つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

賭けたり、競ったり、散歩しながら考えたり。

2020年03月07日 14時37分26秒 | 賭けたり競ったり
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
全国の競艇場・場外舟券売場から歓声が消え、一週間が経つ。

観戦はしているものの、投票の機会は皆無。
競艇ファンになって以来、これほど長く距離を置いたのは初めてだ。
興味のない方にとっては「だからどうした?」だろう。
しかし、個人的には大問題。
何とも寂しい限りである。

インターネット投票の普及率により多少異なるが、
「公営競技」(競馬・競輪・オートレース・競艇)は、どれも売り上げダウン。
その短期的なダメージに加え「ファン離れ」も憂慮する問題だ。

ネットへのシフトが進み、事態が収束した後に現場へ足を運ぶ人が減れば、
競技の未来に暗い影を落とす。
また、混乱がもっと長引けば、経済鈍化、給与減、果ては・・・。
最早ギャンブルどころではない。
こんな話は杞憂に終わって欲しいと、心から思う。

さて、僕は競艇以外の賭け事には無縁だが、
世の中には、ギャンブル全般が好きな御仁も少なくない。
そんな方にとって「パチンコ」は身近な訪問先だろう。
津幡町内には4つのホールがある。
今朝の散歩で、その一つ「ダスラー津幡店」に立ち寄ってみた。

店舗傍には、バイパスを移動する車内からも視認できる高い位置に、
大型映像装置が立っている。
人気機種などのPR動画などを流す合間に、異業種広告も組み込まれていた。

左上:お好み焼き、左下:回転寿司。
右上:コインランドリー、右下:金沢カレー専門店。
全てパチンコ店の経営だ。

かつて「30兆円産業」と呼ばれた業界も、今や規模は3分の2以下。
遊戯人口も半減と聞く。
なかなか大変なのだ。
そして、店内に張り紙を発見。

競艇ファンを呼び込むためのサービスである。
ここは「ミニボートピア津幡」に近い。
僕は両者を股にかける事はないが、共存共栄を願っている。
コメント
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