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怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

B級グルメ

2009年02月09日 | 食べ物
台所は義母が支配しているので、当然食生活も義母に支配されている。
ウチは昼食がメインで、夕食はその残りをつまむ程度である。
私は夕食は自由にやってよろしい、ということになる。

たいした物を食べないのだが(重い昼食で夕方に食欲がわくこと少なし)スーパーマーケットなどで見つけたお気に入りを料理したりする。
大都市には日本食材店があるけど、ここは中国人などが経営するアジア食品店が数店舗あるのみ。
私はめったにそういったとことに行かず(本国の数倍の値段するし)地元のスーパーで自分の口に合うものを探すのが楽しみとなっている。


これは、日清の製品。
わずかにスープの味に不満が~
「出前ラーメン(出前一丁)」のほうが値段が高い分おいしい。
一袋35セント、約50円、まあ許せるだろう~


こちらは使い捨て容器に入ったタイ風スープ。
辛さは本格的だ。
ココナッツクリームの香りがする。
ドイツに多く住んでいるタイ人女性たちに訊いてみたいくらいだ。
「これ、本物に近いですか?」ってね。
私にとっては充分タイ風。
おいしい~



これは最近発売になったらしいマギーの「焼きそばの素、カレー味」。
興味深いのはスパゲッティを麺として使用するところだ。
裏面の作り方に、スパゲティを茹でて用意しろ、との指示がある~
旨いので、もう10袋ほど買い足した。
日本人向けではないカレー味、って説明したらいいだろうか。
東南アジアで食べることができそうな風味だ。
袋の左端に「御飯 御飯」と印刷されているのが意味がわかる私たちには気味が悪いのだけど。
御飯ではないのだよ、麺だ、麺!麺!



これは~
義母が食料庫から出してきたのだ。
え?黒棒?
驚いて、義母に聞くと、その名は「マーゲンブロート」、直訳すると胃パン、胃にやさしいパンだそうな。
クリスマス時期に作って食するもので、どこかのスーパーの余りを買ってきたらしい。
ものすごく期待をしながら、食べてみると~
う~ん、黒糖の味はするのだけど
さまざまなスパイスが入っているのよね、クリスマスクッキーに使うような。
スパイス抜きだったら100点、入っているから80点ってところかな

期間限定ドイツ風黒棒、また晩秋まで待つしかないらしい。
「そんなに好きなら、もっと買っておけばよかったね~」
と義母。



そうさ~
お気に入りの食品はすべてアジア風味、次回も買い込むぞ~!!









スープはお任せ

2009年02月04日 | 食べ物
ごくたまになのだが午前中に義母が外出するときなど、彼女に頼まれることがある。
「スープを作っておいてね」

もちろん私が張り切るのは言うまでもない。
彼女に認められた私の料理はこのスープだけ。
義母直伝、野菜スープ!

では今日は義母がいないのでゆっくり写真を撮りながら料理を~



スープの具は、左のスープ用野菜・・・冷凍ものを使用。
冬場は野菜も育たない寒冷地のここ、冷凍野菜は日本より早く普及したのだろう。
実父などはこうした製品を嫌うので、対照的で興味深い。
また、ネパールから来てホームステイしてドイツ語を勉強している女の子が
「ここはあまり野菜を食べない」と言っていたのも印象的。
冷凍野菜と、ジャガイモ・にんじん・ねぎ(下に隠れている)を使う。


圧力鍋にマーガリンを溶かし、みじん切りのタマネギを炒める。

この中に、上の野菜類を入れ、

これ、ベーコンの干乾びてなんだかカビみたいなものがくっついているものを入れる。
ドイツ、あるいはヨーロッパ人は乾燥を避けるためにポリ袋に入れて冷蔵庫にしまう、という習慣がないらしい。
ベーコンはポリ袋や冷蔵庫より前に出現した食品だから干乾びてもいいのだろう。
ではこの白いものはなんだろう
初めの頃は恐怖に怯え、一生懸命洗ったが今となっては「加熱するから大丈夫さぁ~」とそのまま使う。
もちろん、義母もそのまま使っているので人体に無害間違いなし!
ベーコンはおいしい出汁になる。


この中に、さらに

大匙1杯程度の小麦粉を加えて混ぜる。
とろみをつけるには少ないし(実際付かない)色を白く仕上げるためとしか思えない。
ま、無駄と思えども義母の言うなりにしなくては。


左はスープの素。クノール製のように見えるが実は容器だけ。
中身は通販で買っているもっと安い製品さ。
義父母は節約上手~
右は乾燥した野菜が入っている。「スープスパイス」と名付けられているが、意味不明。
そのまま味をみたことがないが、ドライ野菜に味が付いている製品かな?
それぞれ大匙1程度入れ、塩コショウする。


