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怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

労働許可をもらえたぞ

2016年11月18日 | カテゴリー分けするのに飽き
数ヶ月前からちょいと親しくしているSさん。彼についての過去の記述はこちら Sさん① Sさん②
アフガニスタン出身の難民だ。六年ドイツに住んでいる。
数ヶ月前に「労働許可がないので働くことができない」と言っていた。
何度かミュンヘンの裁判所へ出向いて、彼のここでの身分を決定することになっていた。
そして、ついに、彼はここでの労働許可を得ることができたそうな。
喜びに満ちた自撮りと思われるこの彼の写真を大々的に公開!
「日本の皆さんにみせたい」と提案したらとても喜んでくれたんだ。

ピアノに向かうこの写真はまだ労働許可がない頃に撮影されたもの。
でも、なんだか嬉しそうね。自分の容姿に自信があるのだろうな。
お肌ピカピカ。
おしゃれな人で、ちょいと目を引くものをいつも着ているし。

こちらの習慣にすっかり馴染んでいて、私との挨拶はしっかり抱擁。
あのぉ、それ、嫌いなんですけれど、と彼に伝えるのはもう少し親しくなってから言おうと思う。

正式な滞在許可を得るために、ドイツ語コースに通ってB1と呼ばれる移民一般の滞在許可の目安になる試験を浮けなければならないと言っていた。
そんなにドイツ語できるのに、試験も語学学校も行っていなかったの?
いや、私もその試験を受けずに永住滞在許可を持っているので、要するに、ここの仕組みはテキトーなんだろうな。

「今は、たばこを吸う男性と二人部屋で暮していますが、仕事を持ったらまた一人暮らしを目指します」
と意気込んでいた。
学校行って、試験受けて、きちんとした滞在許可をもらって、仕事を見つけ・・・うーん、なんだかいい話ではないか。
なんとなくここにずるずると住み続けることになった私より、きちんと暮らせることだろう。
日本的な表現だけれど「頑張れ、Sさん!」