「のぼうの城」(犬童一心と樋口真嗣の共同監督、原作とシナリオ和田竜)という映画を観た。
昨日、テレビでやっていたのを録画しておいて今日観たのです。
この映画は、映画館で観たかったが、なぜか忙しくて観られなかった。
戦国末期、石田三成勢の2万人の大軍に屈せず、たった500名の兵で戦い、
勝利した実在の武将・成田長親の姿を描く映画だった。
この忍城(おしじょう)は、埼玉県の行田市にあるんですね。
こんど忍城址を見に行ってみたいと思う。
野村萬斎演じる「のぼう様(でくのぼうの意)」こと成田長親の田楽踊りが素晴らしかった。
さすが、狂言師だと思った。
>埼玉県の行田市にあるんですね。
そうなんですか?
それなら映画観てみたかったです。
(やっていたのは知っていたのですが・・・)
この「のぼうの城」は行田市にあるんだそうです。
いや、あったそうです。
昨年、「朝イチ埼玉応援団!」というTBSラジオの番組で知りました。
私は、軽井沢に住んでいても心は埼玉県人なんです。
その奥底では茨城県人なんですが・・・
いつか行田の忍城に行ってみたいです。
http://www.city.gyoda.lg.jp/15/04/12/meisyo/osizyou/
しかし、領民から「でくのぼう」「のぼう様」と言われていた領主一門の成田長親は、確かに軍使長束正家の傲慢な振る舞いに腹はたったのでしょうが、既に豊臣側に臣従意思を表明しているのですから、民をくるしめたくないので、申し出は言うまでもなく受け入れるが、その旨を豊臣側に確認してほしい」など、冷静に説明するべきだったのではと思います。戦で苦しむのは民衆です。漫画材料としては、でくの坊、水攻め、最後まで抵抗貫徹など興味尽きないものが少なからずありましょうが、回避できた戦争を武士の意地などで開戦して、民衆に苦しみを与えたことよくなかったのでは。
ろくな領主でなかったがゆえに、結局、大名として存続することはなかったのでしょう。これは、作者にかなり「脚色」されていると判断して、途中で見るのを止めました。
> 回避できた戦争を武士の意地などで開戦して、民衆に苦しみを与えたことよくなかったのでは。
KANDAさんのこの意見に同感です。
ただ私はいろんな人間の生き方に興味があります。
ですから人間のことを知りたくて小説を読み、映画を観て、音楽を聴き、絵画を見ています。