そろそろ紅葉狩り便りも終盤の日本列島。
さてさて、本日は、
いったい?なぜ?葉は、紅葉するのか?という話題です。
それがですね、
はっきりした理由は、解明されてない!そうなんですよ。
漠然と・・・紅葉する理由として2つの仮説が有力とされている。そうです。
紅葉する理由=仮説①【対アブラムシ説】
紅葉の程度が強い気には弱い木よりもアブラムシの数が少なかった。
同じ木についている葉の中で比較しても、紅葉している葉は緑のものよりもついているアブラムシの数が少なかった。
「十分なアントシアンやカロテノイドを合成できる自分は耐性が強いのだから寄生しても成功できないぞ」と呼びかけているとみなせる。
秋に木に移る有害な昆虫に対するシグナルであり、それによって、植物自身が宿主としてふさわしくない事(毒がある事、低栄養、枯死が切迫している事等)を伝えている。
紅葉は自分の免疫力を誇示するハンディキャップ信号として進化した。
紅葉する理由=仮説②【光障害回避説】
光の少ない時期はエネルギー的に、光合成で得られる+の効果より、葉に養分や水分を送り続ける-の効果が大きくなるので、葉を落として活動休止(冬眠状態)する方が、生存率が高まる。
秋は気温が下がり光合成の機能が低下するが、紅葉することで太陽光を吸収し、葉緑体に直射太陽の光が当たらないよう(強すぎる光で葉が日焼けしないように)守るためとされている。
冬が近づくと植物は葉を落とすための準備として葉と枝の境に離層を形成する。
この離層によって、葉の中で生産された糖分は枝の方に移送されるのが妨げられ、糖分は葉の中に残ってしまう。一方葉緑体の中にある、葉を緑色に見せる色素、クロロフィルは老化してアミノ酸に分解される。葉緑体の中には黄色の色素カロチノイドも含まれている。
クロロフィルの量はカロチノイドに比べて8倍とはるかに多いため、春夏は緑の葉に見える。しかし秋になりクロロフィルが分解されると緑色が消え、隠されたカロチノイドの黄色が表にでてくるため葉は黄色くなる。イチョウなどはこのように黄葉する。
カエデなどの葉が赤くなるのはこの時、これらの糖分やアミノ酸を材料にアントシアンという色素が合成されるから。褐色になる場合も赤色と同じ仕組みで、フロバフェンという色素ができるため。
カロチノイドとか、アントシアンとか、
紅葉するには、難しいメカニズムが潜んでいるのですねえ。
ほんと、まいってしまします。
不思議ですね~植物って。
アブラムシだの~光障害回避だの~
とにかく、ちゃんと、
生命を守るため紅葉し、落葉するのです。
赤や黄色におめかしして、それぞれの空中遊泳を楽しんで、
そして、
葉を落としても、ちゃんと冬芽を用意していて、春まで待っているのだそうです。
今日は、福岡初雪の予報。
寒いです。
【写真】は、
すべて、岩国にて。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日はこの辺で
紅葉、黄葉・・・
深く考えたことがなかったです、
其方は雪の予報ですか、 寒そうですね
どうして紅葉するのか。。考えたことなかった(笑)
いつもはなこころしゃんのブログで
いろいろお勉強するkoumamaです(笑)ありがとうございますぅ。
あら?昔々≪四半世紀以上前≫、科学のひろばで
紅葉を化学的に実験してみせてもらたのですが・・・
メカニズムは全く覚えていないけど(笑)
緑の葉っぱが、黄色や赤になったなあ~
いろんな仮説が、あるのですね~
難しいですね~!!
落葉樹の葉は、落ちて分解され
そして土に還ってくれます
僕なんぞは、ただきれいだなあとか
冬になったんだなあとか思うだけです(^o^;)
はなこころさんのように
「おめかしする」と言う
とても素敵な発想力が欲しいです☆
あの鮮やかな赤には元気をもらえますよね~
勉強になりました。
美しくて
しばらく見入っておりました
動物 植物
生き物の不思議には 本当に頭が下がります
人間にはまだまだ わからないこと
たくさんありますね
仮説①も面白いですね。
こちらは、今朝5㎝ほど積もりました^^
したっけ。
そうですか~、紅葉と簡単に言ってますが
難しいメカニズムが潜んでいるのですね~
福岡は雪だそうですね~
私のブログは”晩秋”ですよ!(笑)
紅葉のメカニズム、まだ解明されていないんですね!
こちらは、市役所前に小さな銀杏並木があるのですが、
毎年台風の後、黄色くなる前にほとんど落ちてしまいます。
近所のお寺の銀杏も、今年は全然ダメですね~~~
葉が緑のまま落ちています。
テレビのニュースで福岡に雪が降っているって!
初雪!寒そうですね。