怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

一応尋ねてみるものだ

2016年11月11日 | カテゴリー分けするのに飽き
近所に住む知人(友人か知人かちょいと区別しにくい関係)中国人が9月の帰省時に買ってきてくれたお土産。
ビーフジャーキー。
普段、肉食をあまり好まない私も、こうしたちょいと目先の違うものは興味がある。
五香粉の香りと味がとてもよいおいしい品だ。

これも気に入った。刺繍のきれいな袋。筆記用具を入れて持ち歩くのに使うか。
最近筆記用具を大量に持ち歩くこともなくなったからなぁ。
置いておくだけで眼を楽しませるから、そうして使おうか。

さて、このビーフジャーキーの袋の印刷が気になった。
「老」と「川」の間の字がひらがなの「の」に見えるからだ。
こうした使い方は日本が大好きな台湾の製品に多く見られる。
反日政策の中国で、たとえ食品会社の経営者が日本大好きでも堂々印刷するのは難しいのではないか。
疑問に思って、台湾人にこの袋を見せて尋ねた。
彼女は一瞬「中国は台湾の影響を受けることも多いから」と言ったがすぐに訂正した。

黒マジックで線が引かれた「Si」の部分は「四」で、「の」に見える部分は四を崩して表現したものだと気付いたらしい。
なるほど!
中国語を少しかじった私も、このアルファベット表記がちょいと変だと思っていたのだが、深く考えなかったんだ。
中国が日本文字をを印刷するのか、ってそれに意識が集中してしまい、冷静になれなかったのかもしれない。

何事もちょいと見方を変えてみるとか、別の人に意見を求めるとかすると打破する場合があるなぁ、とお土産のビーフジャーキーで悟った私。

この袋を全部私一人で食べるのは危険かな、と感じ、この台湾人と半分づつ分けた。
義両親は外国の食べ物など絶対手を付けないし、夫は基本肉食を避けているからね。