花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

カタバミの蜜とヤマトシジミ

2007年08月26日 08時07分10秒 | 花と蝶・昆虫、 むしむし隊  
花の少ないこの時期、路傍に小さな黄色い花を咲かせているのは、
カタバミ。
直径5mmほどで何処にでもあるのですが、よく見るとなかなか可愛い。

ヤマトシジミが小さな花に頭を突っ込むようにして、カタバミの
花の蜜を次々に吸っています。
この蝶はカタバミや萩などの小さい花が体に合っているので
しょうね。

カタバミの全草は酢漿草 (サクショウソウ)という生薬で、その絞り汁は虫さされ
に効果があり、西洋ではギリシャ・ローマの時代から、ヘビや毒虫などの害を
除けるお守りとされていたそうです。
Wikipedia によると、日本では、繁殖力が強く一度根付くと絶やすことが
困難で 「家が絶えない」 に通じることから、土佐長宗我部家の 『七つ酢漿草』
や徳川譜代・酒井家の 『剣片喰』『丸に片喰』 など大名・武将の家紋の図案と
して用いられました。

カタバミ科カタバミ属、Oxalis corniculata。
草はシュウ酸を含んで噛むと酸っぱいそうですが、Oxalis オキザリスも
酸っぱいという意味だそうです。
花色がうす紫 (ピンク) のムラサキカタバミ、葉や茎が赤いアカカタバミなど
変種もあります。
園芸店でオキザリスの名で販売されている大型の花の咲く品種は
カタバミと同属で、南アフリカ原産です。
     (さいたま市・上尾市 大宮花の丘 070825)

           カタバミの蜜吸う蝶の余念なし   rocky




おっと、花が小さくてツンのめったようになってしまいました。
これでは蜜が吸えません。





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