南北に長い石川県には、大きく分けて2つの地域がある。
金沢を中核とする加賀地方と、日本海に突き出た半島を要する能登地方だ。
ちょうど両者の間に位置するわが津幡町は、
越中(富山)とも境を接し、交通の中継地として機能してきた。
かつての交通インフラは、街道や宿場、駅(うまや)。
現代なら、幹線道や鉄道に駅(えき)がそれにあたる。
僕の家の近くには「本津幡駅」があり、散歩の折には線路脇を歩く事が多い。
ちょうど列車の通過時間に一致すると、思わずシャッターを切ってしまう。
特急「能登かがり火号」。
金沢駅~和倉温泉駅間を1日5~7往復している。
いわゆる「681系車両」だ。
数字は、車両のバージョンを表す型番で管理番号。
600番台は、交流・直流どちらでも動く電気駆動車と聞いた。
電化以前、金沢~奥能登を結んだディーゼル急行、
「能登路号」と比べ洗練された印象である。
路線から懐かしい「気動車」が消えて久しかったが、
「かがり火号」導入と同じ2015年、装いも新たにカムバック。
観光列車「花嫁のれん号」である。
撮影画像では車両が小さく分かりにくいが、外観はかなり派手め。
輪島塗り・加賀友禅・金沢金箔など、伝統工芸連合軍をデザイン。
和風豪華内装の車内にはイベントスペースや物販スペース。
ゆったりした配置の座席で、スイーツとか、郷土料理とか、地酒が味わえるそうな。
僕の旅には縁のない雰囲気だ。
とにかく北陸新幹線開業に歩調を合わせた施策はスマッシュヒット。
観光客たちが列車に揺られながら、能登へ向かった。
・・・ごく最近までは。
水を差したのは、やはり「新型コロナウイルス」。
観光業は大打撃だろう。
そして、きのう未明、大地の「震え」が追い打ちをかけた。
13日午前2時18分ごろ、能登地方を震源とする強い地震があり、
輪島市で震度5強、穴水町で震度5弱を記録。
ここ津幡町は震度3。
幸い人的被害はなさそうだが、結構揺れた。
2007年3月の「能登半島地震」の余震と思われる。
まったく困ったものである。
金沢を中核とする加賀地方と、日本海に突き出た半島を要する能登地方だ。
ちょうど両者の間に位置するわが津幡町は、
越中(富山)とも境を接し、交通の中継地として機能してきた。
かつての交通インフラは、街道や宿場、駅(うまや)。
現代なら、幹線道や鉄道に駅(えき)がそれにあたる。
僕の家の近くには「本津幡駅」があり、散歩の折には線路脇を歩く事が多い。
ちょうど列車の通過時間に一致すると、思わずシャッターを切ってしまう。
特急「能登かがり火号」。
金沢駅~和倉温泉駅間を1日5~7往復している。
いわゆる「681系車両」だ。
数字は、車両のバージョンを表す型番で管理番号。
600番台は、交流・直流どちらでも動く電気駆動車と聞いた。
電化以前、金沢~奥能登を結んだディーゼル急行、
「能登路号」と比べ洗練された印象である。
路線から懐かしい「気動車」が消えて久しかったが、
「かがり火号」導入と同じ2015年、装いも新たにカムバック。
観光列車「花嫁のれん号」である。
撮影画像では車両が小さく分かりにくいが、外観はかなり派手め。
輪島塗り・加賀友禅・金沢金箔など、伝統工芸連合軍をデザイン。
和風豪華内装の車内にはイベントスペースや物販スペース。
ゆったりした配置の座席で、スイーツとか、郷土料理とか、地酒が味わえるそうな。
僕の旅には縁のない雰囲気だ。
とにかく北陸新幹線開業に歩調を合わせた施策はスマッシュヒット。
観光客たちが列車に揺られながら、能登へ向かった。
・・・ごく最近までは。
水を差したのは、やはり「新型コロナウイルス」。
観光業は大打撃だろう。
そして、きのう未明、大地の「震え」が追い打ちをかけた。
13日午前2時18分ごろ、能登地方を震源とする強い地震があり、
輪島市で震度5強、穴水町で震度5弱を記録。
ここ津幡町は震度3。
幸い人的被害はなさそうだが、結構揺れた。
2007年3月の「能登半島地震」の余震と思われる。
まったく困ったものである。