水を適量加える。
浮いてきたのはねぎ。
「ねぎは風邪を予防します」
の私の意見をなぜか義母は受け入れ、この冬、スープの材料に新たに加わったのだ


圧力鍋の蓋を閉めて蒸気が出るまで約5,6分だったかな、加熱する。
冷えるのを待って、蓋を開ける。

圧力鍋は本当にヨーロッパの生活では便利だ。


ここが日本との大きな違い。
仕上げに生クリームを入れる。
私は生クリームなどを入れないあっさりとしたほうが好きなのに・・・
ああ~、義母の言うとおりに、言うとおりに・・・

さて、そうこうしているうちに、義母が帰ってきた。
今日の昼食は昨日の残りのスパゲティトマトソース。

後は暖めるだけで準備終了。

スープに入っているベーコン片は細かく切って、それぞれのスープ皿に分ける。

では、
いただきます。













夫のダイエット

2009年01月18日 | 食べ物
夫は自分で自分に課した物事を徹底的にやる性質だ。
なんだかよさそうな感じがするが、日常生活に差し障ることこの上ない。

数年前まで甘い食べ物が大好きだったのに、突然、一切口にしないようになったのだから大変だ。

義母など、高脂肪・高甘味の料理が大好きだった息子が突然嗜好を変えたことに困り果てている。
18歳のときから夫は肉類を一切食べないので、それだけでも家族そろっての食事のメニューを考えるのは至難の業だ。
最近は、夫だけ違うものを食べる、という妙な食卓風景になってしまっている。
(私も夫と同じ、低カロリー・砂糖抜き食事をしたいのだが、ま、義母の手前、彼女に合わせる

そういう難しい夫の食生活の中でやっと、家族4人で食べられるメニューを発見!
マカロニグラタンだ~
何の変哲もない、日本でもおなじみのメニュー、でも、夫が食べるのだから義母にとっては貴重な一品。
私も覚えておくために撮影をした。


これはなんという鍋なのだろうか。
オーブンに入れることができる鍋。それにマーガリンを塗っておく。


茹でたマカロニの半分の量(ウチの場合4人分で500グラムパックを使う)をいれ、その上に茹でた野菜を敷く。
(この野菜、冷凍もの~)
マカロニが茶色いのは夫のこだわりで、全粒粉の製品を使っているため。
ぼそぼそしてまずい~~りすの叫び・・・・


残りの半分のマカロニを野菜を敷いた上に敷き、ソースをかける。


このソース、クノールの製品さぁ~
義母の常備品。ゴミ箱に捨てたところを撮影、失礼・・・


チーズを載せる。
このチーズも、夫がスーパーで選び抜いた、低脂肪・無砂糖製品。
(すでにたくさんマーガリンを使っているのに無意味だよね~


オーブンで焼いて、出来上がり。


徹底的に低脂肪・低カロリーにしたいのなら、和食をお勧めのところなのだが、私以外の家族のメンバーには難しい。
ヨーロッパ人のダイエットは大変だろうな~

夫が家族と同じメニューを食べることができるこの1品、大事大事






米騒動

2008年12月29日 | 食べ物
11月に帰省している間に米の値段が上がったようだ。
普段買っている500グラム入りのパッケージ、39セント(約50円)が59セント(約80円)なっていた。
なんと、50%も上がっている
日本だったら、暴動になるところだぞぅ

上の写真は私の常食用の米。
スーパーには普通に500グラムと1キロパックの米が売られている。
日本米に近い短粒種の他に長粒種米も多く扱っている。

在外日本人の多くは「米だけは贅沢をしてブランド物を食べています」と公言している人が多い。
2度ほど、招かれて日本女性家庭でご飯をいただいた。
「お米は日本食材店で入手の値の張るもの」
と、言っていたのだけど・・・
ここだけの話、私が買っている地元スーパーの米とさほど変わらない印象だった~

実父の実家は新潟県で、米を生産している農家だ。
いくらか送ってもらう米を食べていたが、特別においしいと感じることは少なかったものだ。
ブランド名、産地などの情報に惑わされず、自分の感覚に頼っておいしいものを見つける癖は実家で養われている私。
(私、タイ産の長粒種米がおいしいと感じるので、平均的な日本人の感覚とは少々違うかも)


上は、玄米。
健康食品店で扱っている品だ。
「米だけは贅沢している」と言っていた日本人女性が、玄米の存在を教えてくれたのだ~
圧力鍋で炊飯して、数回分を冷凍して保存しておく。


これは、長粒種のもち米である。
そろそろ正月も近いし~、などと思っているのだが、餅を買うには日本食材店やアジア食材店を覗かなくてはいけない。
面倒なので普通のスーパーにあったタイ産のこれで代用してみた。
いや、さすがにこれから餅を作る気力はないけど。
普通に炊飯器で炊いて、そのまま食べてもおいしい~

ところで、米はドイツの伝統的な食材ではない。
義母が「子供の頃、パン職人の親戚がイタリア産の米を見せてくれた」と言っていた。
戦後の食品で、全部が輸入品だ。
新しいものにはあまり飛びつかない傾向の義母も、米は気に入っているようで、食料小部屋にはさまざまなメーカーの米が保存されている。


上の三種は長粒種米だ。
長粒種米はカレーに使う。
義母のカレーは、もちろんカレーではない。
黄色い色をしたホワイトソースだ。
一応「カレー粉」と称されている香辛料を使うようだが、全く辛さはない。
これと、ぱさぱさな米の付け合せ、食べるの大変だぞうぅぅ~

ドイツは原産地表示義務がないらしく、これらの米がどこから来たか不明だ。
右端のにはスリナム、と大きく記載されているので南米から来たことがわかる。


上の2種は短粒種。
義母はミルクライス、に使う。
米と牛乳と砂糖を入れて煮込むデザートだ。
(うちではこれが主食になるのだ、恐ろしい・・・・)
この短粒種米が日本米に近い粘りがあるのだが、たいていの場合、冷えると極度にまずくなる。
つまり、おにぎりに不向きなものが多い。
私はあちこちの商品を使って比較し、冷えても旨い米を探したのだ、それが、一番上のオレンジ色の箱のもの。

私不在のひと月で50%の値上がりをしたドイツの米。
が~
500グラムで80円ということは・・・
10キロで1600円なり。
日本の約半額?!
おほほ~、
肉やソーセージをばりばり食らうヨーロッパ人嫁より、経済的な嫁だぞ
お義母さん~!!
(あ、比較がめちゃくちゃって?ま、いいじゃあない~)



クッキーは永遠に

2008年12月14日 | 食べ物
クリスマスが近づくと、どこの家庭でも大量のクッキーを焼く。
ドイツ語でクッキーに相当するものはKeks(ケークス)とかGebäck(ゲベック)と呼ぶ。
どういうわけか、クリスマス前に作るものはPlätzchen(プレッツヘェン)と名前が変化する。
(ああ、格変化だけでも充分苦しんでいるのに、食い物の名前まで季節で変化しないでくれぇ!)


去年ここに来たばかりの私は、いきなり義母が狂ったように大量のクッキーを焼いているのを見て、恐怖に駆られたものだ。

今年は事情を理解しているので、積極的にお手伝い

材料は、油脂(バターか、マーガリン)小麦粉・砂糖が基本で、そのほかにアーモンド粉など好みのナッツを加えたりする。


平らに伸ばした生地を型で抜くのもあるし、絞りだすのもある~



右は、メレンゲの中にココナッツ粉を混ぜ、オブラートの板の上に置いたもの。



溶かしたチョコレートや、ジャムをはさんで仕上げるものもあり。



今回掲載の写真はうちで撮影したものだけだが、その前日2日間は義母の妹の家にクッキー作りの手伝いに行った。
はあぁ~?
あなたの妹はクッキーも満足に作れないのかね、と尋ねたいところだが、これには訳があるらしい。
ま、そんなに難しい理由じゃあない。
妹の息子の嫁と、娘は近所に家を構えて住んでいる。
それぞれ仕事を持ち、しかも3人の子持ち(おお!主要先進国の出生率を上げる良い見本!)だ。
孫を含め息子娘と嫁・婿たちすべての腹を満たすためのクッキーを彼女が用意しなければならないのだそう。
それにしても、なぜ、姉の義母が毎年毎年・・・
もしかして、義母はクッキー作りが妹より上手い?

先週は2日間彼女の家に通い、私はせっせと天板にクッキーを並べたり、飾りを塗ったりしてオーブン使いっぱなしの暖かすぎる台所で働いたものだ。
嫁と娘は見学するのみで、一向に手伝う気配は無かった。
「仕事の後で、疲れているからね~」
と、義母。
う・・・
へたすると、私も一生、この二人の替わりにクリスマスクッキーを焼きに来なくてはならなくなるぞ。
別居だ、別居・・・

二日間の出張クッキー製造の次の日は、うちのクッキーだ。
さまざまな基本クッキーを作った最後に、クリスマスクッキーの華、レープクーヘンを焼いた。
このクッキー、ニュルンベルクのお土産品として有名で「地球の歩き方」などにも載っているが、家庭で焼くものらしい。

材料は、バターや小麦粉のほかに、ナッツやフルーツの砂糖煮、さまざまの香辛料を混ぜる。
初めて食する日本人には少々馴染めないものだが、慣れるとおいしい。



下左はレーズン、右は仕上がった生地を上に載せるオブラート。
このオブラート、日本でときどきテレビなどで見ることができた、ヨーロッパの教会の聖餐式で使用されているものと同じに思い、義父母に尋ねたところやはり、聖餐式でも使うものらしい。
クッキー材料を「これはキリストの体云々・・・」と儀式でやるのもいいものだ。
日本の普通の教会では、確か、パンを使ったと思う。



これは販売されているレープクーヘン用粉末香辛料だ。
シナモン・オレンジの皮・コリアンダー・レモンの皮・八角・フェンネル・ナツメグ・クローブ・カルダモンなど、ヨーロッパのような寒冷な気候では収穫不能な植物ばかりだ。
昔は、年に一度のぜいたく品だったのだろう、高価な輸入品の香辛料を使う甘いお菓子をクリスマスに食べるのは!
大航海時代まで思いを馳せてしまうのは私だけだろうか?


出来上がった生地をオブラートに塗り、オーブンで焼く。
左に、焼きあがったレープクーヘンの山が


冷えたあと、溶かしたチョコレートを塗り、アーモンド粉を飾る。


自家製レープクーヘンのできあがり~
年に一度しか焼かない、クリスマスのためのクッキー。
材料の凝りかた、手間のかけ方を経験すると、前述の私の命名、
クリスマスクッキーの華
も、誇張ではないと思う~

ところで、義母の毎年末のこの盛大なクッキー作り、家族の男性陣からはきわめて不評である。
「毎年、食べきれないで余るのだから、そんなに作るな」
と、義父。
「母は、作りたくない、と毎年言いながら、結局大量に作ります。無駄です」
と、夫。
ま、いいじゃあないか~
ドイツの主婦の、年末のイベントなんだろうな。
さしずめ日本だったら「これをやらないと年を越せない」って感覚なのかもしれない。
余ったところで何万円分も損するわけじゃあないし、やりたいことをやっってもらったほうが家庭の平和が保てるぞぉぉ~
私も協力しているしぃ



上の写真は、夫が面白がって撮影した私の様子。
連続三日間のクッキー作りに明け暮れて憔悴しきっているのが顔を隠していても、全身の様子から伝わってくる。
あらあら、左ポケット周辺がチョコレートで汚れちゃって・・・
この家の洗濯は2週に一回だから、虫が付かないように気をつけなくっちゃ・・・







一番気持ち悪い食べ物

2008年11月16日 | 食べ物
撮影したのは確か2000年夏に初めてここを訪問したときだと思う。
なにやら特別な料理とするとかで、カメラを持ち出し、義母(となる人)の手元を撮影していった。
当時はデジタルカメラを持っていなかった。
紙の写真を、のちにスキャンしてPCに記録した。
スキャンの技術がなく、順番がばらばらになるのを怖れてあらかじめ番号をいれたものと思われる。


小麦粉を練る。
粉のほかに何をいれたか記憶にない。
義母に訊けって?いや、訊きたくない、この料理を思い出されては困るから。



棒状に伸ばし、2,3センチの長さに切る。



手前、青い鍋。
油を熱し、砂糖を焦がす。
この中に、小麦粉の切ったのを入れ、炒める。



ポールに卵、牛乳、砂糖を入れ、混ぜる。



炒めた小麦粉棒とポールの中身をあわせてしばらく煮る。



ジャムを生クリームでのばしたものやアップルコンポートと一緒に食べる。

このように解説していると、さほど気持ち悪くないようだ。
デザートの一種か?
いや、ドイツは甘いものもメインメニューとして提供されるから、料理だろう。
この古い記憶は強烈だ。
気持ち悪い・・・

なんともいえない、食感とみた感じと味。
1,2さじ口に入れた後、ギブアップ。
わたしだけに別の食べ物が出てきた記憶がある。

いったい、これは何だったのだろうか?
世界の料理の中で日本人が食べにくいもののひとつとして記録しておきたい。
















保存食作り、その2

2008年09月08日 | 食べ物


この写真は近所のりんごの木だ。
「土地売ります」
との看板がたっていた。
落ちたりんごはそのまま・・・・
ハエや蜂がぶんぶん飛んでいる。
腐って、なんだかいいような悪いような香りが漂う・・・・ん~りんごワインかな~

ともかく、りんごの収穫時期。
先日、うちのりんご拾いをした。
木に生っているものをとるのではなく、落下したものを拾い集めるのだ。
結構つらい仕事で、しかもりんごの木は何本もあるから、ほとんどふらふらになりながら義母についていった。
同じ仕事をしていてよく驚かされるのだが、義母の体力は驚異的だ。
中腰の姿勢を10分ほど続け、りんごの入った10キロほどの籠を持ち上げ、網の袋に入れる作業を2時間ほど続ける。
「ああ~私は絶対農家に嫁に行かないぞ
などと仕事中に妙な発想を何度もした私。
写真のりんごの庭の持ち主、管理が大変で手放すことにしたのだろう。
気持ち、よくわかる・・・・

りんごが落下した地面にはハエと蜂がぶんぶん飛んでりんごをなめなめしている。
さまざまな昆虫もてんこ盛り。
丸々太ったなめくじ・・・・
日本で普通に見るものよりふた周りくらい大きい。
くわぁぁぁぁ~
子供サイズはりんごに食いついている。
りんごの中にからだの半分が入っていて、尻尾と思われる部分をブンブン振り回して、私から隠れようとしているのだ。
きえぇぇぇぇぇ~

義母が言うには虫がりんごについているのは普通のこと、農薬よりずっといい。
そうだけど~
このりんご、業者に持っていって、ジュースにするのだ。
圧搾して果汁を集めるのだそうだが、大量のりんごを人の目で一つ一つ確認して虫を取り除くことなどしないだろう。
つまり。
虫エキス入りりんごジュース、のできあがりぃ~
約250キロのりんごは100本のジュースになるそう。

毎年この作業で1年分の自家消費用のジュースを賄っている。
今までのジュースに、虫の形、味を感じたことは無い。
もしかして、うまみ成分の一部となっているのかも・・・
うわぁぁぁぁ~

さて、250キロ拾っても、まだまだりんごはたくさんある。
ケーキの材料にもたびたび登場してきたが、長期の保存用には乾物にするのが一番のようだ。

で、りんご拾いの翌日は、乾燥りんご作りとなった。

あまりよく洗わず、芯をくりぬき、5mmほどの厚さに輪切りにする。
網状の天板に並べ、70℃程度のオーブンにいれ、約9時間



りんごから出る水分を逃すために、オーブンの戸は少し開けておく。



中の様子・・・・



もちろん、天日に干す方法もあるが、ハエがたかるのでやらないのだそう。
ハエを手で捕らえ、握りつぶして処分する義母の発想とは思えない。
いや、おそらく、ハエの量は私が想像する以上集まるのだろう。
真っ黒になるくらい・・・
うううぅぅぅ~
それはいくら義母でも耐えられないだろう~!



これは去年作られた乾燥りんご。
1年たってもカビなど生えず、色も良い状態で保存されている。
これがまた、旨いんだ~
ここに来た当初、あまりの旨さにバクバク食らったら、義母が
「9時間もかけて乾燥させて作ったのよ、そんなに一気に食べないで」
と、クレーム。
しばらく遠慮していたら、今度は
「食べていいのよ~」
と困惑気味な義母。


え?食べていいの?悪いの?
袋菓子などを一気に食べきる傾向のあるわたし、すこしづつ、が難しい~



















保存食作り

2008年08月28日 | 食べ物
今日はパセリを収穫して、細かく刻んで冷凍保存する仕事をした。
義父母と私3人で屋外で作業した。軽く水洗いして、きざんでポリ袋に入れる。



これは今年2回目の作業だ。
この刻みパセリは、主にスープに使う。

パセリ以外にも、



これらのものをどんどん冷凍保存していく。
左のクロイチゴなどは、よく熟したものは冷凍するのが惜しいくらい、おいしい。
摘み取りながらかなりの量がわたしの口に入ってしまった、ごめん、お義母さん~

長い冬のドイツ、冷凍庫のなかった時代から、工夫して食品を保存していたようだ。
義母がいろいろ説明してくれたが、またの機会に記事にしてみたい~

さて、晩夏の庭、とでも題して、写真を撮りたかったのだ。
が、なぜか蜂の撮影に夢中になってしまった。



これって、ハエみたい・・・



いや、仮面ライダー



しましま模様はまさしく、蜂~!



これはハエに見えるが・・・・
ハエも花粉集めをするのか?
いや、ハエの姿をした蜂?う~ん、わからない~

ハエも蜂も、おとなしく花などに群がっているのなら風情があるのだけど、ここはドイツ。
どういうわけか、彼らはパン屋にも出没して、あまいパンをなめなめするのだから、憎憎しい。
いつか撮影したい、パン屋のパンをなめるハエと蜂!


まとまりがないが、バイクの写真。
浴室改装工事のおじさんのもの。



日本メーカーのオートバイの所有者を見るのは二人目。
一人目は義姉のだんなさん。
スズキの製品を持っていた。
へへ、バイクと私は全然関係ないけど、日本メーカーってところで、なんだか有頂天。






ナイフ

2008年08月16日 | 食べ物
義母のナイフを紹介。
他の家庭のことはまだ知らないのだが、この家はこぉんなちっちゃい包丁を使っている。
まな板も、包丁サイズに合わせ、ちっちゃい。



左から、皮むき用、果物用、右2本はいろいろ・・・
右から2本目など、なんだかまっすぐではない。
ここでは食材を手に持って、切り分けたりするので(最初は怖かった)、必ずしも包丁がまっすぐである必要がないようだ。
日本で、切った野菜が皮でつながっていたりすると「料理下手」の烙印が押されるが、義母はお構い無しのようで、わたしにそれを言ったことない。




これらのナイフを研ぐには、下の写真の砥石(と、呼んでいいのだろうか?)を使う。
その、研ぐ様子、なんともいえず独特で、私など、すぐに真似できそうもない。



これは食卓用のナイフ。
驚くことに、これらのナイフも、研いでしまうのだ。
りんごをむいたり切ったりすることができる。
食文化の違いを見せ付けられてしまう。
東洋の料理は、すべて調理が終わって、食卓に並ぶのだが、こちらでは調理半ばで終了するらしい。
口に入るよう切り分けるのは、食べる人の作業になる、というわけ。
大昔は、肉塊を手づかみで引き裂いて食べたのだろうか?
ナイフを食卓で使うことによって、効率的に食べることができるようになったのでは・・・

西洋料理のマナーの本に「ナイフを口に持っていく食べ方はいけない」と、昔読んだことがある。
当然だ、口を怪我する可能性があるから!




さて、これは昨日のケーキ。
自家製プラム~(と、思う・・・義母は早口で言うので今のところはっきりしない)
街中のパン屋でも、このケーキが並ぶ。果実の収穫にあわせて、ケーキの種類が変わるのがドイツ、みたい。



昨日、8月15日は祝日で、バイエルン州はお休み。
お?ここでも終戦記念日?と思いきや、カレンダーを見るとなにやら宗教的な関係らしい。

街中で、ときどき第二次世界大戦の犠牲者を悼む碑を見つけることができる。
あの戦争については、例の独裁者が有名で、私などこの国でも犠牲者があったことが発想になかったものだ。
平和なドイツなので、わたしはこうして大手を振って(いやそんなに振ってないけど・・・)住んでいられるわけ。
ありがたく思わなくては・・・
いや、日本のほうが便利な生活で、いいのだけどぉ~









一番嫌いな料理

2008年08月10日 | 食べ物
義母の手料理の中で、一番嫌いなものはこれ



渦巻き型アップルパイ(Apfelstrudel)だ。
「え~、おいしそうじゃ~ん」と叫ぶ声がワンワン聞こえてくる・・・

確かに、コーヒーとともにお菓子としていただくのは最適だ。
が、我が家はこれを昼食のメインディッシュとして食するのだ。



写真では小さく見えるが、この天板、日本の一般家庭のオーブンの軽く2倍くらいある大きさである。
切り分けた一切れは約6cm×15cm、厚さ5cm。
義母はこれを一人の皿に2切れ盛り付ける。
もちろん、お代わり大歓迎、彼女の気分により必須、になる場合もあり。

飲み物に、なぜか牛乳がつく。
他のメニューは無し。
デザートで始まり、デザートで終わる昼食、ドイツ全土で普通に行われているものかと思ったら、うちだけの伝統らしい。
苦しいぞ~!甘いものを食事として、延々とそればかり食べなくてはいけないのは~
甘いものがメインに来ると、サラダなどのサイドディッシュはつけないらしく(義母の法則)二切れ目の半ばごろを食べていると、顔の表情に「もういやぁぁぁ~」と出ているのではないかと心配になってくる。


いつぞや、義父がふと漏らしたことがある。
「食事はやはり塩味だな・・・」と。
食卓については義母に逆らえない義父が哀れに思ったものだ。

材料のりんごはもちろん自家製。
それは評価できるが、そのほかは乳製品と油脂をこれぞとばかり使った超高カロリーメニュー!
油と乳製品の多用はこのアップルパイに限ったことではない。
比較的肉料理をしないこの家にいても、乳脂肪=動物性脂肪はがんがん使う。
野菜の煮物の味付けにスープの素と塩コショウまではいい。
仕上げに生クリームを入れる・・・
ああ~私だったら、醤油なのに~

そんなにたくさん動物性脂肪を摂る伝統のない日本人の血統の日本人の私、かなり心配で、昨日の記事のように、体脂肪率を測ってみたわけだ。



これはその日のコーヒーの時間のケーキ。
またしてもりんごケーキ。

りんごの収穫はもう少し先なのだが、落ちたりんごを拾ってそれを利用した料理が並ぶこの頃なのだ。
りんごはほとんど脂肪がないが、ケーキにするとたくさんの油脂が添加され、高カロリー食品へと変身する。


甘いものがメインになるメニューは他に、ミルクライスがある。
米を牛乳で甘く煮たものだ。
これはデザートとして食べるには最高で、夏場の日本では冷やすと、本当においしい。
が・・・・
食事として、これだけを食べ続けなくてはならない苦しみをどうか、わかってほしい。
「今日はミルクライスよ」
との義母の一声は、本当に悲しい気持ちにさせるのだ・・・・!


ああ~
このままでは私の健康に影響が及ぶのではないか、かなり心配だ~
夫などは、実母だからかなりわがまま言って「食べたくないものは絶対食べない」を通しているが(彼も高カロリーのドイツ料理を避ける傾向にある)嫁の私には、難しいもの、ね!













