When the Wind Blows (1986) 風が吹くとき
日本語吹き替え版は大島渚監督、
声は森重と加藤治子。
サウンドトラックを繰り返し聴いた。
エンドのFolded Flags はロジャー・ウォーターズ。
歌声を聴きながら目を閉じる
その風に怯えた日々の
もろもろの記憶が落ち葉の下に
折り重なっていく
腐葉土が春の芽吹きを助け
鳥のさえずりが戻り
生い茂る草の熱れ
恐れを知らず貪る者が
悲しむものを嗤っている
勇気でも賢さでもなく
恐れないのは想像すらしないから
悲しみ続け 恐れ続け 祈り続ける
這いあがり 起きあがり
憂いに沈まず
底を蹴って 起き上がる