沼地のアシなどの間に、淡いピンクの見慣れない細長い花序を見つけました。問い合わせ
ると、チダケサシ (乳蕈刺)というのだそうです。 ユキノシタ科チダケサシ (アスチルベ) 属
Astilbe microphylla で、アスチルベの仲間でした。
遠目から見たチダケサシの花穂は、スッと天を指して伸びています。
♪ 子どもたちが空に向かい 両手をひ~ろげ
鳥や雲や 夢さえも つかもう~としている (久保田早紀 「異邦人」)
詩もメロディもすばらしい名曲でしたね。
チダケサシは湖沼の傍、山野の湿った草地に生える多年草で、草丈30~80cm。「チダケ(乳蕈)」
というキノコをこの茎に刺して持ち帰ったのでこの名が付いた、というのが一般的です。
これについて、「さいたま市の荒川堤と水田の花」 によると、命名は 「長野県の山地に住む
人々はチダケ (乳茸 チチタケ、傷をつけると白色の乳液を分泌する食用キノコ) をとると
この草の茎に刺して持ち帰った事に由来する (長野県野草図鑑)」 とあるが、しかし 「チチタケ
の生える広葉樹林内にはチダケサシが自生しておらず、また茎にチチタケを挿して持ち歩くと
ほかの木や草に触れてチチタケが割れて落ちるとの理由から、命名者の想像との説もある」
とあります。
たしかにキノコをチダケサシの串に刺して持ち帰る、というのは疑問で、傷つきやすいキノコ
なら籠か袋に入れるでしょう。チダケサシは湿地に生えるので、チチタケの生えている所とは
違いますから、一緒にするのは無理がありそうです。
しかしそうするとこの命名はいったい何なのか、謎は深まりますね。
跡見群芳譜 によると、別名をアワユキソウというそうで、群生すると確かにそんな感じに
なります。
(埼玉県狭山市 智光山公園 100626)
◆梅・さくら・ばらなど花品種と 「公園ランキング」 の
私のホームページはこちら→ 「花の公園 花リスト」
◆このブログの検索ウインドウが右上にあります。
短い1単語だけで検索してください。 2単語以上だと機能しません。
←クリックすると私の「花の公園」にポイントが入ります。
応援お願いします。
スッと天を指して伸びているチダケサシの花穂。
ると、チダケサシ (乳蕈刺)というのだそうです。 ユキノシタ科チダケサシ (アスチルベ) 属
Astilbe microphylla で、アスチルベの仲間でした。
遠目から見たチダケサシの花穂は、スッと天を指して伸びています。
♪ 子どもたちが空に向かい 両手をひ~ろげ
鳥や雲や 夢さえも つかもう~としている (久保田早紀 「異邦人」)
詩もメロディもすばらしい名曲でしたね。
チダケサシは湖沼の傍、山野の湿った草地に生える多年草で、草丈30~80cm。「チダケ(乳蕈)」
というキノコをこの茎に刺して持ち帰ったのでこの名が付いた、というのが一般的です。
これについて、「さいたま市の荒川堤と水田の花」 によると、命名は 「長野県の山地に住む
人々はチダケ (乳茸 チチタケ、傷をつけると白色の乳液を分泌する食用キノコ) をとると
この草の茎に刺して持ち帰った事に由来する (長野県野草図鑑)」 とあるが、しかし 「チチタケ
の生える広葉樹林内にはチダケサシが自生しておらず、また茎にチチタケを挿して持ち歩くと
ほかの木や草に触れてチチタケが割れて落ちるとの理由から、命名者の想像との説もある」
とあります。
たしかにキノコをチダケサシの串に刺して持ち帰る、というのは疑問で、傷つきやすいキノコ
なら籠か袋に入れるでしょう。チダケサシは湿地に生えるので、チチタケの生えている所とは
違いますから、一緒にするのは無理がありそうです。
しかしそうするとこの命名はいったい何なのか、謎は深まりますね。
跡見群芳譜 によると、別名をアワユキソウというそうで、群生すると確かにそんな感じに
なります。
(埼玉県狭山市 智光山公園 100626)
◆梅・さくら・ばらなど花品種と 「公園ランキング」 の
私のホームページはこちら→ 「花の公園 花リスト」
◆このブログの検索ウインドウが右上にあります。
短い1単語だけで検索してください。 2単語以上だと機能しません。
←クリックすると私の「花の公園」にポイントが入ります。
応援お願いします。
スッと天を指して伸びているチダケサシの花穂。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます