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怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツと日本のハムソーセージ比較

2014年10月30日 | 食べ物
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夫の日本在住時代の友人に、ドイツファンの日本人男性がいて、一人は夫が日本にいる間にドイツの会社に就職してデュッセルドルフ住まいになった。
もう一人は大学の先生で食肉の研究をしている。つまり、ハム・ソーセージの研究らしい。頻繁なドイツ渡航や在住経験のある本格的なドイツびいき。仕事までドイツに関連しているのだからもう、人生楽しいだろうな、とうらやましくもある。
彼の執筆したこの論文の内容が興味深い。ドイツの日本のハムソーセージ比較
「食塩の量は日本の製品より一般に高めになる」
というところで私はついに安心したんだ。気のせいじゃあない、って。
学者先生のお墨付き、ドイツのハム・ソーセージのしょっぱさ!
こちらのハム・ソーセージ、パンも、外食一般、義母の料理も全部塩辛くて困った期間が長かった。ここ数年はすでにこちらの味に慣れて、パンなど非常においしく感じるようになっちゃったのだから、きっと日本人一般より塩分摂取が高い生活をしている私だろう。

パンの塩分については、ドイツで修行した日本人パン職人の証言を人伝えで知った。やはり、ドイツのパンは塩分が高いらしい。
先日、スコットランド在住日本人女性から現地情報を得ることができた。イギリス政府は国民の健康問題を解決するために、少しずつハム・ソーセージの塩分を減らしているので不味いのだそう。
「イギリスのソーセージは柔らかくて、パリッと感が無いのよ~」
ですって。これは塩分と関係あるのだろうか?英国在住日本人はあまりのソーセージの不味さにドイツ産のを好んで買うそうだ。塩分が高くても日本人受けするのか、とちょっとびっくりする。

 食品分析開発センターSUNATEC 2013年8月発行サイトより
左から二人目が坂田先生。(他の三人と間違えることはあまり可能性がないだろうけれど、昨今は国際結婚などで外国人顔をした日本人も多くいるからやっぱり説明をつけておいたほうがいいと思って)



ドイツ在住外国人がみんなドイツ好きかというとそうでもないことが多く、結婚などで仕方なく渡独した女たちの一人が私かな。私と同じくらいの時期に移住したほかの外国人女性たちも、次第にここの生活に根を下ろすことを受け入れて、なんだか生き生きやっているのを見ると、人生ってどうにでもなるものだなぁとか自分を見つめてしまう。ドイツ好きでドイツに住んでいる人は最高だろう、いいなっ