青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

上京堀川うえいあはね北小大門町奥入リ朧月見夜五十一

1583年02月24日 00時00分00秒 | 投稿

あ、鯨の寿司はな、高いけん京には滅多に無かったとぞ。あったのは一見さんお断りの公家向けの鮨(すし)店、高級料理店、高級旅館、芸能人向けの配達料理店、ねお。

あ、海亀はな、吉祥なもんだけん、鍋料理でねおで異星人に写真添付で出されおった。

膳の大広間でな、喰い過ぎで業の深いタンチョウの足首ばスカした所以の金属の糸で結んでから、宴会で酒飲みながら食事中の異星人、臨時の相席が上等なら来いや、に乗った系四百名、七星籍、五人種に歩き方ば披露して頂いてから、残虐な視界の調理模様、何らかの映像、記憶やらによる人生への抱きつきを、タンチョウがいつぞやに歩いた湿地に追い込み、消しおった。
一カ月でバイトが終わったらお役御免でから、その内このタンチョウはまた湿地に行って飛翔する。
華頂系によるとこの時、何百人かけるバイト日数分、消す事になるだと。
タンチョウは漏れ無く喜びおった。
“別の世界から来た蛙への罠編み人種だから醜いアホを消す義務を分かっているクチバシの筈、なのに今はあたしの美しい姿を見て羽つつきの時”と脳波で分かりおった。
にやにやと照れ。

ある建物内部の支配人は不在だったがそこは絹織物技術の指標展示場だった。
動力源は無く、禁断の永遠運動にあったそこは表面に無数のつまみが並ぶ配電盤状、高さ三メートルを高速に上下する十二角形の銀の柱、ダンスホール天井の球光が埋まる三十畳の木造の部品がひしめく広間で、異星人の来訪、検分に会っていた。
入口の扉、鍵は無い。意欲、権能伴わぬ者の後の人生をいと厳しく逃がさず叩くと知るのが京の民度。誰も、近くに行かんもんだから、誰も知らんかった。施工業者曰く“無機質な役人文句の依頼に従い、作らねばならない”。
ねお来訪の月人の一派に見つかり、“技術発展の未来”に関する関心の的となっていた。
ところで、一派の行動とは火星人による真剣な関心の的となっていった。
あまりに派手となった視野、以降の検分意欲の根元を見据えるべく、指令が下っていたねお滞在の火星人十名は、その無人施設を訪れる事とした。
縦二十四センチ、横十一センチで三分の一に画面が埋まる端末に烏丸御池(からすまおいけ)から北西の押小路(おしこうじ)通、東桐院(ひがしとういん)通、車屋町通に囲まれた地帯が青紫の道に囲まれ表示されます。
すると、今正に中に入ろうとしていた月人の一派六名の女性に追い付こうとした形となった男女半々の火星人十名は、気付かれてしまいます。気づき、への気づきは両者に共有される。
多いに気まずい時が訪れる両者。何故なら、月人は次の順番を思いやるべく、早めに検分を切り上げるべくとの思いが湧きますが、“駆動力を何分以内に文学的に掌握出来るか否か”との指令は無視出来ません。
まして他星籍が背後に待つとなると、検分力への濁り、思いやりの混在も無視出来ません。
一方火星人は、“思いやりなど期待してはいなかった”と伝えるべく、待場から去っておこうか、との議論が湧きます。しかし、その間の行く宛てはありません。
月人の順が終わると、両者はすれ違いの時がありました。
それぞれの言語、笑顔で“お気になさらないで下さい”と交わし合います。
ヘソを出して、胸部分は黒のスカーフで多い、上下は真っ赤のフラダンス衣装に身を包んだ、若き頃からの芸能への専心により身長は百四十六センチと小柄な二十四の、これまた女優の北側氏と似た月人は、“互いの、すれ違いとはならなかった圧搾の衝突”を霧散すべく、即興での芸徳、舞いの披露。
腕を振り上げ真っ赤な袖をしならせ、体を回転させ、首をすくめては左下に俯(うつむ)かせ、両手の手首、肘は体の側面でやや曲げて静止、する顔は、“困窮の表情にありつつの謎の自己叱咤に律動された私を見て、謎を問おうとしても困窮の表情と私への自己叱咤が、即興な舞い舞台、滑稽さへの視認命令による失笑で霧散されて、霧散を避けるべく一連の理由を追おうとしても、私の舞い、しなりと定期小停止、の自在なる滑稽さへの専心で、毎度霧散されるでしょう”と、人間の身体運動と衣装の舞い、踊り子と、裏方の楽屋の衣装裁縫師との間に関する理解。
真剣な舞いとは裏腹の表情とは、爆笑を誘う、過剰な困窮さ、自己叱咤。
火星人は無言の茫然、絶賛。
“芸能だ。
文明運営の中枢資源に近い筈だ。
必ずだ。
女王が統べる。”
結局、両者の検分とは偶然のすれ違い、とはならぬ衝突により、予定通りには行きませんでした。
頭の駆動が検分とは別の方向性、他者理解に牽引されたからでしたが、“何故、月と連絡状態にある金星、もしくは京は文明利器による律動がこうも過剰なのかを、注意しないのか”への回答の方向性は、寸劇なる芸徳、で報告書はまとめられてしまいました。
彼らはそれぞれ、過剰律動を警戒すべくの任にありましたが、さっさと俯瞰(ふかん)結論を提示すると、“ねおの血流を止めようとした”への喝に出会ってしまったのです。
統括者不在なるも、京を含めもう、誰にもそれは許されなかったのです。
何故、月人は現場に向かう馬車での会話を含め、背後に注意が向かうべく視野が広かったのか。
ねおを含めて、高級料亭での食事、特に氷水と鯨がネタの鮨が、外界由来の感動意欲を旺盛にしていた、からでした、と俺は言う意欲。