ああ、炊飯器交換だ~

2008年06月26日 | 食べ物
昨日から今日にかけての食べ物にまつわるできごとをいくつか紹介。

その1
昨日の夜、夫がまたまたぎょっとする提案をした。
前夜に残ったスパゲティが冷蔵庫に保存してあった。その冷たい麺と醤油でざるそばにならないか、というのだ。
ぐわ~げげげ~・・・・
と、思ったが、すでに何度かいろいろな発想で和食を再現したがる夫に慣れて来ているので「できます」と快諾してやった。
で、出来上がりは下の写真。



スパゲティは全粒粉のものなので色はそばに似ている。
たまたま千葉の義理の妹から粉末のそばつゆをもらっていたので、貴重なつゆを夫に提供・・・・ああ、もったいない~、と、ちょっと思いながら・・・・
わたしはとても試食してみる気持ちになれなかったので、そばつゆスープスパゲティがどんなものか知らずに終わった~

その2
2週間ほど前にインターネット通販で買った炊飯器が心配していたとおり、だめになった。



このポチの部分が悪いようで、ふたが閉まらなくなってしまったのだ。何年か使用して、このプラスチックの部分が減ってきて閉まらなくなったのなら、理解できる。たった、2週間でいかれてしまったのは明らかに製造上の欠陥だと、夫も同意してくれた。たかが蓋、のはずなのだが、蓋が閉まらないとちゃんとしたご飯が炊けないのだ。
(写真は友人宅の炊飯器、長く使っている様子がよくわかる)

凄いのは、昨日の午後にメールで連絡をしたら、今日の午前中に交換の品が届いたのだ!
ドイツにこんなにすばやいサービスがあるなんて!日本並みか、それ以上ではないか!これは大いに評価してやろう!

さて、今度の炊飯器、いつまで働いてくれるかな~

その3
今日は、語学学校のクラスメイトのタイ人女性の家に食事をご馳走になりに行った。



私は特別にタイ料理が好きなわけではない。
が、うまかった~
食べ過ぎて、穿いていったスカートのファスナーを5センチほど下ろさなくてはならなかった。
で、そのままバスに乗って帰るのはみっともない、ということで、タイ人女性のスカートを拝借して帰った、一時太りのりす~。



これは彼女の家の炊飯器。
「故障しませんか?」
昨日から今日にかけて、自分の炊飯器に振り回されていたので、おもわず尋ねてしまった。
「全然問題ありませんよ」

ううう・・・・
もしかして、ものすごい低い確率なのに、不良品が私に届いたのかしら~

新しい炊飯器君、仲良くしてね~
(炊飯器、は男性名詞なので、君です~ ドイツ語をやっていると、物が生き物に見えてくるから不思議!いや、私だけ?)






ライスチョコ

2008年06月19日 | 食べ物
スイス在住のrunさんが少し前にnipponという名のお菓子を披露してくれた。
ドイツにはあるか、という課題を与えられていたので、今日、発表。

じゃじゃ~ん!
あったぁ!



これは100グラム入り79セント、約134円。



これは250グラム入り、1.09ユーロ、約185円。

runさんが紹介してくれた200グラムのもあったのだが、間違えて違うサイズを買ってしまった。
が、スイスで200グラム230円、ここ250グラム185円だから、内容量も多く安いのだから、ドイツの勝ち~



これって、runさんご存じないようだが、ライスチョコではなかろうか?

日本旅行で駄菓子屋に行ったドイツ人が「おお!これはうまい」などと感動し、母国に帰って製造したとか・・・・
で、商品名も脳みそ使わず「日本」~~~~
ドイツ語で日本は「ヤーパン」という音になるから、「nippon」じゃあ、一般のドイツ人は何のことやらわからないのでは?

裏を見ると、ヨーロッパ各国語で、原材料名が印刷されている。
ライスチョコ、イコール、ニッポン、ということでヨーロッパじゅうに広まっているのかも~
「ニッポン、はどこに売っていますか?」
などと、来日したヨーロッパ人に尋ねられることもあるかもしれない。


肝心の味は、やはりチョコレートの部分が日本の常識より数倍甘い。
米のパフは同じ。
私は結構気に入った。値段を含め合格
外国生活での食の楽しみは重要なのだ



追記~

ここまで書いて投稿後、義母とこのお菓子について話し合った。
60年前に「パフライス」という名でほぼ同じような菓子があったそう。
戦後の混乱時期で、今ほど甘くなく、また、チョコレート部分がパフの上に載っている形だったとか。

そんなわけで、すでにドイツで長く親しまれていると思われるこのライスチョコ「nippon」。
ふむ。






















祝!炊飯器購入!

