怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

禁断のオクトーバーフェスト

2014年10月02日 | いろいろ
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行ってきました、オクトーバーフェスト。

義母も夫も「危ないから行ってはいけない」と私に言っていたけれど、素直に従う私じゃあないっ。
その危険極まりないという(義母・夫説)それを体験してみようってね。

 
セキュリティーのお兄さんや、警察官は本当にたくさんいた。やはり事件が多いのだなあ、と思わせる。
民族衣装姿の人がとても多かった。来る人々のほとんどはミュンヘンのドイツ人ではないらしい。並んで記念撮影なんて、普段あまり見られない欧州人の行動にびっくりさせられた。

イスラム教徒だって、オクトーバーフェストに行きたいんだろうなぁ。飲めなくても乗り物に乗ったり販売されている物資を見たり買ったりするのは楽しいものね。

 
テレビ番組制作中かな。「今年のオクトーバーフェストはいかがですか?」とでもインタビューしているのかしら?
これを撮影していたら同じく傍で見学していた男女が私に話しかけてきて「我々を撮影しろ」と英語で迫ってきた。英語で話しかけられるのが久しぶりで、おたおたした私。でもちゃんと撮影。知らない人に撮れ、って言うくらいだからブログに載せてもOKね!


ビアホールはどこも満席で、午後3時過ぎくらいだったのに大賑わい。
 
ぐるっと一回りして観察。音楽が始まると椅子の上に立ち上がって歌いだす人々。通路で踊りだす女性たち。
 
厨房にはぴんと張詰めた空気が流れていて、ちょいと哀れな印象だった。一年で一番稼げるときだもんね、頑張ってぇ~!
  

ビアホールの大きさも、こうした乗り物の大きさも巨大だ。ウチの街の似たようなお祭り規模の二倍から三倍。
 

ミュンヘンの友人宅訪問のために来たのだが、オクトーバーフェストは計画外だった。でも、経験することができてよかった。ほんの半時間ほど歩いて見学だけだったのだけれど、とても楽しかった。


           
義両親たちには「ミュンヘンに行く」と言ってでかけたけれど、夫には黙っていた。
帰りの電車の中で携帯電話が鳴った。「ぎゃ~、ハーゼからだぁ~」と友人と一緒に青くなった。
夫「今、どこ?」 この言い方がいやに怖ろしいんだ。
りす「あと一時間半でウチに着きます」と二度繰り返してもなかなか納得してくれなかった。
家に着くと彼はいつものようにテレビを見ながらクラッカーをパリパリやっていた。なんだぁ、バレなかったのね、と安心。
翌朝、義母とはオクトーバーフェストについて話した。特にとがめられることもなかったぞ。いったい「行くな」の忠告はなんだったのだろうか~
なんだか、中学生が禁じられている物事をやりのけたような気分だぞ、ああっ



追記
くむさんからのコメントに興味があり、その部分を拡大してみた。

あまり鮮明でないけれど、FC Bayern のそれの様子!