花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

中原源治氏のセッコク

2017年10月03日 12時01分05秒 | らん    
小さい、何かの昆虫のような面白い形の花を咲かせるラン、
エピゲニウム ナカハラエ Epigeneium nakaharae。

1932年にデンドロビウム属 (Dendrobium) から分離。
旧名 Dendrobium nakaharaei Schlechter 1906。
和名 中原石斛。 

種小名はGKZ植物事典によると発見者中原氏の名にちなむ
そうですが、東京大学総合研究博物館ホームページに、
「明治の後半になると、日本人の手による植物研究も盛んに
なる。中原源治 (生没年不詳) は、樺太や台湾で採集を
おこなった。」 とあります。
この中原氏は牧野富太郎と共著の 『日本植物総覧』 を
執筆した根本莞爾 (1860~ 1936) の教え子ということ
で、この人の名にちなむものでしょう。

花弁は淡緑黄色、リップは濃い黄褐色で光沢があります。
ランナーを伸ばし横へ広がるランだそうです。
台湾中央高地の、標高300 ~2400 mに生育するラン原種
で、着生種です。
(東京都調布市 神代植物公園 2017年9月26日、
              同 2017年9月14日)

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この花は枯れ始めています。

上3枚は 神代植物公園 2017年9月26日。

これは 同 2017年9月14日。咲き始めのようです。

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