2008年06月11日 | 食べ物


念願の炊飯器。
約半年、ご飯は鍋で炊いていた。
日本の生活でも炊飯土鍋などを使っていたので、そんなに苦ではなかったが、やはり、手元にない、のは寂しい。
たまにふきこぼしたりすると、義母がやってきて「油を入れるといい」とアドバイスしてくれる。ただでさえ、油分豊富な食生活をしているのに、せめてごはんくらい油から開放されたいものだ、と抵抗してきた。

実際、ご飯を食べるのは私一人。
義母は炊飯器買うのを反対していた。
「鍋でできる」と・・・

夫も義母を説得するのに協力してくれ、このたびやっと買うことができた~
ああうれしい~

炊飯器一つ買うにも、義母に支配されているこの家は大変なのだ。

ドイツのアジア食品を扱うインターネット販売店で買った。
中国産。4合まで炊ける大きさで(最小を選んだ)30ユーロ。約5000円。
届いた商品をよ~く見ると、日本人の目から見ると、ところどころ怪しい。
なんとな~く、安っぽい。ゴムの部分、高温に耐えられるのかな~
内釜はすでに微妙にへこんでいるし、外装もほくろのような汚れがあって取れない。
デザインまでもんく言っていられないが、この花模様、いらない~
一応、ドイツでの販売を許可されているのだから、調理中に燃えたりはしないだろうな~
火事にならなければ、いい、ということにしなくては。

50ユーロ以上買うと、送料無料、ということで、いくらかの食品も買った。



これ、「豆腐袋」(ドイツ語から直訳)と名付けられて売っていた。
あれれ?ニュージーランドでもいなり寿司のことを豆腐と呼ぶと読んだような・・・
ニュージーランドのどれみさん、確かにそうだ!


出前一丁!
これは日清食品がヨーロッパに進出して現地生産をしているものらしい。
なんとなく、安心。
が、サイズは何気に大きい。
ヨーロッパ人向けにちゃんと大きく作っているのがやっぱり、日本人の細かい発想らしくて、なんとなく、うれしい。
(もしかして、ヨーロッパ人スタッフが「もっと大きくしましょう」と考えたのかもしれないけど)

さあ、これからしばらく豊かな食生活~
うれしいな~





煎餅数種とコアラのマーチ

2008年06月10日 | 食べ物


この煎餅、メジャーなスーパーマーケットにいつも置いてある商品。
150グラム入り、99セント、約170円。(ここのところ、またユーロが上昇!)
味は「もうちょっと、しょうゆを!」といいたい感じ。




これは個人がやっているちょっと怪しいスーパーで見つけた「ジャパンミックス」。
名前も怪しい。会社名とともにあるカウボーイ風のおじさんめいた兄ちゃんのイラストも怪しい。これと煎餅は合わないぞぅ。
150グラム入り99セント。上の商品と同じ。味も同じ。
オーストリア産のようだ。では、上のもオーストリアかな?



もっと怪しい名前「ヤマトミックス」!!!
もっと頭使って名前をつければいいのに・・・
オランダ製。250グラム入り1.50ユーロ、255円。
まだ食べていないので味の報告はできず・・・でも、やはりしょうゆが足りないかも。

3種類もの日本菓子をこの小さな町に住んで半年で見つけたのだから、煎餅は世界制覇をしたと言っていい。ほんとは大きくて丸いのを食べたいのだけど。ま、いいか、おかき・あられ状態でも。

ついでに、これを紹介。


コアラのマーチだぁ

が、「Koala」と、その味kakaoとあるだけで、「マーチ」がない・・・
その下の文字は「海賊の島」(コアラが海賊の衣装を着ているイラスト)とか、「今ならおまけ入り!」などと印刷されている。
箱の印刷をくまなく見ても「ロッテ」という言葉は全然ない。
肝心の中身は、日本の製品と同じ形状。
味はやはり、こちらのほうはチョコレートの部分が甘い。
日本と同じ大きさで99セント、170円なり。

グリコのみかどは実際はヨーロッパの別の名前の会社が製造販売している。でも、「グリコ」の名前は残しているのに対し、「コアラのマーチ」は商品名も会社名も変っているのはなぜかしら・・・

ま、難しいことは考えず、要するに日本と同じようなものをここでも食べることができるのをうれしく思うことにしよう!








本格シュペッツレ

2008年05月24日 | 食べ物
5月7日に、すいとんのようなシュペッツレを作ったが、今回は正統シュペッツレだ。



これが、シュペッツレ製造器具。
地方により、さまざまな形状のものがあるようだ。



生地は5月7日と同じ材料。これをこの器具の箱型部分に入れる。



この箱、前後に動かすと、適当な量の生地が、下で待ち構えている沸騰したお湯のなかにぽたぽたと落ちるのだ。



時々かき混ぜながら、しばらくゆでる。



数分で、茹で上がり。この日はたくさん作るので、鍋のお湯は2,3度利用のため、網ですくいあげた。



茹で上がったシュペッツレの形状はさまざま。
これをソースと一緒にいただく。
写真を撮り忘れたが、きょうは七面鳥のぶつ切りときのこが入った白いソースだった。夫は肉を食べない主義なので、きのこだけソース。ああ、一人分だけ別は面倒くさい


地球の歩き方などには、チーズと一緒に焼き上げたシュペッツレが紹介されている。
義母も、その「ケーゼシュペッツレ」の作り方を説明してくれたが、ものすごくカロリーが高そうで、怖かった・・・