想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

夏の予感がする陽ざし

2008-06-08 13:56:27 | Weblog
     昨日は早起きして、バラのふくらんだ蕾にくらいついている虫を
     むきになって取って歩き、ひどく疲れました。

     虫をみつけると自分で気づいて変だと思うくらい、胸の奥がドキッとします。
     「かーっと頭に血が昇って」やっちまった、という話がありますが
     あの、カーッとくる感じはこんなふうにドキドキから始まるのだろうか?
     などと想像します。ドキッとする感じがけっこう激しいのです。

     バラの蕾を守ろう、守ろうというこの気持ち、実はあまり好きではない。
     なんだかちょっとカナシい感じが伴います。
     それでも虫をつまみ取らないと、バラは咲きませんし、
     困ったもんです。闘いなのだなあ。
    
     疲れたので休憩、陽のぬくもりで石があたたまって気持ちいい。
     テキトーにやりたいなあ、なんだか競争するのはいやだ。



     夕方から雲行きが怪しくなって、通り雨だろうと
     たかをくくっていたら、けっこうな土砂降りでした。
     夜になって、ベイビーの用足し散歩に出たとき、空には
     星が出ていたので、ほっとしました。
     ここで気持ちよく晴れる日は、本当に少ないのです。
     日曜日くらい晴れていてほしいと、この季節になると
     特に思います。




     さて、昨日の雨で流れてしまったニームをもう一度撒きに、
     これから出動です。
    (今朝も早起きだけど、ぼんやり考え事しながら歩いただけだったので)

     なんだかんだ思っても、春と夏がいっぺんにやってくるこの季節
     命の格闘なんだから、うさこもバラを守りに行くとするか。
     記憶の中の夏に、目の前できらめく光が重なって
     何かが活き活きと動き出す気配を感じます。
     人間はエラそうにしてるけど、動物や植物とこの点でまったくいっしょであります。


 
    





コメント (4)
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