みを頂戴する。
実に美味い。

さて、汲めども尽きぬ泉の周りは、棚田が連なっている。
用水路から聞こえる水音が心地いい。
流石に田仕事はまだ早いが、徐々に準備が始まっているのだ。

冬枯れの田園の上を飛び去る白鷺。
どうやら、驚かせてしまったらしい。
それにしても、彼らはなぜ「白」を選んだのか?
これだけ目立つと、生存競争の厳しい自然界では不利に思えるのだが、
割合大型の部類で、プレデター(捕食者)が少ないのかもしれない。
何はともあれ、種が途絶えていないのだから理に適っているのだろう。

さらに奥の溜池に向かって歩を進めると「箱罠」を発見。

幅・高さは1mあまり、奥行き2mくらい。
「箱罠」とは、檻などの中へエサを使って獲物を誘い込み、
トリガーが作動すると、出入口が閉まって獲物を閉じ込める罠の事。
底部やあぜ道に所々盛られたのがエサだろう。
米ぬかや飼料の類いか?

近年の少雪化や暖冬傾向によって生息適地が拡大し、
シカやイノシシなどの個体数が増加。
日本各地で野生鳥獣による農作物の被害や、
出会い頭に人がケガを負うケースが多くなっていると聞く。
昨夏、僕もこの近くの道路でイノシシと遭遇した。
https://blog.goo.ne.jp/romaniaramochan/e/03083ac40efb9e92e9ee554fffd160c8

一寸だけ観察し、カメラに収め、足早に立ち去った。
僕も愛犬も、野生動物と戦って勝てる見込みはない。
危うきに近寄らないのが賢明だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする