無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

国民の情報源はマスメディア…その1

2009年09月08日 | Weblog
相変らず、マスメディアは「世論はどうのこうの」といって新政権を批判的に報道しているが、タイトルに書いたように国民に判断の情報を与えているのはマスメディアなのである。

マスメディアが情報操作・世論誘導しておいて「世論は」として、

■「高速道路の無料化」に反対=65%(賛成20%)

■「子供手当て支給」に反対=49%(賛成31%)

■民主党大勝の要因については「有権者の政権交代願望が大きな理由か」という問いに81%が「そう思う」と答え、「政策への支持が大きな理由か」との問いには「そう思う」が38%(思わないは51%)にとどまった。(朝日新聞2009/9/1世論調査の記事)

■北朝鮮に脅威を感じる=81%(読売新聞世論調査2008/10/14~15)

北朝鮮への制裁を強化すべき=88%(同2009/9/)

■憲法改正賛成=51.6%(読売新聞世論調査2009/4/3)

改正賛成の人に理由(複数回答)を聞くと、「国際貢献など今の憲法では対応できない新たな問題が生じているから」49%(昨年45%)が最も多かった。インド洋での給油活動、ソマリア沖の海賊対策への海上自衛隊派遣を巡る議論などを通じて、憲法を見直そうという意識が高まったようだ。
戦争を放棄し戦力を持たないとした憲法9条については、「解釈や運用で対応するのは限界なので改正する」38%が最も多く、昨年(31%)から増えた。

M:同紙の2004年世論調査では憲法改正賛成=65.0%だったそうだ。
同紙社説等では「政府が憲法論議を進めなかったせいで、国民の意識が低下して賛成が減ってしまった、嘆かわしいことだ」としている。

どうも、書き始めるとタイトルと違った方向に行ってしまう。今回は、国民がブレるとか、国民はその時の風で右に行ったり左に行ったり目まぐるしく変わるとか、国民を批判する(軽視する・馬鹿にする)が、国民に情報を与え、正しい判断をさせるのは、マスメディアの使命であり責任なのだ。国民がブレる、などと言う前にマスメディアはその報道姿勢を反省すべきである。

と結論を先に書いておいて、北朝鮮と憲法改正について出たので、少し余談として書いておく。

国民洗脳のマスメディア世論誘導に「科学的考察」を持って対抗しよう!

先ず、いつものようにナチスドイツのゲーリングの証言から入る。

「(国家権力に国民を従わせる)方法は簡単です。

一般国民に対しては“我々は敵に攻撃されかかっているのだ”と伝え,戦意を煽ります。

(それに反対する)平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。

このやりかたはどんな国でも有効です。」


で、これを頭においてもらって、次の「北朝鮮脅威81%の国民に対し、あるブログから批判記事を引用

(引用開始)
北朝鮮が脅威だという認識を強めた人が81%に達したという事実は嘆かわしいと思う。

北朝鮮の脅威を過剰に煽りたて、軍国主義化を推し進めようとする勢力(国家権力=日本政府)、北朝鮮の核実験を利用して日本の核武装を企む勢力のほうがはるかに脅威であることに気づいていないのだろうか。

北朝鮮の核実験など、やつら(当時の政府・当時の政権政党)の危険性に比べればはるかに足元に及ばないのである。

そういった単純な事実に気づかないほど、日本人の脳みそは退化しているのだろうか?

北朝鮮の脅威を恐れ(81%の国民)、制裁を叫び(88%の国民)、支持している連中は、安倍ファシストをはじめとする北朝鮮の核実験を利用して戦争と核武装をしたい連中や御用マスコミの手の中で踊らされている単細胞に成り果てているのである。

いい加減、日本人は目を覚ましてほしい。

60年前の戦争の愚行を繰り返してはならないのである。…引用終り

ナチスドイツの指導者の言葉をもう一度噛みしめて下さい。


また中途半端ながら書いている時間が無くなった。

このまま次回に続きます。またね。