土曜ワイドからのプレゼント

2001年10月27日 | ラジオ

昨日、会社でとても厭なことがあった。
それで、昨日の九想話はあんなことを
書いてしまった。

夕方、団地の駐車場に車を停め、
わが家のある5階建てのコンコースに入り、
エレベーターのボタンを押す。
たいがい夕方は、エレベーターは上の階にあがってる。
5メートルほど離れた郵便受けの中のものを取ってから、
降りてきたエレベーターのドアが閉まらないうちに
乗り込むというのが、いつもの私の日課です。
昨日は、広告のチラシだけとはちがう厚みがあった。
チラシを1枚1枚めくっていくと、
B5ぐらいの封筒があった。
差出人を見ると「岩波書店」と書いてある。
なんなんだと思って、封筒の中を見てみた。
赤い表紙の岩波新書がビニールの袋に入ってあった。
「エノケン・ロッパの時代」矢野誠一著
その本を見て思い出した。
「永六輔の土曜ワイド」に矢野誠一が出て、
その新書の話をしていた最後に、
「10人にプレゼント」というのに私は
ハガキを出していたのだ。
それに当選したようです。
うれしさがこみ上げてきた。
会社であんな厭なことがあった夕方に、
“神様”はこんな素敵なプレゼントを用意していた。
あのハガキには、以下のようなことを書いた。

 毎週、土曜ワイドを楽しく聴いています。
 私は、「九想庵」というホームページを
 作っていまして、そこに「九想話」として、
 毎日エッセイを書いています。
 そこに、土曜ワイドのことを書いています。
 土曜ワイドはほんとうに勉強になります。

これからも、九想話に「土曜ワイド」のことを書け、
ということかな。それでは、

今日の「土曜ワイド」には、野坂昭如が久しぶりに出た。
彼は、永六輔から「テロ」「アフガニスタン空爆」
「自衛隊派遣」などのことをきかれていったことは、
「あきらめましょう」ということだった。
野坂らしい“皮肉”だと思った。
私のこころにすとんと入ってきた。
あんな政治家たちだものどうしょうもない。
その野坂が、こんど土曜ワイドに出たときは、
「がんばりましょう」というかもしれない、
なんていっていた。

 

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