つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町・虫日記③~忍術使い?!

2010年07月23日 11時19分56秒 | 自然
今朝の散歩中、「ニイニイ蝉」を発見。
津幡町役場横の中央公園の立ち木に掴まって、元気に甲高い鳴き声を響かせていた。
10センチあまりの小さな体から、よくあんな大きな音が出るものだと、
改めて感心するほど、耳を打つ音量。
日本の夏には欠かせないサウンドである。

子供の頃、その鳴き声を頼りに沢山の蝉を捕まえ、
虫籠に入れて、長い時間、飽きずに観察したものだ。
管のように細長い口。 小ぶりな複眼。
音を発する筋肉を備え、共鳴箱(アンプ)を仕込んだお腹。
体長をしのぐサイズの薄くて美しい羽。
何しろ人間とはまったく異なるコンセプトで創造された蝉は、不思議がいっぱい。
…そして、思った。 

『こいつ「バルタン星人」に似ているな』と。
…でも、この着眼、順序が逆。
正しくは“「バルタン星人」が蝉に似ている”のだ。

「バルタン星人」の別名は<宇宙忍者>。
蝉も忍者のような<移り身の術>を使う。
掲載した写真の様に、やや下のアングルから見るとそうでもないが、
正面から捉えたら、木肌と一体化していて、なかなか見つかりにくい。
それは見事な擬態なのだ。
コメント (2)
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