あ、鯨ネタの鮨はね、顎と胸の間が高級との被認定の愉悦を浴びておられた、でからねおの十六人収容の膳の間でアメリカのネバダ州上空で停泊中の宇宙船での職務を担当していたグレイ十名と、五名の色黒グレイ、月の裏に駐留していた軍人は品質を見抜いた。両者はねおの異人種、異星籍間の相席上等の即興宴会、百七十名に参加し、硝子の自動扉を出た廊下で出会い、会話が盛り上がった結果、鯨料理の会席を選んだ。
その前の大広間で照明消しての暗闇、及び照明有りの小舞台で披露(ろう)されたのは舞い、歌、明らかに間抜け発音と平行の即興演技。頂点評価は月人。“しかしあんたら芸能界の周辺流通の、過去遠くに注入され済みで以来公知の麻薬経済による推力を匂うんですが”。
両者は廊下で希少状況下のみ鋳造なる唯一の鍵穴の気付き、話題で盛り上がった。
鯨の顎と胸の間の質たるや、四十個で乗って来た笹の葉は伏見の銘水の青紫、朱色、緑で色付けみぞれ氷、ユリの花、スズラン、貝殻、タニシを納めた氷、装飾と容易に分かる海草、ヤギの顔を描いた石を納めた氷を、伴っとるとぞとの登板でから、視界を奪う。
鮨が挟んでいたのは紫蘇の歯、ワサビ、カラシとイカの磨り潰し、微量の蓮根。薄い緑色の合成金属の細い急須に入った三種の醤油。
ネタ質とは精妙、高貴、異界風格漂う神威、海の波を喰らわすが如くの剛毅なる固さ。
“これは高価と見る”
“何故だ、を問わせんここの営業と言い、地球の息吹が満つ”
とにかく、鯨ネタは両者の出会い、希少なる鍵穴への偶然の鍵となった。
“そうなったなら、突っ走って喰うしかないですよここのやたら気合い入れた絶品品目とか異星人の歌やらを。”
先端部は小さく丸く、そこから二センチに左右に開く、固い口がある串は対象に刺したら、口が引っ掛かる構造。
小皿の醤油は、しかし大いに鮨に付けにくい、のをねおは知っていたが、“文化理解の強要を御食事の前に脳に強いる個とになる”。
小皿で醤油をかける、が毎回やっとったら醤油が無くなる。鮨は氷で十分冷たい。四十個はすぐに消えた。ちなみにこれは当日の料理の“帝、てい”ではなく“僚、つぶさ”。前の前ぐらい。
“帝”は子牛のハゲ頭部の丸焼きだった。
これは非倫理行為の数々を克明に記録させ続けた業深き者。喰えば、考え事をしながらといった不埒喫食領域と類似評価なる一生分の罪が、量、件数を問わず消える。これには食事の順番、視界、味、香り、花火とかが要る。
鯨鮨を空にしたら、笹の葉の底にみぞれ氷に埋まったイワシが居る。これは次の料理、“醤、かん”への皿。
全員は“意識狙い”と分かった。喰う、喰わないはそれぞれ。刺激への正対が十分なら、“不可視領域からの人生へのうざさ、人生をうざくしてくる力”が消え、意識拍動が活気付いた。
子牛の生前を見抜いたのは異能力者のみ。“こいつアホを選びしアホを見抜かれ、そして私に”。
給仕が来て、皿をお下げする。
その際、頭に響く声色で見抜かざるを得なかった。“鮨がご好評を頂いた”
そいだもんで、また出さざるを得ない。ノリ重視、とは非明文にしてこれへの無言の専心が方針、とされていたかどうかについて思考、雑多領域への歯を動かさせないのがねおの厨房。
もう一遍、鯨鮨四十個お待たせ致しました。
“・・・・・・・・・何故。”思案への無言が膳の間を包む。
「誰か注文と受け止められかねない言葉を発しましたか。」
“・・・・・・・・・(問い詰め何ぞ、しにくい議題だ、と言う事を今は分かりにくい、間にある、という事を・・・うひゃひゃひゃひゃ、喰い物の旨さとこの手の、もう一遍喰らえの暗示となると、遊園地経済の駆動力への子供の無言なんだが、解析が出来んまま笑ってしまう状況ぞこれは。)”
喰わん。それは礼を失する。やり直せ、という意味か。脳をどうにか佇ませろ、か。
膳の間は思い出す。
“そうなったなら、突っ走って喰うしかないですよここのやたら気合い入れた絶品品目とか異星人の歌やらを。”
四の五の言わんで喰おう。
ワサビとカラシイカがご好評だった。
“・・・・・・・・・そいだもんで、また来るんか四十個が”
一同は無言のまま疑念を共有する。
そのまま失笑、次に爆笑に雪崩れ込む全員。
うすはなだ色の厚さ二十五センチ、一・二メートルの正方形の座布団、足元には空調の空気排出、吸入口、薄い緑色の光、青い光、空気を浄化するセラミックの石を備える、八名ずつを両辺に収容する長い掘りゴタツ状、
http://www.colordic.org/colorsample/2081.html
http://www.yume-h.com/design/japanese/04.php

畳は二日日毎の交換で常に新品の緑色、透明硝子の自動扉、電灯、掛け軸無しの書院造(しょいんづくり)風そこらで寝転がって腹を抱えて笑う一同。
(互いの職務では共通の話題は無い筈なのに、ただの偶然の鍵穴からここまで爆笑を流し込むなんて何だこの宿は。
何で身長三メートルの人が身長四十センチの人と廊下で口論しているんだ。)
あ、百名のグレイは滞在先は、適当なくじ割り振りでねおは、二割だった。残りは五派に分かれ近くの口の固い高級宿へ。一派は運悪く、郭の隣の宿に当たった。全員が感得する。“近くに鬱積にまみれた人間が住んでいる。気分が悪い。”神泉苑通、は当時無かったでそこ。鬱積人間と彼らの間とは俺の見では、便所や祭祀場へ通じる廊下。
これは酷い。全員極烈パイセば喰らっとった。旅行では真反対を浴びるべしなのに。
後にねお派の感想と遭遇し、多いにへこんでおられた。これはいたたまれねー。

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