つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町、男爵の花盛り。

2010年06月13日 08時23分06秒 | 自然
最近、畑の傍を通ると写真のような光景をよく見かける。
可憐な浅紫の花…男爵イモの花だ。

育てやすく、変化が見て取りやすいジャガイモは、小学生の頃、理科の教材になった。
@イモを置いた段ボール箱のフタに小さな穴を開け、
 そこからから差し込む光に向かって芽が伸びる様子を観察。
@芽に沿ってイモをカットし、水が入ったシャーレに置いて発芽する生命力を観察。
@水も土もない場所に放置しておき、自身の栄養だけで成長する様子を観察。
…何だかジャガイモにとっては可哀想な実験ばかりの気がしないでもない。

そんな“ジャガイモレッスン”のメインイベントは、やっぱり栽培だ。
小さな種イモを植えると、信じられないくらい増えてくれる。
嬉々として土を掘り返し、ずっしりと重い実(正確には地下茎)を収穫した。
繁殖力が旺盛で、何といっても美味しいジャガイモ。
世界中に広がっているのもうなづける。

きっと、今花を咲かせる津幡町の男爵イモも、
程なく、美味しい新ジャガを届けてくれるだろう。
瑞々しい新ものは、皮付きのまま蒸かして塩とバターを塗っていただく。
シンプルで一番好きな食べ方だ。
少し飽きたら、濃厚な旨味と潮の香を持つ「雲丹の塩辛」を加えたい。山海の共演だ。
そして、新ジャガで作るポテトサラダ…(涎)。
これはボウル一杯いただきたいものだ。
コメント
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