Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

2015年 ヨーロッパ旅行ーイタリアからフランスへ向かう

2015-11-01 18:36:56 | ヨーロッパキャンプ旅行2015年

 

ガーダー湖畔のキャンプサイトで2日過ごした後、 ミラノ周辺かコモ湖畔のキャンプサイトを探したがどこにもない。こういう高級リゾート地にはキャンパーの停車する余地がないようだ。結局海岸線へ下りてフランスへ向かうことになった。

ガーダー湖畔からミラノ周辺は平野で遠くに雪山が輝き、近くでは大理石採掘場が見えた。全部掘り起こした後はいったいどうなるのだろうかと心配している。

 

 

 

農場地帯が続きよく見てみればなんと刈り入れ真近の稲田が広がっている。もう刈り入れてしまった田もあって、この稲は陸稲らしいと思った。水田の様子がなかった。スペインのヴァレンシアあたりでは水稲で、今頃は水田が水浸しだろう。 道路際でキノコを売っている人がいた。10月はキノコの季節。イタリア人やフランス人はキノコが大好き。

 

 

カーナヴィのセッティングが悪いからか、時々とてつもない山道を通らされたり、街中の狭い通りだったりで大変な目に合う。今回も平野の田舎道は問題なかったがジェノア(Genova)の西海岸へ下りてくるのにジグザグ道で急な坂道、神経をすり減らしてやっと海岸沿いの平地にたどり着きフランスにあと40kmくらいで見つけたキャンプサイトに一泊した。

 

 

 

翌朝9時にはサイトを出てフランスを目指す。サンレモの手前の道端には温室が広がり花や野菜の促成栽培をしている。

 

 

 

 

 海岸沿いの狭い斜面にびっしり家屋が立ち並び時々狭いメイン道路で立往生したりしてサンレモの近く、こんな有名なところはキャンパーやトラックが通らないよう環状線があるだろうと思ったが、残念。

 

 

 

 トンネルをくぐってすぐ西サンレモへ下りて行った。通りは沢山の人出、そしてこんなに多くのモーターバイクが停まっているのにも驚いた。

 

 町の出口で道路工事をしているため一方通行で長い待ち時間の末、バイクの一団がやってきてそのあとから車の列。こんなに多くのバイクを見たのはベトナム以来だと思う。

 

 一番先頭の私たちのキャンパーの周りがバイクで埋め尽くされGoのサインと同時にバイクの群れが飛び出していった。本当に良くも事故を起こさないものだと思う。

 

 海岸線の道路の上空は電線が張り巡らされている。これは電動バスが運行しているためで上で接続したラインから配電されている。

 

 

 殆ど町と町がくっつきあって住宅地がどんどん山頂にあがっていく。

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2015年 ヨーロッパ旅行ーイタリア・ガーダー湖畔

2015-11-01 13:06:40 | ヨーロッパキャンプ旅行2015年

 

ガーダー湖畔のキャンプサイトは過去11年間ヨーロッパ中をキャンプしてまわったなかでも最大級だった。それに清潔で整備され、ホリデーに必要なすべてがそろっていた。

なんでも売っている大きなスーパーマーケットや、フィッシュ・アンドチップスのテイクアウエイ、コーヒーショップ、美容院からレストランも数軒、なんでもそろっている子供の遊び場とプールそして数知れぬ大小のシャレー。キャンパーの停車地は湖の横の木々に囲まれている。夏場は日陰がないとキャンパーの中は蒸し風呂になる。これは私たちの古いキャンパーがそうであって新しいのはエアーコンがあるから問題ない。

   

 

湖のほとりは歩道がめぐっていてどこまでも歩いて行けそう。ドイツを出た今朝の寒さがいったいいつの事だったかと思わせるイタリアの秋だった。

 

 

 

 

 湖の対岸は教会の尖塔が見え家々がひしめいていたり遊園地のジェットコースターの骨組みが見え、新しいカメラで117倍の望遠がきくことを発見した。

 

 ずらっと設置されたシャレーはヨーロッパじゅうの旅行会社が契約しているのもあるらしい。

 

 キャンプ場にホテルまであるのは驚き。ホテルもサイトの中の一部だから、いろいろな設備が利用できる。

 

 

 

 子供連れのホリデーに最適。娘夫婦と今年生まれた孫の3人連れで来れるよう大いに勧めたい素晴らしいキャンプサイトだった。

 

 

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2015年 ヨーロッパ旅行ーイタリアへ

2015-11-01 11:08:31 | ヨーロッパキャンプ旅行2015年

 

 高速道路での国境越えは検問もなくてスムーズにイタリアに入った。天気は相変わらず悪くて急なにわか雨や、小雨が降り続いたりしている。これが晴天ならば周囲の山の紅葉や古城を愛でることができるだろうに。

 

 

 

 この辺り南アルプスになるのだろうか、山の急斜面がヴィンヤードになっていて、ブドウの葉も黄葉しだしてきている。

 

 

途中でドロマイトの表示有り、ここが世界遺産になっていると書かれていた。 ドロマイトは南アルプスの最も明光風靡な地方で山歩きや登山、キャンプ(テントによる)に最適とのこと。行ってみたいと思うけど人生後半に入っている私たちには無理かも。

 

 

 

 山頂から中腹の住居やヴィンヤード、古城と高速道路を通っているだけでも風景は素晴らしい。山の中腹に一般自動車道路が走っているのを見つけた。高速道路を通っていなければ急坂の2車線道路を上下していたのだろう。もう50年も前、亭主が弟と一年間ヨーロッパから北アフリカのキャンプ旅行に出たときこの山道を通ったという。だから海抜2000メーター級のブレナーパスが気になって仕方がなかったらしい。

 

 

 

 イタリアも山を緩やかに下りてくると天気も少しづつ良くなってきた。高速道路と平行に走っている線路に面白い貨車が殆ど同じスピードで走っていてしばらく同じ貨車を見ていることになった。

 

北イタリアの大きな湖ガーダー湖畔のサイトを目指したのにキャンプサイトを間違ったためガーダー湖の北方山中のキャンプサイトにたどり着いた。仕方ないからまた逆戻り、狭い村の道路を通って南下する。 

 

 

古代ではローマ・ギリシャなど暑い国が文化を発展させたものなのに、中世からはオーストリアのハブスバーグ、フランスの王室、英国、ドイツ、北欧の王室など冬は寒い国ほど発展してきた。北イタリアも例外でなくミラノを中心とする経済発展地になっている。

やっぱり夏が熱い国では国民の労働意欲がそがれるのかもしれない。そんなことを思うと山の上まで開墾しヴィンヤードを作って生活している人たちは大きく見れば北イタリアの経済の一端を担っているのだと思われる。

 

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